トランプ米大統領の「エルサレム大使館移転宣言」で中東はどうなる!?重信メイ氏、蟹瀬誠一氏に緊迫する中東情勢の行方を訊く(2017/12/11)

12月11日のニューズ・オプエドは月曜レギュラーのスポーツ特集を変更して、先日のトランプ大統領の「エルサレム大使館移転宣言」によって緊迫する中東情勢を受けて、レバノン在住のジャーナリスト、重信メイさん、そして先月お仕事でイスラエルに行ってきたばかりの国際ジャーナリスト、蟹瀬誠一さんをゲストにお迎えして、中東の今後を語っていただきました。 

【川島ノリコアシスタント】
トランプ米大統領が、今月6日の午後に「エルサレムをイスラエルの首都として公式に承認する時と決断した」と述べましたが、この発言が世界的に大問題になっています。

【上杉隆アンカー】
この発言の時にはもう日本に来てたんでしたっけ?

【重信メイ氏】
いえ、まだレバノンにいました。

【上杉】
どんな感じでしたか、雰囲気は?

【重信氏】
もちろん怒りは高まってましたし、まだデモとかは出ていなかったんですけども、「こんなことを勝手にアメリカが決めるもんじゃない」っていう怒りが大きいですね。アラブ世界だけでなく、イスラエルは宗教的聖地なので、かなりの人達が影響されるという感覚があるので、怒りは広がって行くばかりで、トルコやジャカルタでも大量の人数のデモが出ているという感じですね。

【上杉】
今現在イスラエルが占領しているエルサレムは、3つの宗教のふるさとと言われてます。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教ですね。人類の歴史の不思議ですが、なぜ一つの場所に…?

【重信氏】
古い宗教の影響を受けて、その中から新しい宗教が生まれてきたりしているので、私はだいたい同じ場所が聖地になるのは、おかしなことではないと思います。イスラムが一番新しい宗教ですが、キリスト教やユダヤ教の影響も受けてます。サウジのメッカも元々はイスラム教の聖地ではないんですね。ユダヤ教の父と言われるエイブラハムが作った聖地なんです。

【上杉】
宗教が派生することによって重なってくると…考えてみると仏教もヒンドゥーの一分野ですからね。たしかにそうですね。

【蟹瀬誠一氏】
ユダヤ、イスラム、キリスト教の難しいところは、一番新しく出てきたイスラム教のムハンマドが一番地位的に上なんだという発想があるから…。

【重信氏】
それはどの宗教もありますよ。ユダヤ教徒は自分たちが選ばれた民族だと思ってますし、キリスト教徒もイエス・キリストを通して自分たちは神に選ばれ、天国に入ると思ってますし、イスラム教徒は一番最後の預言者であるムハンマドが一番だと思ってますし…「自分たちの宗教が一番」というのは、残念ながらどの宗教もそう思ってますね。

【上杉】
で、このエルサレムという町がどういうところかというと…蟹瀬さん、先月行かれたんですよね。

【蟹瀬氏】
イスラエルの中の旧市街、最大の都市ですけど、2番めの都市であるテルアビブは近代都市なんですんが、エルサレムはそこから車で2時間ぐらいですかね。歴史的な建物が多く、かたやイスラムのモスクがあり、ユダヤ教の地域もあり、うまく地域が分けられてはいるんだけど、そこに緊張がある…という感じですね。

【上杉】
よく映像で見るのは嘆きの壁とドームですね。

【蟹瀬氏】
嘆きの壁っていうのは俗称で、祈ってる姿が泣いてるように見えるところから「嘆きの壁」と言われるようになったんですね。

【上杉】
今回エルサレムがイスラエルの首都であるというのを、イスラエルの首相でなく、アメリカのトランプ大統領が宣言することで大きな騒動になってると…なぜアメリカの大統領がこれを言うんですかね?

【重信氏】
アメリカはもちろん昔からイスラエルとの関係が強いので、歴代大統領がイスラエルはアメリカの一番の友人だとか、エルサレムがイスラエルの首都だとか言うんですが、ただ、実行には移さなかった。それはエルサレムという場所がいかにセンシティブであるかを知っていますから。

【上杉】
トランプ大統領がTwitterで「歴代大統領も同じことを言っている」という動画をだしていたので、それを見てみましょう。

※動画はトランプ大統領のTwitterで御覧ください。

【上杉】
たしかに歴代大統領、言ってましたね。

【重信氏】
ただこれは皆、(選挙の)キャンペーン中の発言なんですよね。

【蟹瀬氏】
ユダヤ・ロビーはアメリカでは最強ですよ。資金力、政治的な影響力はアメリカの議会に行くとよくわかって、特に選挙の時期が近づくと、こういう発言はするんだけど、実行には移さない、と。93年にはクリントン大統領が仲介してイスラエルとパレスチナがお互いの存在を認めあうような「オスロ合意」が調印されました。しかしあのあとイスラエルのラビン首相が暗殺されて、中東の状況はもとに戻ってしまった…そういった非常に微妙な外交の状況があるんですよね。

【上杉】
言うだけだったら中東の方は動かなかったわけですよね?

【重信氏】
言うだけで実行されないなら、そういうものだという認識があったんだけれども、トランプ大統領は「私たちは大使館をエルサレムに移転する」そして「そしてエルサレムを永遠の首都(エターナル・キャピトル)として認める」と言いました。これは傍観者としての発言ではなく、イスラエル政府がよく使う表現です。1947年に国連が「二つの国家」という考え方を出した時に、エルサレムだけはどこの国家のものでもない「国際地」にして、パレスチナでも、イスラエルでもないと…。

【蟹瀬氏】
パレスチナ自治政府も、一つの国として認められたときには、そこ(エルサレム)を首都にしたいという希望は出てるんですよ。

【重信氏】
ただ、それは東エルサレムを指してるんですよね。エルサレム全部ではないんです。イスラエルはそれに対して「全部が私達のエルサレムだ」と言ってるんです。それを歴代のアメリカ大統領たちは「一体化したエルサレムがイスラエルの首都」と認めているわけで、パレスチナ側の言い分を認めてないわけですね。

【蟹瀬氏】
2014年の4月に交渉が止まっちゃって、すごく悪い状況の中でトランプの過激な発言が出たわけですね。

【上杉】
エルサレムの写真が出るかな…?

【上杉】
これは蟹瀬さん、どこなんですか?

【蟹瀬氏】
右側のほうがいわゆる「嘆きの壁」ですね。その向こう側にイスラムのドームがあります。二つの宗教が共存してる感じですね。

【重信氏】
さっき言った「聖地が一体化している」というのは、ユダヤ人たちはあのドームの下にソロモン王の宮殿があると言ってるんです。その上にイスラムのドームができてる、と。だから一つの土地なんですよ。下にある宮殿の壁(嘆きの壁)だけが残っているとイスラエル人は思っているわけです。

【上杉】
これは…?

【蟹瀬氏】
これはどういう気持で信仰している人たちが嘆きの壁に向かっているのかなと、自分でもやってみないと気持ちがわからないと思ったので…。

【上杉】
話を戻しますが、アメリカはエルサレムに大使館を移すと言ってるんですが、はたしてそんな場所があるのか?警備も大変だし…どういう考えなんでしょうね?

【重信氏】
90年代にこの問題が出た時は、一回ストップがかかったんですね。その原因は、アメリカが使おうとした土地が、違法にイスラエルから買った土地だと判明したんですね。この土地はイスラエルが追い出したパレスチナ難民の家族のもので、南米に住んでいるそうです。土地はそのパレスチナ人の家族が所有権を持っているのです。

その後イスラエルが「軍事法」というものを作ったのですが「土地が放置されていたら、その土地をイスラエル政府が没収する権利がある」と言うものなんです。でも追い出されたパレスチナ難民は自分の意志で土地を放置したわけではないのです。そういう方法で没収した土地をアメリカに売ったのかもしれないということなんですね。

【蟹瀬氏】
入植地をどんどん作っていって、「ここは我々の陣地である」ということで、イスラエル全体の地図の中をおさえていってしまおうと。

〜中略〜

【上杉】
中東の地図を見ておさらいしましょう。トルコの南にシリアがあって、その西にある小さな国が重信さんが住んでるレバノンです。この南にイスラエル、パレスチナがあります。この狭い地域に今回世界の注目が集まっているということなんです。

今背景も含めて話をしてきましたが、なんでこういうことになっているのかということで、前回重信さんがオプエドに出たときに「これからこういうことが起きますよ」と説明するための図を書いてくれました。それがこれです。

今回のエルサレムの関係で言うと、左端のイラン、そしてヒズボラ、これが結構ニュースに出てきます。このヒズボラというのはアメリカのニュースなんかを見てますと、いかにも「反政府組織、テロリスト集団」のようですが、実際はどうなんですか?

【重信氏】
実際にはレバノンの合法的な組織で、与党だったり大臣がいたりします。ヒズボラはレバノン人が作ったレバノンに根付いた組織で、かなりの人が支援しています。サウジなんかが「レバノンはヒズボラを排除するべきだ」などと言いますが、そんな問題じゃないんです。国の手が届かない地域の福祉援助をヒズボラがやっていたりするんですから。イスラエルから攻撃を受けた時に、レバノンの軍が攻撃すると国と国の戦争になってしまいますが、ヒズボラがそれに対応して、バッファーゾーンのような役割も果たしています。

【蟹瀬氏】
テロリストとかテロリズムとかよく使われるんだけど、アメリカのメディアを見ていると、アメリカの思想に反対していて、武力を行使して人を殺しているとみんなテロリストになるんですよね。アメリカの利益のために暴力を使って人を殺している人は「フリーダム・ファイター」って言うでしょ?これは独善的で、日本のメディアもそれに追従してしまいがちだけど、そうやってシロかクロかを色分けしてしまうっていうのは、怖いんですよね。

【上杉】
そして自分の側が常に正しい、となってしまうのが日米のメディアの特徴ですよね。

【重信氏】
日本がアメリカの政治的なジオポリティクス(地政学、地理的条件)のための、プロパガンダ的な報道にくっついていくのはおかしいですよね。日本は日本の枠組みの中で考えればいいのに、もう全部アメリカぴったりでやってるから…。

【蟹瀬氏】
戦後の日本の政治構造はアメリカにくっついていくように人も選ばれ、組織も作られ、メディアも…そういう歴史の中でやってきたから。

【上杉】
まさにいま重信さんが指摘したように、今回のトランプ発言について、だいぶん官房長官も含めて追認したような発言があるんです。一方で同じ同盟国のイギリスは明確に反対しましたよね。日本の政府はどうしてアメリカ側の方に必ず寄るか?これはまあ、蟹瀬さんがおっしゃったように「自己決定できない」と、まさにそのとおりなんですが、この判断は今後どのように影響するか、想像できますか?

【重信氏】
日本の政治家はそのほうが無難だと思ってるんだろうけれども…たしかにアメリカは大国だけれども、中東とこれからもビジネスをやっていくことを考えると、気をつけないとこれまで「友人関係」とみられていたところも変わっていく可能性がありますよね。

【蟹瀬氏】
日本は中東のゴタゴタ、戦争には距離をおいたほうがいいと思う。かつて石油欲しさの「油外交」なんてことも言われたけど、わかってない人たちがそこに首を突っ込むのは非常に危険。一方的に「アメリカの言ってることは正しい」というのもおかしいし、フランスやイギリスのように「明確に反対」というのも現実的には言わないほうがいいと思う。

【上杉】
そういう意味では、蟹瀬さんがさっき言った科学技術とか、そういう日本が得意とする分野で各国とやっていったほうがいいのかな、という気もしますね。…質問もありますか?

【川島】
「もしトランプ大統領のエルサレムに対する言動を日本が支持してしまったらどうなるのでしょうか?」という質問です。

【重信氏】
立場が問題ですね。「この国はどういう立場なのか?」と、そういうことが政治にもビジネスにも関わってきますよね。

【蟹瀬氏】
アラブとも仕事をしてるし、イスラエルともしてるわけだから。

【上杉】
これ、もしかして、頭の体操ですけど「日本も大使館をエルサレムに移します」と言ったらどうなっちゃうんですか?

【重信氏】
それはもう、完全に敵対することになるでしょうね。

【上杉】
いやもう、安倍さんが何言うかわからないから。「そんな事言わないだろうな」という、まさかのことを言ったりするんで…。

【重信氏】
でも大使館を移転するというのは大きなことですからね…そう簡単にやるものではないでしょう。今回のトランプ大統領は、自分の娘婿のクシュナーさんがユダヤ・ロビーの、画面の外にいる人ですから…。クシュナーファミリーの会社がすごい力を持っていて、その会社がイスラエル入植地のためのファンドを出していたりするんです。本格的にイスラエルの政権の行動にお金を出して助けている側だったりするんです。またトランプ大統領も、一般的な民主党支持層にも共和党支持層にもあまりサポートされてない代わりに、キリスト教徒のエバンジェリストのサポートなら…キリスト教徒だけどシオニストなんですね。その人たちのサポートを得るのを狙っているところがあるかもしれないですね。

このあとは有料時間帯となりますが、蟹瀬さんから先月行ってきたイスラエルの「ハイテク大国」としての側面を語っていただきました。非常に先進的なシステムで、国を挙げてハイテク分野の産業に取り組んでいるイスラエルは、ヘタをするともう日本が太刀打ちできなくなるほど先を行ってるということです。そのあたりの話は是非有料会員登録の上、番組をご視聴ください。

12月11日放送分は、12日の16時まで無料会員登録(ブロンズプラン)でご視聴いただけます。それ以降、および番組開始から60分を過ぎる部分のご視聴には、シルバープラン以上の有料会員登録が必須です。

【お知らせ】12/11放送分アーカイブ視聴不可について

昨日(11日)放送のオプエドアーカイブは内容の一部に著作権の申し立てが行われたため、現在ご覧頂くことができません。只今修正版をアップロードしており午前中を目処に再配信を行います。ご不便をお掛け致しますが、ご了承の程よろしくお願い致します。

12日9:20現在、アーカイブをご視聴できるようになりました。

 

 

沖縄の基地問題は現地の人と離れている人では全く認識が異なる…真実を伝えるために沖縄に移住したラッパー、大袈裟太郎氏が実体験した基地問題を語る(2017/12/08)

12月8日のニューズ・オプエドは沖縄在住のラッパーで、沖縄の基地問題を取材し続けている大袈裟太郎さんをゲストに迎えました。現地で生活しているからこそわかる、沖縄の基地問題のディテールを詳しく語っていただきました。

以下、その主な発言の内容です。

【川島ノリコアシスタント】
沖縄に移住されて取材を続けてらっしゃるんですが、2016年の高江のヘリパッド建設をきっかけに沖縄の現状を伝える活動を始めらてたんですね。高江に向かうきっかけはどういうことだったんでしょうか?

【大袈裟太郎氏】
2016年に出馬した三宅洋平くんの参院選を手伝ったんですが、世の中が傾いていってる感覚を感じて、立場の弱いものがどんどん虐げられる、殺伐とした世の中になってきている感じがしました。そんな時に7月22日の強制排除で、高江の機動隊が人をグーで殴っている映像をネットで見て、「一体何が起こってるんだ?」と、10日間だけ取材に来るつもりが、結局住み着いてしまったと…そういう流れですね。

実際に行ってみると、内地(沖縄以外の日本本土)で聞いた「反対運動には日当が出ている」とか、そんな話が全く虚像だということがわかってしまった。そのころ「映像を回すと機動隊の暴力が減る」ということをみんなが言っていて、地元のおじい、おばあまでもがガラ携を機動隊に向けているなんてことがありました。で、ある時一人を50人の機動隊が取り囲んでいるところに出くわして、ツイキャスを回してみたら、それが10人に減ったんです。そのツイキャスが一晩で5万人ぐらいの人に見られて、「これはみんな知りたがってるのか」と思い、沖縄に対するイメージのずれ、誤解を解きたいなと思って、今まで居続けているわけです。

【川島】
現在辺野古で基地建設が進められてますが、現場の状況はどんな感じですか?

【大袈裟氏】
ちょっと写真を見てもらいましょうか。

毎日毎日、こうやってトラックが現場に入るところを座り込んで止めようとするんですが…

こんな感じで排除されるんですね。

報道されてないので、気づかないと思うのですが、ポイントはこれを「毎日やっている」ということです。

【山口一臣アンカー】
これはやらされてるおまわりさんも辛いんじゃないですかね?

【大袈裟氏】
沖縄県の7割は基地反対です。警察の中でも反対の人はいますんで、泣いている機動隊員を何回も見たことがありますね。沖縄の雇用は限られているので、公務員と言うのは重要なポジションなので、苦渋の中に沖縄県警もある…。

で、「座り込み」と言うのは今の時代には馴染みがないと思いますが…

僕も以前は「デモのようなアピールの手段かな?」と思っていましたが、実際は全く一線を画するんです。実際に高江では3年間で六箇所の工事が終わる予定だったのが、10年…つまり7年間(座り込みによって)長引かせることができたんです。実際に工事を止めることができる、実効力のある行動なんです。

そうするうちに「オール沖縄」が出来て、こないだまでは全選挙区、今でも5/6が基地反対の議員です。つまり座り込んでる側に民主主義の後ろ盾がある。よく「基地反対派」として報道されますが、沖縄ではそっちが主流なんですよ。与野党が逆転してるから。そこをわかってもらいたいんですけど、沖縄での主流派、民意が付いているのは座り込んでる方なんです。だから取り締まる警察も苦渋を抱えている。にも関わらず、国が基地を押し付けている。これが意外と知られていないんです。

【川島】
それだけ伝わってないということですよね、こっちに。

【大袈裟氏】
それから、デマが凄いんですよ。

「反対運動に日当が出ている」とかね。1日2万円って言われてるんですけど、僕はもう300日ぐらいいるんで、相当な額をもらってなきゃいけないんですけど(笑)。それから「沖縄の人がいない」とかね。実際は8〜9割は沖縄の人。他にも「左翼暴力集団、テロリストである」とか。でもゲバ棒もヘルメットも何もなく、全くの非暴力。「基地反対は沖縄の民意ではない」…これも選挙結果が出てるんだから、民意であることは明らか。あと「沖縄の経済は基地に支えられている」というのもよく言いますよね。実際は基地は経済の最大の阻害要因で、2%ぐらいの経済効果しかないんです。元米軍基地だった那覇の「新都心」はショッピングモールなどが出来て、経済効果は28倍になりました。沖縄の基地問題を「沖縄の問題」にしておきたい、自分たちの問題と思いたくない、という心理がこういうデマを信じてしまう背景にあるのかな、と思ってます。

あとオール沖縄ですが…

自民党から共産党までの議員がいる。いないのは民進党系だけです。内地の政治状況とは全く違います。で、6選挙区中、5選挙区が基地反対の議員。完全に主流派です。

これもデマなんですが、「基地がなくなると中国が攻めてくる」という事がよく言われるんですが、オール沖縄がどこの主張でまとまっているかというと「全米軍基地撤去」ではないんですよね。「オスプレイの配備撤回」と「普天間基地の県内移設反対」この2点でまとまってるんです。もちろんいろんな考えの人がいるんだけど、この2点でまとまっている事が重要なんで、「中国が攻めてくる」なんてこととはあんまり関係ないんです。

次にオスプレイがどういうものなのか、ということですが…。

これは高江の状況なんですが…。

【山口】
ふーん、松の木の上ぐらい…23時まで飛ぶんですか!?

【大袈裟氏】
23時まで飛びます。で、頭の上に自動車教習所があると思ってください。操縦士の顔が見えるぐらいの高さで飛ぶんです。しかも高江区のすべての家の上を飛ぶんです。なにかトライアルのようなことをしているフシがあります。

【山口】
オートローテーションと言うのはなんですか?

【大袈裟氏】
普通のヘリコプターはエンジンが停まっても慣性の法則で回り続けて、ふわっと着陸できます。でもオスプレイはそれが出来ずに、その場で落ちるんです。

【川島】
やっぱり危ないですよねえ。

【大袈裟氏】
墜落現場で米兵につたない英語でインタビューしたんですが、「乗りたくない。デインジャーだ」と。

【川島】
みんなそう思ってるわけですよね。

【大袈裟氏】
その証拠として、沖縄で唯一飛ばない場所があるんですよね。それが米軍の住宅の上なんです。

【川島】
えーー!?

【山口】
知ってる人は知ってるんだろうけど…。

【大袈裟氏】
これ聞いちゃうと、やっぱり危険性を承知の上で飛ばしてるんだな、とわかりますよね。普天間に22機配備されたうちの2機墜落して、2機故障して、今18機ぐらいになって数が減っているのに、日本政府はまた200億だか出して買おうとしてるんです。アメリカ本土でも「未亡人製造機」と呼ばれているんですよね。

【川島】
「きのう宜野湾の保育園に米軍機からの落下物がありましたが、墜落以外にもそのような事故は他にも起こっているのでしょうか?」という質問が来ています。

【大袈裟氏】
沖縄タイムズ、新報ではちゃんと報じられていると思いますが…高江の森のなかに大量の米軍のゴミが捨てられていたとか、あと薬莢ですね…そういうものが落ちていたりするのは日常茶飯事かな。あとは、交通事故もありますしね。

僕も内地の人間、東京の人間なんで…やっぱり前提としてるところが違うのかな、と思うんですね。

そもそも沖縄は独自の文化を持った琉球民族の土地であり、日本に併合されてから150年ほどしか経っていません。これは皆さんご存知でしょうが、沖縄の地上戦の時は日本兵が沖縄の人々を殺しています。また、これはあまり知られていませんが、沖縄の人の9割が終戦後強制収容所に入れられています。この間に自分たちの土地が基地になっているのです。でも自分たちの土地の近くに住みたい、ということで、普天間基地周辺に人が集まっているのです。しかも戦前やっていた仕事はもうないので、基地の仕事をせざるを得ない、というところから沖縄の戦後はスタートしているんです。

で、未だに日米地位協定があるために米兵が沖縄で犯した犯罪を裁くことが難しくて、しかも怖いのは米兵がそれを知ってること。飲酒運転なんて毎週以上ありますし、強姦事件にしても先のうるま市の事件のように凶悪なものは表に出てきてますが、そこまで行かないレイプ事件はめちゃくちゃありますよ。「知り合いの知り合いが示談した」とか言う話は枚挙に暇がない感じで、これは住んでみないとわからなかったことですね。そういった背景が座り込みの切実さにつながってくるんですね。

【上杉隆】
ちょっと気になることがあるんですが、海兵隊の米軍の人が「危ないから(オスプレイに)乗りたくない」って言ったんですか?

【大袈裟氏】
そうですね。

【上杉】
本当ですか?それ。僕の経験上ではニューヨークタイムズの時代には米兵が答えてくれたことがあるんですが、それ以降一度も答えてくれてないんですよ。それを米兵が答えているとすれば、相当なスクープですよ。

【大袈裟氏】
僕はオスプレイの墜落現場に米兵よりも先にたどり着いたんですね。それで排除されながらも一晩粘って、米兵も「こいつは何なんだ?」って言う感じの親近感になってきて、ジャーナリストとは思わなかったんじゃないですかね?それでこういう発言につながったんじゃないかと…。

【上杉】
それ、V(映像)は撮れてるんですか?

【大袈裟氏】
一応ありますけどね。

【上杉】
出せないんですか?それ。アメリカ軍もそれを怖がっていて、どこも正式に出してないし、アメリカのメディアも「米兵がオスプレイに乗るのを怖がっている」というのを出した例は一つもないんですよ。

【大袈裟氏】
は〜…そうですねえ、タイミングが合えば出してみたいなと思うんですけども。ただ僕にとっては、米兵がそう思ってるということは、伝わってきてたので…。

【上杉】
思ってることはみんなわかってるんですけど、軍法会議にかかるとアウトですから。アメリカ軍の人間がそれを言うと、大変なことになるんで、それがあるとすると、大きなニュースになるんですよ。

【大袈裟氏】
ちょっとじゃあ、色々やってみます。「デインジャー」って言ってました。

…で、基地問題に向き合いやすくするためのことなんですが…

新基地建設問題を国防問題にすり替えないでほしいっていうのがあります。「基地を全部なくせ」って言ってるわけじゃないんで。米軍機の飛行時間や区域を制限したり、米兵を日本人と同じように裁くようにしてほしいとか。それをやったからと言って「中国が攻めてくる」という話にはならないと思うんですよ。そういう細かいところにフォーカスして、基地反対運動は行われているんですよ。

それから稲田元防衛大臣が辞める直前に凄いことを言いました。「辺野古が出来ても普天間は返還されない可能性がある」ということですね。これは県民はものすごく怒っていました。これは詐欺ですよね。

…これ以降は有料時間帯に入るのですが、その中で上杉が重要な指摘をしています。この沖縄の基地問題にしろ、原発の反対運動にしろ、国策で進められている事に反対する運動がなぜ弱体化、疲弊させられてきたのか…そのための政府の戦略、方法論が解説されているのです。そこが知りたい方は、是非下記サイトより有料会員登録の上、番組をご視聴ください。

12月8日放送分は、11日の16時まで無料会員登録(ブロンズプラン)でご視聴いただけます。それ以降、および番組開始から60分を過ぎる部分のご視聴には、シルバープラン以上の有料会員登録が必須です。

NHKの受信料契約をめぐる最高裁判決は、実は痛み分け!?「NHKから国民を守る党」代表の立花孝志氏が裁判の実情を詳細解説!(2017/12/07)

12月7日のニューズ・オプエドは、東京都葛飾区議会議員で、「NHKから国民を守る党」の代表でもある立花孝志さんと、おなじみの東洋大学教授の薬師寺克行さんがゲストでした。特集では6日に判決が出た、契約を拒んでいる男性にNHKが受信料の支払いを求めた裁判について立花さんにじっくり話を伺いました。

以下、特集の内容です。

【佐藤由季アシスタント】
12月6日に開かれた、NHKが契約を拒んでいる男性に受信料の支払いを求めた裁判で、NHKの受信料制度について、最高裁は「合憲」との判断を示し、男性に受信料の支払いを命じました。この裁判はどういったことが発端だったんでしょうか?

【立花孝志氏】
えーと、まず2006年3月にNHKが「男性がNHKを見ている」ことを確認、その5年6ヶ月後に「契約してくれ」という内容証明を送ったが男性がこれを拒否、訴訟になりました。テレビを設置してから11年目の判決でした。それで、まるでNHKが勝ったかのような報道がされてますが、この判決文を見てください。

この主文のところをよく見てもらいたいんですが、「本件各上告を棄却する」「各上告費用は各上告人の負担とする」とあります。つまりこれは受信料の支払いは男性に命じたけど、NHKの主張も基本的に認められていない。「NHKも被告の男性も両方負けている」「引き分け」と言ってもいいぐらいなんです。

この裁判では、NHKは4つの請求の原因を出しているんですよ。一つ目は「法律関係なしに、NHKが契約の書類を送ったら成立にさせてくれ」というもの。これは4年前に東京高等裁判所でこのNHKの無茶苦茶な主張を認めてしまっています。つまりこれは、法律関係なしに、NHKが内容証明を送ったら2週間で契約成立。視聴者側には断る権利がない…ということなんですが、今回の最高裁では15人の裁判官全員が「ダメ」と言って、これは完全に否定されました。

二つ目は「タダで放送を見られているから、損害が発生している。損害賠償を払え」というもの。これも棄却されました。

三つめは「テレビを設置していながら契約してくれない人に対しては、NHKが裁判を起こせば支払い請求ができる」というもので、これが認められたので、今回「20万円の受信料を支払いなさい」ということになった。しかし他が棄却されているので、これはNHKにとっては大きな痛手。

他に僕がやっているNHKとの様々な裁判で、視聴者側が有利になると思われる判断が今回色々出されている。これからのNHKとの受信料裁判は、相当NHKが負けるんじゃないかと思っています。

特に来年NHKが目指しているインターネット端末、パソコンやスマホから受信料を取ろうとしていることについては、「もう少し国民の理解が得られなければダメですよ」ということを最高裁がやってくれたように思います。

【上杉隆】
僕は立花さんと初めて会った頃から言ってますよね。「必ずNHKはインターネットを狙ってきますよ」って。そこしかないんですよ、お金を取れるところが。もうこれを8年前から言ってるんだけど、8年早いと誰も理解できない(笑)。それをやるならNOBORDERや他のインターネットの報道業者も受信料を取れるようにしろと。なんでNHKだけ特別なんだ、おかしいじゃないか?…それがいいたかったんですけど…。まあねえ、そっちに向かうしか、NHKの生き残りはないんじゃないか?この判決はそうですよね。

【立花氏】
15人の裁判官が基本的に全員NHKの主張を認めませんでしたからね。

【上杉】
なのに、なんでメディアはNHKが勝ったように報じるんですかね?「受信料合憲」はもともと最高裁で出てるんですよね?

【立花氏】
そもそも、放送法64条は憲法違反でない、という判断はすでに最高裁が出してます。なのに新聞の見出しが、まるで今回初めて「合憲」の判断をしたみたいになってますねえ。

【上杉】
そこは元々、誰も争ってないでしょ?

【立花氏】
争ってないというか、まあ、「一応言ってるけど…」程度の話。だってこんなの「違憲だ」となった瞬間にNHKは潰れるんですから。それはもうありえないこと。

【上杉】
これがクロスオーナーシップに関わってくるんですよね。つまり、民放連や放送業界全部が一緒になってる、談合システムなんですよ。毎日はTBS、朝日はテレビ朝日、読売新聞は日テレ…。

【立花氏】
そういえば、これね。テレビをNHKだけが映らなくなり、民放だけが映るようにする装置なんです。


テレビをNHKだけが映らなくなり、民放だけが映るようにする装置「イラネッチケー」

【立花氏】
これに関する裁判、去年の都知事選の時に一審の判決が出て「外せるからダメだ」と言われました。じゃあ、絶対取れないようにして控訴したら、今度は東京高裁の裁判官が「たとえ絶対にNHKが映らないとしても、NHKの受信料によって放送を普及させてるから、NHKが映らなくても受信料は払いなさい」というようなことを言ってるんですよ。

つまり新聞社はNHKを守らないと、連結している民放テレビ局の収入が減っちゃうと。(だからメディア各社はNHKが勝ったかような印象操作をする)これ、具体的にNHKの金の何が民放に流れているかというのは、二つあって、一つは送信所。スカイツリーとか、田舎の山にあるNHKのお金で作っている送信所、これらをNHKがタダみたいな値段で民放に使わせてあげてる、これがまず一つ。もう一つはオリンピックとワールドカップ。何百億という放送権料の80%をNHKが持ち、残りを民放が4~5%ずつ持っている。このように巨額なお金をNHKに負担してもらってるから、民放はNHKの受信料収入が減ると困るんです。

【上杉】
ジャパン・コンソーシアム。そこで中心になっているのが、民放、NHK、そして何と言っても電通ですよね。それを取材してたのが、15年前か…。そこでわかったのが、民放だって国のお金で助かってる。完全な私企業じゃないわけですよ。免許事業の特典で、免税措置も受けて、国有地も払い下げてもらい、電波料は事実上タダだし。

【立花氏】
民放のBSのチャンネルって、ほとんど通信販売と再放送ぐらいしかしてないんですよ。もしBSの電波を多くの事業者に開放して、例えばホリエモンみたいな人がBSで面白い番組を作り出したら、そっちに視聴率が取られちゃう。だから簡単に言えば「飼い殺し」みたいにしてるんです。

【上杉】
2011年の7月25日に帯域を圧縮して、米軍からも返してもらって、それを800MHz帯を含めて開放すると。そのための用意として、NOBORDERもネットの方に行ったんです。オプエドも他の国だったらすでにテレビでやってるんですよ、サイマルで。だけど日本は守ってるんですよ。チャンネルが15しかないなんて、日本だけですよ。中国とか400チャンネルとかあるんだから。

【立花氏】
ちょっと専門的な話になって申し訳ないけど、アナログ時代からデジタル放送になって、基本帯域は3倍ぐらいになってるんですよ。だから本当はテレビ局も3倍に増やすことはできたんだけど、そんなことをすると視聴率が下がって既存の放送局の収入が減るから、ハイビジョンにして新しい企業が入ってこれないようにしている…。

【上杉】
このカルテルを潰そうとしたのが2009年の原口一博総務大臣。このICTフォーラムという総務省が作ったフォーラムに入っていたメンバーですよ。その時2年後の利権開放のために戦ったのが孫正義さん。その横に座っていた委員が上杉隆さんという人です。…あれからもう10年近く経ちましたけど、もうこれ(スマホ)でテレビ見れるわけですよ。スマホで見た場合は放送法は関係ない。これはNHKはどう対応しようとしてるんですか?

【立花氏】
とりあえず無料で、先に同時再送信でネットでも出してしまって、あとから法律を追いつかせようと。その時に自民党議員と取り引きをしていくんじゃないのかな。

【上杉】
選挙前は野田聖子総務大臣は、ついに「電波オークションやります」って言ったんですよ。世界中でやってるから。これは原口総務大臣が2009年に言って以来だったんです。ところが選挙勝った瞬間に取り下げましたよね。

【立花氏】
だって、そんなことしたら自民党にとって都合の悪い情報がどんどん出ていくことになっちゃうんでね。そういう意味では、是非是非上杉隆さんにも「こっちの世界」に、政治の世界にも…。

【上杉】
僕もうリセットされたから結構です。(笑)

【立花氏】
…お越しいただかないと、日本の行く末が危ない。

【上杉】
正直な話、立花さんがやっていることって、そういうことなんですよ。あとから分かるんですけど「ああ、これを狙っていたのか」と。多分5年後ぐらいにみんなわかると思うんですけど。

【立花氏】
「NHKをぶっ壊す!」っていうのは、そういう深い意味があるんです。

【上杉】
今の既得権益層を壊そうとしている。その象徴であるメディアのカルテルを破壊しようとしてるんだけど、みんな怖いから「立花だけはやめとけ!立花よりはまだ上杉のほうがマシだぞ」と…。

【立花氏】
いや、この「ダブルタカシ」は危ないぞ。元NHKの同士のダブルタカシは相当危ないぞと。

【上杉】
弱点知ってますもんね、NHKの。だからNHKはオプエドを是非放送してください。あ、それいいなあ。マジで。一緒にやりましょうよ、そろそろ。

【立花氏】
でもね、そろそろNHKの方から「仲良くしよう」って言ってきそうな雰囲気はあるなあ。

【上杉】
冗談抜きで、多様性のある番組を作るのはNHKが得意なんだから。

【立花氏】
本当に、国民の信頼に応えられるNHKに戻って欲しいという思いは僕もあるので…。

【上杉】
オプエドをサイマルでもいいから放送してくれるんだったら、僕はもう宣言します。立花さんをレギュラーから降ろします。(爆笑)

【立花氏】
え?レギュラーだったの?(笑)

【上杉】
呼びません!出禁にする(笑)…で、裏番組で「立花孝志」って言う番組作っちゃう(笑)

【立花氏】
あ、ところでこれ(イラネッチケー)ね、裁判には勝ってないんですけど、これをつけるとNHKがもう裁判をしてこないことがわかりました。裁判では勝ってないんだけど、これを付けたら立花が相手だから、NHKがめんどくさがって裁判起こさない。これをつけるとスルーされます。

【上杉】
魔除けみたいなもんですね。(笑)

特集は以上ですが、このあとの有料時間帯では、ヘッドラインでも紹介した、アメリカのトランプ大統領が「エルサレムをイスラエルの首都と認定し、イスラエルのアメリカ大使館を速やかにエルサレムに移転する」という大統領宣言を発表したことに絡め、薬師寺教授が「サウジとイラン」と題して、複雑に絡み合う中東問題の難しさを解説しました。その際中にも、トランプ大統領の発表に反発する中東諸国の要人の緊迫した声明が飛び込んで来るなど、今後の中東情勢の難しさが浮き彫りとなりました。そちらの方は是非有料会員登録の上、ご視聴ください。

12月7日放送分は、8日の16時まで無料会員登録(ブロンズプラン)でご視聴いただけます。それ以降、および番組開始から60分を過ぎる部分のご視聴には、シルバープラン以上の有料会員登録が必須です。


補足動画1:イラネッチケー販売の最新情報(立花孝志氏自身による解説)


Youtube Channel「孝志立花」より引用 https://youtu.be/ZKvKbYi-zPc


補足動画2:NHK受信契約最高裁判決 判決文ではNHK敗訴しています の理由を詳しく解説しました ぜひご覧下さい


Youtube Channel「孝志立花」より引用 https://youtu.be/MqZyB-le-ok

「詩織さん準強姦疑惑」の真相を国会で厳しく追求!希望の党 柚木道義議員が出演(2017/12/06)

12月6日のニューズオプエドには「詩織さん準強姦疑惑」の真相を国会の法務委員会で厳しく追求している希望の党、柚木道義議員が出演されました。まさに今、最も注目すべき事件を孤軍奮闘で追求している柚木議員から、貴重な発言を数多くいただきました。

以下、主な発言を掲載いたします。

【川島ノリコアシスタント】
柚木さんは伊藤詩織さんの問題について国会で追求をされていらっしゃるので、ほんとにツイートにもたくさん柚木さんに期待されてる方の声が届いているんですが、当事者である中村格氏がまだ出てきていないところで、ここまで追求されて真相解明に向けた進展と言うのは感じられますか?

【柚木道義議員】
そうですね、まぁ昨日の法務委員会の私の質問に対して、当時の中村刑事部長、あるいは警察行政の責任者、国家公安員長も出てこられなかったんですけども、これはまさに憲法上の要請を無視してるわけですね。ただ、その代わりに出てきた大賀さんと言う警察庁の審議官がですね、国会で初めて、中村元刑事部長に確認をした上で、まさに捜査員が成田まで逮捕のために行っていたのに、「自分が逮捕の執行停止命令を出した」ということを認める答弁をしたんですね。

これは国会で認めると言う事は、週刊誌の取材に対して認めるよりもさらに重みが生まれます。そこまでは来たんですね。これから民事訴訟も始まってますけども、民事は民事。やっぱり刑事訴訟の警察・検察の捜査過程、そして検察審査会、これがほんとにこの詩織さんの言う「ブラックボックス」であるならば、これは国民のみなさん全てが当事者になり得るわけですね。

ですから「もみ消しもでっちあげもだめですよ」と言うことをちゃんとこの事案についてもやっておかないと、まさに「総理のお友達であればもみ消してもらえる」と言うよう疑念が万が一にも持たれていくと言うことであっては、これは安倍政権として「謙虚で丁寧な説明責任を果たす」と言うことに全く反する事になってしまいます。

今週で国会は閉会なんですが、閉会中も必要であれば国会は開くことになってますから、私たちは来週以降であっても、必要なそういった説明責任をちゃんと果たすための国会を開くべきだと言うことを求めていきたいと思います。

【乃木涼介アンカー】
動画があるんですね。見てみましょう。


Youtube Channel “monbran” より引用 https://youtu.be/fotLQILhBhI

【上杉隆】
これは基本的に答える気ないですよね。一般論、一般論…「個別の事案については答えない」で全部逃げてるんですけど、過去にこんなに「個別の事案には答えない」で逃げられたことってありましたっけ?

【柚木議員】
まぁこれは、政権にとって都合の悪いことはすべて「個別の事案に答えられない」というのがまぁ、答弁書にもともと用意されてるわけですよね。ですからそんなこと言ってたら、すべては個別の事案になりますし、とくに冤罪なんてものは全て個別の事案で、いくらでも国会で議論されてますから。政権にとって都合の悪いことは「個別の事案」、そうでないことならOK、と言う前例を作ることになりかねませんので、これはほんとにマズイですよね。

【上杉】
過去にあったという点では、僕も25年間ぐらい秘書時代から永田町にいるんですけど、委員会が止まるのは度々見てるんですが、でも「委員長席に詰め寄ったのが与党」というのは見たことなくて…。普通は野党が止めるんですが、ところが今回は与党が止めるんですよ。びっくりしちゃって…。

【川島】
その時の動画もありますので…。


Youtube Channel “monbran” より引用 https://youtu.be/mvHFjHGdozY

【柚木議員】
私が席に本を忘れて、取りに行こうとしたんですよ。その瞬間ドーッと与党理事が…。野党理事は立ってもいないです。

【川島】
この時オプエドの前だったので、オプエドでもすぐ取り上げたんですけど、音声が止まっていたので私たちにはがわからなかったんですよ。

【柚木議員】
あの会話は私のFacebookの動画には全部アップしてますので、ご覧いただければ…。

【乃木】
なんて言ってるんですか?

【柚木議員】
まさにこれねえ、最初に与党の筆頭理事が委員長に「ここでやるなやるな」と。「理事会、理事会」「理事懇、理事懇」と耳打ちしてるんですよ。私はそれを見ていたし聞いていたので、昨日は「理事会、理事懇ではだめだ。この場で場内協議で決めてくれ。明日中村(元)刑事部長を呼んでくれ」と。じゃないとまた逃げられるんですよ。そういう耳打ちを委員長にしてるのをマイクが拾ってますから…。

【上杉】
今しゃべってると思われるのは山尾志桜里さん、左側が井出さんかな?反対側が古川さんで、こっちが大塚さんかな?

【柚木議員】
その大塚さんがとにかく始めから終わりまでヤジを飛ばし続けるんですね。彼は元々法務大臣政務官をやっていたわけですからね。で、今は理事なわけですよ。理事っていうのは運営をする側なわけですから、与党の理事っていうのはまさに野党に「法案を通してください」と謙虚にお願いする立場なんですよ。そんな(謙虚さの)カケラも感じませんね。

【上杉】
大塚さんをご存じない方もいらっしゃると思いますが、奥様があの丸川珠代さんね。で、議員としては今二期目かな、三期目かな…?ま、法務委員会多いですよね。それを一応、専門としてると。今柚木さんが言ったように、与党は謙虚さがないとダメですよ。

【乃木】
僕もこれ、最初から最後まで見たんですけど、いやもう…これが許されるなら、本当に国会いらないんじゃないかっていうね…全く答える気がないですよね。しかも委員長の態度もなんか…でもあの人東大出てるんですよね?

【上杉】
しかも警察官僚。あと、最初にバーっと歩いていった古川さん。すみません、鳩山事務所の先輩です(笑)。とにかく与党が行くのが不思議でしょうがないんですよ。あれをメディアが報じないのはおかしいと思いますよ。だって前代未聞でしょう?

【乃木】
野球の試合でもだいたい監督が激怒するのは、審判が間違っているときなんですよ。森友・加計もこの問題も、これだけ国民が納得しないのは、間違ってるんですよ、どう考えても。空港まで逮捕に行って、その時急に電話がかかってきて「逮捕を取りやめろ」なんて…。その時の資料は高輪署にあったんでしょ?「じゃあ何を見て逮捕を止める判断をしたのか?」ということは本人に聞かないと、わからないですよねえ?

【柚木議員】
あれはねえ…まあ昨日、中村刑事部長が決裁したと認めたわけですが、あれはいろんな意味が含まれていて、これが本当に「もみ消し」なら、当然首飛びますよね、中村元刑事部長の。そんなことを一人で決裁しませんよ、役所の人は皆頭いいから。元々菅さんの秘書官でしょ?あと北村内閣情報官もキーパーソンですよ。そういった人たちの間で、何らかの形の「ほう・れん・そう(報告・連絡・相談)」が行われているはずなんですよ。それがなかったら…「私が決裁した」なんてことを一人の官僚ができるとは到底思えません。そういったことを含めて「自分が責任を負う」ということで、逆に言うと「スーパー忖度」してるわけですね。「もし私を切るようなことがあったら、全部ぶちまけますよ」って言う意味合いを持っているという風にも読めますよね。

【上杉】
中村格さんって特別ですよね。これは民進党、かつての民主党も追いかけにくいんですよ。内閣官房長官の秘書官は、基本的には国家の情報を全部取れる地位にいるわけですから。平野、仙谷、枝野、藤村…四代の官房長官、そして政権交代したあとの菅さんのときにもいた…普通は政権交代したら(秘書官は)切るんですよ。でも中村さんが土下座して菅さんに頼んだんですよ。「続けさせてくれ」と。これを何故菅さんが受けたかわかりますか?…そりゃ菅さんは受けますよ。「わかった。民主党政権時代のを全部もってこい」と。これだけですよ。だから持って行かれてるから…有料時間帯に言えばよかった。(笑)持って行かれてるから、内閣官房に入った官房副長官とか、腰が引けちゃってるわけですよ。官房機密費とか、情報のとり方とか…。これはもう国家の、行政としての犯罪に近くなるんです。小さなことではなく、大変大きな問題だと柚木さんはわかっているから、突っ込んで行ってるんですよ。だけどこれは想像を絶する反発ですよ。だって霞が関や、国家の組織全体と戦うんですから。これはメディアも入るんですよ。だから大変で、隠そうとするんですよ。だから本を出しただけで止めるんですよ。発売してる本を出して止めるって、どういうことですか(笑)?発禁本とか、エロ本じゃないんだから。

【乃木】
オプエドの本なら分かるんですけどねえ。(爆笑)

〜中略〜

【上杉】
今回の超党派の議連、気になったのは与党議員がいないんですよ。今回の問題は「行政の暴走」なんですよ。行政の暴走を放置するとどうなるかというと、大袈裟じゃなくて戦争まで行っちゃうんですよ。行政の暴走を許すと、右も左も関係なく、国家自体が危険な事になる。それを止めるのは国権の最高機関である立法府しかないんですよ。チェック機能を果たすことで。それなのに、野党の議員しかいなくて、与党がいないというのは…。行政のチェック機能として必要なんだから、そこはきちんとやろうという与党議員はいないのか…特に女性議員は?…と思ったんですけど、柚木さん、これは呼びかけもしてないんですか?

【柚木議員】
はっきりわからないけど、与党議員の誰に声をかけても受けてもらえそうもない雰囲気はあります。しかしこれは上杉さんが言うように問題で、与党の中からでも「正すべきものは正す」という声が出てくれば、国民にとっても…やっぱり警察、検察権力は最高の権力ですし、それをチェックするのは立法府である国会なんですよ。ちょっと今、怖い空気ですよね。

【乃木】
怖いですね。あれが続くのであれば、調査は警察権力しか出来ないってことになる。国会のチェック機能が働かないということになれば、危機的状況になりますね。

【上杉】
大変なのは官邸だけでなく、警察を敵に回すこと。警察はやっぱりいろんな権限を持ってるから、本当に覚悟がないとできないんで、柚木さんは凄いと思います。藤本(順一)さんも言ってたし、わかってるジャーナリストは皆柚木さんを応援するんだけど、応援したからと言って(警察が)手加減するわけではないし…。

【柚木議員】
たしかに私も様々なプレッシャーを感じながらやっています。質問が終わったあとは脱力…力が入らなかったりしますね。

【上杉】
あと気になるのは、既存メディアのカメラが取材に来てないこと。メディアが報じなければこの問題は国民に広く知られません。法務委員会には国会中継もない。オプエドの視聴者なら知ってるけど、国民の多くはまだこの問題を知りません。

【乃木】
もし普通にワイドショーでこの問題をやったら、国民の皆さんは皆怒りますよ。

【川島】
「地上波から出演要請はありますか?僕の周りのテレビしか見ない人は、詩織さんの件は全く知らないです」と質問が来てます。

【柚木議員】
そうなるタイミングはあったと思うんですが、今のところテレビ・新聞は慎重だな、と。テレビでは報道ステーションでちょっとやりましたが。…まあやっぱり、不起訴になってることが最大の理由なんですよ。だからこそ検察審査会の責任は大きくて、これは本当にもみ消している可能性ありますよ。例の詩織さんが意識を失って、被疑者が担いでホテルにチェックインするところの動画。こうした証拠は全部検察審査会に提出するんだけど、どれを見せるかは事務局の裁量なんですよ。そこで動画を排除してる可能性もあるんです。あの動画を見せなければ結果が全く正反対になることもありうる。そういうこともあるので、ますます疑惑は深まっているんです。だからこそメディアはそこを報じなければいけない、という意見も私のところにはたくさん寄せられています。正直、報道ステーションはもう一歩です。取り上げるだけでも大変なリスクをとってると思うけど、でももう一歩、そこを突破して欲しい。

【乃木】
「何を見て検察審査会は判断したのか?」って何度もお聞きになってましたけど、答えませんでしたね。

【柚木議員】
しかも「事件調書」は全部黒塗りなんですよ。「不起訴相当」にもランクがあるんだけども、そのことも詩織さんや申立人にすら知らされていない。まさにブラックボックスそのもので、しかも証拠の動画を見せているかすら公開されないのでは、「不起訴相当」が公正なものであるとは全く言えない状況です。

【乃木】
「検察審査会は万全」のような体で進んでいますが、人選の問題や、いろんな問題があると…。

【柚木議員】
検察審査会法の抜本改正が必要でしょう。今のままではむしろもみ消しやでっちあげの温床になりかねない。

(↑小沢氏の時の検察審査会の書類を指して)この人(審査補助員の弁護士)が入ることによって開かれていることになります。この人の名前が出ているから、この人に聞けば中身がわかるということになる。ただ、この人が逆に誘導するということも有り得ます。実はまさに小沢さんの陸山会事件の時は、小沢さんに批判的な元検察官の人が審査補助員になって、どんどんそっちに誘導している。それは当時問題になったんですけど、それは議事録が公開されれば検証できるんです。だから、公開することこそが、ブラックボックスを防ぐ担保になるんです。そのように検察審査会法を改正していかなければ、今のままでは「もみ消し・でっちあげの温床」と言われても仕方がないです。

【上杉】
このパネルは初日の質問のあとにオプエドでも紹介したんですが、小沢さんのものと比較しているのがいい。こっち(詩織さん準強姦疑惑)の方は審査補助員の名前が書いてないんですよ。これは怪しい。オプエドの独自取材では、「検審が始まる前から結論は見えていた」と中村さんの盟友の今の法務次官がチラチラ言ってるんですよ。名前言うと私はまたクルマに乗れなくなるんで、言えませんけども。…法務次官、法務事務次官です。

【川島】
たくさんの質問が来ているんですが…「与党内でも声を上げるべき、そのとおり。鳩山事務所の先輩に声を上げるように言ってほしいです」

【上杉】
古川さんは先輩はなく、後輩でした(笑)。歳は上だけど…言っときます。…なんで俺が言うんだ?国会議員がやれって。また「暗躍」って言われちゃうよ。(ブツブツ…)

【川島】
「柚木さんは共謀罪に対する希望の党の対応にどう思っていますか?」

【柚木議員】
私個人としては反対だということは、先程明言させてもらいました。こういうブラックボックス的な司法行政を調べていますから、こういうことをする政権が共謀罪を運用したら…しかももみ消し疑惑の中村格元刑事部長が異動した先は、組織犯罪対策部長ですよ。とんでもないですよ!もみ消し、でっちあげがまさに横行しますよ!共謀罪の運用で。私は大反対です。

【川島】
「イクメン議員連盟に与党議員はいらっしゃいますか?」

【柚木議員】
いますいます。それは私が与党の時作った議連で、野党になっても続くように、自民党の厚労部会長さんに歴代なってもらうようにしました。本来ならなこの詩織さんの問題の議連も、超党派でやりたいところなんですが…。

【川島】
「その議員さんと山口敬之について、詩織さんの問題について話をすることはありますか?」

【柚木議員】
いやあ、これまでのところはないですね。でもそういう本音の話ができる与野党のチャンネルがどれだけあるかが、この国の民主主義を最後の最後で担保する可能性があるので、そういう関係は重要ですね。

【上杉】
詩織さんの問題って、誰にでも起こることなんですよ。与党議員も与党である前に国民の代表である一人の国会議員。そして一人の国民として、自分の奥さんや子供や身内、友達が同じ目にあったらどうするんだと。ホント不思議でしょうがないですよねえ。

【柚木議員】
これねえ、大塚さんはたしかにヤジ飛ばしまくってたんですけど、実は私は感じたのは、私は以前法務委員会で松島みどりさんを追求しましたけど、ヤジの嵐でした。今回、(大塚さん以外)ヤジ全く無いです。つまりね、やっぱりおかしいと思ってるんですよ。自分の質問動画を見ると、結構与党議員がうなずいてるんですよ。これは、良識的な与党議員は「野次を飛ばさない」という意味での声援を送ってるんですよ。そう私は思いましたね。

【上杉】
もう、柚木さんはこうやってね、少しでも支えるしかないですね。

柚木議員はここで時間となり、退席されましたが、このあとの有料時間帯では上杉隆が事件に関するとっておきの新情報を公開しています。知りたい方は是非有料会員登録の上、ご視聴ください。

12月6日放送分は、7日の16時まで無料会員登録(ブロンズプラン)でご視聴いただけます。それ以降、および番組開始から60分を過ぎる部分のご視聴には、シルバープラン以上の有料会員登録が必須です。


※参考動画:超党派で「 準強姦事件 逮捕状執行停止問題 」を検証する会第3回 「ジャーナリスト伊藤詩織さんとの意見交換会」2017/12/06


森 ゆうこ 参議院議員のYoutube Channelより引用 https://youtu.be/JiD-lbpYusc

「詩織さん準強姦疑惑」のジャーナリスト、山口敬之氏が助成金詐欺に関与か!?新興スパコン企業「PEZY Computing」に東京地検特捜部が強制捜査

今年6月7日放送のニューズ・オプエドでジャーナリスト藤本順一氏が「詩織さん準強姦疑惑」の容疑者と見られている元TBSのジャーナリスト、山口敬之氏が新興スパコン業者の補助金詐欺に関与していた、と指摘していたが、ついにここに来て、東京地検特捜部が詐欺の疑いでスパコン業者の強制捜査に乗り出した。

「スパコン」ベンチャー企業を強制捜査 助成金詐欺の疑い(引用元:NHK Web News)

ことし世界トップクラスの省エネ性能を誇るスーパーコンピューターの開発に成功し注目を集めた東京のベンチャー企業の社長らが経済産業省が所管するNEDO=新エネルギー・産業技術総合開発機構から助成金を不正に受け取った疑いがあるとして、東京地検特捜部は詐欺の疑いで会社を捜索するなど、強制捜査に乗り出しました。

捜索を受けているのはスーパーコンピューターの開発を手がける東京・千代田区のベンチャー企業「PEZY Computing」です。
(引用元:NHK Web News)

藤本氏は本日12月5日17時より放送のニューズ・オプエドにも出演、この事件に関する最新情報を語るものと思われる。

元横綱日馬富士の暴行・引退問題を相撲ジャーナリスト荒井太郎氏が語る(2017/12/4)

月曜日のニューズ・オプエドはNOBORDERスポーツ編集長、玉木正之主筆によるスポーツ特集です。この日は相撲ジャーナリストの荒井太郎さんをゲストに迎え、元横綱日馬富士の貴ノ岩に対する暴行、そしてついに引退にまで至った問題について語っていただきました。

以下、荒井さんの主なコメントをまとめました。

【玉木正之主筆】
今回貴ノ岩がやられてしまった、その原因は一体何か、日馬富士があそこまで怒る…カラオケのリモコンで殴ったと。その原因は何だと思われます?

【荒井太郎氏】
そうですねえ…「礼節がなっていない」というだけではちょっと…。

【玉木】
そう、「礼節がなっていない」って言いましたよね。あれ貴乃花親方は怒るでしょうね。「うちはちゃんとやってるんだ。あんたに言われることじゃない」って。…で、伝聞で書きまくっている雑誌なんかは「この八百長野郎!」と言った、とかね。「モンゴル会」があるとか、貴乃花親方は「モンゴル会殲滅までは戦う」と言ってるとか…これはどうなんでしょうねえ?

【荒井氏】
貴乃花親方は現役時代、他の部屋の力士とは距離をおいていましたからね、会話すらなかったぐらい。2ヶ月に一回は対戦があるわけで、そこに情が入っちゃうと…勝負には禁物ですから。そこは弟子に対しても厳しく教えてたと…。

【玉木】
私なんか相撲ファンとしては、そういう力士がいてもいいけど、情が入る力士がいても良い、というのが私のスタンスで、それでこういう「八百長批判を嗤う」という本を出したりして…そういう「人情」も好きだったんですけど、やり過ぎはいけないですよね。

【荒井氏】
「モンゴル会」…それは人間としては普通だと思うんですよ。モンゴルから異国の地の日本に来て…

【玉木】
そう、「みんなで頑張ろう」と集まるのはね、全然おかしくないですよね。ただ、そこではたして「星のやり取り」をやってるのか?貴ノ岩はそこに来ないと。だから「お前、来ないとダメじゃないか」と…こういうことはあるんですかね?

【荒井氏】
うーん、僕は一番問題だと思うのは、まあ、たまには集まってもいいとして…でもね、違う部屋の横綱が3人もいる。これは普通に考えておかしいですよ。

【玉木】
やりすぎですよね。

【荒井氏】
その三横綱を始め、照ノ富士とか番付上位の人もかなりいるわけですよ。で、賜杯を争う関係ですよ。そういう人が深夜までお酒飲むって、おかしいですよ、普通に考えて、日本人の感覚としておかしい。例えば北の湖と輪島、柏戸と大鵬、北の富士と玉の海、栃若もそうですけども、ライバルと言われた横綱がいたじゃないですか。そういう人たちの話を聞いてみると「現役時代はほとんど口をきいたことがないし、食事もしたことない」って言うんですよ。で、引退してから仲良くなったと。

【玉木】
それは貴乃花のお父さんと輪島もそういう関係ですよね。マラソンでも瀬古さんと宗兄弟は口をきかなかったって言うんですよ。甘くなるから。なんでもスポーツの勝負を争う世界は、そうなるのが当たり前みたいなところがありますよね。

〜中略〜

【玉木】
モンゴルの力士たちが、揃いのジャージを持ってますね?背中に「モンゴリアンチーム」って書いてある…あれはダメですね。

【荒井氏】
ちょっと確認はしてないんですけど、もしかしたらあれは力士でバスケットボールチームを作ってるんで、そのジャージかもしれない…ちょっとわかんないですけどね。まあでも「それをあえてこのタイミングで着るか」っていうのもありますよね。カメラマンがいるのもわかっているところに、渦中の白鵬がそのジャージを着て…。

〜中略〜

【玉木】
さあ、このあとどうなりますかね?

【荒井氏】
12月20日の理事会…これが山場。おそらく年内決着をつけて、初場所はスッキリした気持ちで迎えたい、ということなんでしょうね。

【玉木】
貴ノ岩はどうなります?あの傷跡を見ると…。

【荒井氏】
ちょっとね…病状を見ないとなんとも言えないですね。

お二人の会話を聞いていると、日本人が「国技大相撲」に対して持っているイメージと、モンゴル人のそれには、やはり埋めがたい溝があるのか…と感じてしまいますね。

このあとも視聴者の皆さんからの質問に、放送時間を延長してコメントされていますので、よろしければ有料会員登録の上、ご視聴ください。

12月4日放送分は、5日の16時まで無料会員登録(ブロンズプラン)でご視聴いただけます。それ以降、および番組開始から60分を過ぎる部分のご視聴には、シルバープラン以上の有料会員登録が必須です。

「伊藤詩織さん準強姦疑惑」の希望の党柚木議員による国会追求を受け、上杉隆が事件の最新情報を徹底解説!(2017/12/1)

12月1日のニューズ・オプエドでは、国会の法務委員会で希望の党柚木議員による「伊藤詩織さん準強姦疑惑」の追求が行われたのを受け、上杉隆が事件の最新情報を解説した。

上杉によると「安倍政権が嫌がっている4つの疑惑…森友、加計、前川、伊藤詩織…のうち、最も危険なのが詩織さんの件で、ここを追求されたら政権崩壊しかねない。だから政治も行政も官邸もメディアも全部が守ろうとする」とのこと。

以下、番組内での上杉の解説を掲載する。話の聞き手はこの日のゲスト、フリー・アナウンサーの吉田照美氏。

【上杉】
参議院予算委員会で社民党の福島瑞穂議員が、性暴力被害の撲滅を訴えました。本日も衆議院の法務委員会で柚木議員が取り上げ、度々審議が止まるという事があったんですが…照美さん、いかがですか?

【吉田照美氏】
福島議員の方もネットではずいぶん取り上げられていて、「審議が止まる」と。「総理」という本を書いたレイプ疑惑の山口敬之氏のことを出しちゃまずいんですか?

【上杉】
まずいんですかねえ!?

【吉田氏】
「審議が止まる」っていうのは、上杉さん、どういう意味なんですか?なんで止めなきゃいけないの?

【上杉】
与党の方の委員が、まあ官邸とか、党の方から「おまえ、これ出たら止めろよ」と言われていると「出た!」という瞬間に止めます。

【吉田氏】
もう、瞬間に、動物的反応で?

【上杉】
普通与党の委員長のほうに詰め寄るのは野党なんですよ。「何だこれは、おかしいじゃないか!」というふうに。でも昨日見ていてわかるように、与党のほうが詰め寄ってるんですよ。今日も柚木議員が衆議院の法務委員会で同じように話したところ、与党のほうが止めちゃうんですよ。

【吉田氏】
その瞬間も放送は流れてるわけでしょ?そういう止める行為をすることに関して「恥」って言うものはないんですか?

【上杉】
それよりも重大な「国家の犯罪」があるので、全体で守らなくちゃいけないんです。なんでこうなるかというと、行政…つまり霞が関全体の問題になる。行政のトップは安倍総理なんですよ。そして立法…こっちにもこの件には触れてほしくない人がいっぱいいるんです。司法…もっと触れてほしくないんですよ、止めちゃってるから。

【吉田氏】
最悪ですね!

【上杉】
そうすると、どの国でも活躍するのはジャーナリズム、メディアなんですが…。

【吉田氏】
メディアが突っ込めば、完璧に政権が終わってしまう案件ですよね?

【上杉】
メディアの方が突っ込まないのは、当事者が被疑者、記者クラブですから。記者クラブのど真ん中、TBSの元ワシントン支局長ですから。しかもこの犯罪は、御存知の通り安倍さんと仲がいい。安倍さんと仲がいいとどんな犯罪を犯しても大丈夫です、日本は。安心してください。

【吉田氏】
そこが大変なことだよね。でも昨日初めて国会で詩織さんの問題を福島さんが言ったことによって、取り上げられたことになったわけですよね?

【上杉】
そうですね。今日も衆議院の法務委員会でやったんですが、おそらく日本のメディアはこのことについて記事にしないと思います。

【吉田氏】
なぜですか?

【上杉】
何度も言うように、メディアの犯罪だからですね。

【吉田氏】
そうは言っても、個人の犯罪としか思えないですけど。

【上杉】
そこは記者クラブ。世界で唯一、残っているこの旧態依然とした…

【吉田氏】
なんかジンバブエと日本にしか(記者クラブは)ないみたいですね。

【上杉】
ジンバブエももうないみたいですよ。

【吉田氏】
じゃあ日本だけなんだ?「記者クラブがあるのはジンバブエと日本だけ」っていうのもびっくりなんだけど、ジンバブエはもうないんだ?じゃあ日本だけ?

【上杉】
記者クラブの話を始めるとそれだけで放送時間が無くなっちゃうので…ニューズオプエドは全く圧力にも屈せず、伊藤詩織さんの件も、記者クラブの件も報じますから。

ここで一旦「詩織さん準強姦疑惑」に関する話題は終了し、他のニュースや吉田照美画伯の特集「ニューズ油絵」が続く。番組終盤(46:15〜)で再び準強姦疑惑の話題に戻る。


柚木道義議員の追及中、法務委員会が与党の介入で再三中断する様子は明らかに異例で不自然。一体何を隠そうとしているのか?

【上杉】
希望の党の柚木議員が今日(12/1)の法務委員会で、伊藤詩織さんの件を中村格氏を呼んで追求しました。映像、流れますか?


(Youtubeチャンネル”monbran”より引用 https://youtu.be/mvHFjHGdozY

【上杉】
このあと審議が止まるんですよ。さっき言ったように与党が止めちゃう。なぜかというと、山口(敬之)さんの名前を出したから。しかも山口さんの「総理」の本を出したんです。そしたら「それを出しちゃいけない」って。…何度も止まって、それでも柚木さんは食らいついていったんですけども…続きを見てもらいましょう。


(Youtubeチャンネル”monbran”より引用 https://youtu.be/mvHFjHGdozY

【上杉】
「パネルなんでダメなんですか?」…国会では出しちゃいけない危険なパネルが、何故かNO BORDER「ニューズオプエド」にはあるという…実は柚木さんに番組直前に送ってもらったんですけど、これは何がまずいんでしょうね?

【吉田氏】
「伊藤詩織さんを被害者とする準強姦罪の経緯」となってますね。これは週刊誌で報道された内容とほとんど同じでしょ?これがなんでいけないんでしょう?

【上杉】
法務委員会の委員長は「個別の事案だから」と言うんですけど、冤罪事件だってみんな個別の事案ですから。…で、もう一個柚木さんが出そうとしたパネルがあって、これなんです。

【上杉】
これは(詩織さんの事件で)検察審査会に出したものですね。検察審査会では「不起訴相当」になったんですよ。この処分をした検察官の名前が「熊澤」となってますね。多分、これを誰がやったかを知られたくないんだと思いますね。東京の第六検察審査会ですね。反対側をみてもらうと…

【上杉】
これは小沢一郎さんの検察審査会のもの。このように「議決書の作成を補助した審査補助員」として弁護士の名前を出しているんです。ところが今回の詩織さんの事件の方は弁護士の名前が書いてないんですよ。

【吉田氏】
変だね。不公正だね、これは。

【上杉】
国会の審議が止まったところの映像を見ると、ホント不思議なんですよ。だいたい委員会が止まるというのは、野党が止めるんです。それが今回、与党が止めちゃうんですよ。

【吉田氏】
これは「出たら止める」という、指令が出てるわけ?

【上杉】
オプエドで選挙前から言ってたように、実は安倍政権が嫌がっている4つの疑惑…森友、加計、前川、伊藤詩織…のうち、絶対ダメなのが詩織さんの件。つまりこれが本丸。ここに行ったら政権崩壊します…だから全体で守るんです。政治も行政も官邸もメディアも。もうここは全て出ちゃうぞと。ブラックボックスじゃなくて、今権力側についてる人は全部アウトですよ。野党も含めて。

【吉田氏】
これ、こんなふうに審議が止まったりして、こういう体たらくは報道されないわけでしょ?

【上杉】
この(法務委員会の審議が止まる)シーンは、日本のテレビではやらないですね。ラジオでも新聞でも。

【吉田氏】
そんなに結託できちゃうわけ?

【上杉】
凄いですよ、委員会で結託してますから。今回柚木さんはすごい勇気があったと思いますよ。委員会でここまで取り上げて…しかも中村格さんを呼んだんですよ。役人だから呼ばれたら来なくちゃいけないんだけど、そしたら勝手に別の人に差し替えてるんです。

【吉田氏】
いや、ひどいなあ。よっぽど都合がわるいんだねえ。

【上杉】
この都合の悪い理由が…野党も含めて、都合が悪い人がたくさんいます。その人がなんで都合が悪いか…やっとわかりましたよ。

【吉田氏】
わかった?!

【上杉】
ここでは言わない!…有料時間帯で言います(笑)。

…というわけで、この続きを知りたい方は下記公式サイトより「ニューズ・オプエド」の有料会員登録をお願いします。

この件に関する上杉隆の発言は12月1日放送分の5:28から。12月4日(月)16時まで無料会員登録(ブロンズプラン)でご視聴いただけます。それ以降、および番組開始から60分を過ぎる部分のご視聴にはシルバープラン以上の有料会員登録が必須です。

【記者会見のお知らせ】12月1日(金)14:30~15:30 『トランプ来日時の官邸による不当な取材妨害について』@FCCJ

12月1日(金)14:30~15:30  『トランプ来日時の官邸による不当な取材妨害について』

FCCJ (日本外国特派員協会)にて上杉隆が記者会見をします。

Friday, December 01, 2017, 14:30 – 15:30

Takashi Uesugi, Founder of NO BORDER & Producer of News OPED

Language: The speech and Q & A will be in Japanese with English interpretation.

If you wonder why Japan ranked 72nd on this year’s Reporters Without Borders press freedom list behind countries like Mongolia, Lesotho, Serbia and Malawi, the Club has decided to invite Takashi Uesugi to share his recent experience.

Uesugi, who co-founded the Free Press Association in Japan (FPAJ), was kicked off the golf course where U.S. President Donald Trump and Japanese Prime Minister Shinzo Abe were playing golf. This is just the last episode of his controversial career as a journalist on the razors’ edge.

Born in 1968, a symbolic year for dissent in modern Japanese history, Uesugi has been a constant thorn in Japan’s “closed shop” media world, regularly challenging the Kisha Club system and breaking rules when he feels there is a need.

Although Uesugi has been both criticized and lauded by his fellow journalists, one thing cannot be denied: He’s not afraid to challenge authority to gain access to a story, even a big story like the Trump-Abe golf fest.

In his career, Uesugi has worked as an aide to politicians like Kunio Hatoyama and Morihiro Hosokawa. In 2016, he ran for Tokyo Governor and got nearly 3% of the vote, finishing fourth.

In 2011, he was one of the early critics of Tokyo Electric Power Company for its handling of the Fukushima nuclear accidents. He subsequently started his own blog and then co-founded the Free Press Association in Japan.

Several years earlier, he published a book titled “The Collapse of Journalism”, a grim analysis of where our industry stood then, nearly a decade before the attacks on the press by the Abe administration in Japan and the Trump administration in the U.S.

Please reserve in advance, 3211-3161 or on the website (still & TV cameras inclusive). Reservations and cancellations are not complete without confirmation.

Professional Activities Committee

You must login to confirm your attendance.

◆FCCJ web site : http://www.fccj.or.jp/events-calendar/calendar/icalrepeat.detail/2017/12/01/4856/-/press-conference-takashi-uesugi-founder-of-no-border-producer-of-news-oped.html

 

【お知らせ】システムメンテナンス終了

平素はオプエドサービスをご利用いただきまして誠にありがとうございます。

18日から19日にかけて実施しておりましたシステムメンテナンスは予定通り終了しましたのでお知らせいたします。
同時にサーバの移行も行っています。

ご理解、ご協力をいただきましてありがとうございました。

【ご注意事項】
サイトにアクセスした際には旧サイトが表示される可能性がありますので何度かリロードをしてください。
旧サイトの確認方法
「新規登録」ボタンを押して
・遷移する→新サーバ
・遷移しない→旧サーバ
また、「ログイン状態を維持する」にチェックをされている方はサイトアクセスの際に一旦、ログアウトを行い再度、ログインをしてください。
お手数をおかけ致しますがどうぞ宜しくお願い致します。

 平成29年11月19日

 ㈱NOBORDER