国の岩盤規制が阻んでいる、Uberなどのライドシェア・サービスが日本で普及するにはどうしたらいいのか?(2018/02/20)

2月20日のニューズオプエド後半の特集は、ニューモデルマガジンX編集長の神領貢さんにライドシェアについてお話を伺いました。解説委員は東洋大学教授の薬師寺克行さん、アンカーは手塚マキさんです。


【アシスタント 佐藤由季】
こちらのニューモデルマガジンX3月号にNOBORDERのニューヨーク支局長 笹野大輔さんが、Uberについて記事を書いています。

Uberなどのタクシーに代わる配車サービス(ライドシェア)は、海外ではだいぶ主流になってきているそうですね。

【神領貢氏】
アメリカ、ヨーロッパの一部、中国などのアジアで、都市部を中心に普及してきてますね。ライドシェアは自家用車で個人が不特定の人を載せてお金をいただく。スマホアプリでクルマを呼び、決済する…というとても便利なシステムです。

【手塚マキアンカー】
僕は海外旅行によく行くんですけど、景色が変わりましたね。空港につくとまずUber。行先もスマホで設定でき、交渉の必要もなく、勝手に連れて行ってくれる。お金を払う手間もない。Uberがあるかないかで海外旅行の行き先が変わるぐらい世界が違いますね。

【神領氏】
日本では国がライドシェアを堰き止めてます。理由はまず一つは、安全性が担保できるのか?…乗ってて不安になることはないかは、手塚さんどうですか?

【手塚アンカー】
今まで一回もないですね。流しのタクシーに乗るほうが不安です。そっちのほうがぼったくられるし。Uberは相手の顔も見えるし、評価も出てるし…。僕自身も乗り手として評価されるんです。僕の星が何個って。僕も選ばれるかどうか、評価されるんです。それでお互いマッチングしてから乗るから…ほんとにいいんですね。どうして日本にないかが理解できないぐらい。毎日イライラしてます(笑)。

【神領氏】
今日も国交省と話をしたんですが、「安心安全の確保を言うんだけど、じゃあUberやリフトには何が足らないの?」と聞くと、ちゃんと答えられないんですよ。手塚さんの話はまさにそれで「お互いに顔が見えて評価されて、十分に信頼関係あるじゃないか」と。

〜中略〜

【アシスタント 佐藤】
薬師寺先生はどのようにお考えですか?

【薬師寺克行解説委員】
Uberを使ったことはないけど、新しいビジネスに最も抵抗があるのが日本ですよね。今ある産業のための基準とか資格を国が作って、誰でも参入できないようにするので、既存の企業は安心してビジネスが出来る。そこで得た収入を政治献金として自民党に渡す。自民党はそれで議席を得る。役所は天下り先が確保される…こういうことですね。これでどんどん国が衰退しているわけです。

〜中略〜

【アシスタント 佐藤】
今朝神領さんが石井国交大臣に質問したんですね。こちらです。

【神領氏】
官僚言葉で「極めて慎重な対応」ってことは、やらないってことですからね(笑)。これは私達が言わなきゃダメですね。その結果「サービスがなってない」とか、「遠回りされた」などの不利益もたまにはあるかもしれないけど…。

【手塚アンカー】
でもUberは遠回りになっても料金は一緒なんですよ。行き先を決めた時点で料金は決まっているので。どんなに混んでいようが、どんなに遠回りされてようが三千円は三千円。だから揉め事がないんです。しかも安い。タクシーの半分ぐらいです。


…先日の笹野さんのニューヨークレポートにもありましたが、Uberなどのライドシェア・サービスは本当に利用者にとってメリットが多い、画期的なシステムのようですね。そしていつものように日本では政・官・業の癒着がその普及を阻んでいると…。それを変えていくには、私達国民が声を上げていく以外になさそうです。ここに書いた内容は番組のごく一部ですので、さらに詳しい内容は是非番組サイトで本編をご視聴ください。

そしてこのあとの有料時間帯の「薬師寺教授の注目ニュース」は「preenptive / preventive」がテーマ。北朝鮮に対してアメリカが攻撃をするとすれば、それは国際法上合法な「先制攻撃」なのか、違法な「予防戦争」なのか…どちらとみなすかについて解説されました。

そちらの方も詳しい内容は是非番組サイトで本編をご視聴ください。

2月20日放送分は、2月21日の16時まで無料会員登録(ブロンズプラン)でご視聴いただけます。それ以降、および番組開始から60分を過ぎる部分のご視聴には、シルバープラン以上の有料会員登録が必要です。


※関連記事
Uberは事前に料金が分かって、すぐ迎えに来て、料金はタクシーの約半額!笹野大輔ニューヨーク支局長のレポート(2018/02/09)


【お知らせ】

 

財務省が自賠責保険から借金した6100億円はウヤムヤにされる危険性も!?ニューモデルマガジンX編集長 神領貢氏に訊く(2018/02/20)

2月20日のニューズオプエド前半の特集は、ゲストにニューモデルマガジンX編集長の神領貢さんに来ていただき、自賠責保険の借金返済問題について先月に引き続きお伺いしました。

先月の自賠責保険審議会で自賠責の料率は、神領さんの予測通りに据え置きになりました。国会では麻生財務大臣が「自賠責の保険料から借りた6100億あまりの借金は、この後も積立金が枯渇しないように完済する方向で進めている」と答弁しました。(財務省が自賠責保険から借金した経緯は、下記の過去記事を参照してください。)

しかし6100億以上の借金のうち、次年度返ってくると決まったのはわずか23億円。1年間の利子分程度でしかありません。これでは元金は減らないので、いつになったら完済するかは全くめどが立っていないのが現状です。


【神領貢氏】
昨日(2月19日)財務省に取材をしました。案の定「どう返していくかは現状では白紙」とのことでした。お借りしたお金はちゃんと返さなきゃいけない、という自覚はあるんですよ。自覚だけね(笑)。でも何年でどう返すかは全く決まっていない。毎年毎年予算繰りの中でいくらか捻出すると言ってますが、どうなるかは予断を許さない状況です。


このあと神領さんは「ダラダラ時間をかけて返済しているうちに、ウヤムヤにされてしまうかもしれない」と疑問を投げかけています。なぜその危険性があるかは、番組サイトより本編をぜひご視聴ください。

2月20日放送分は、21日の16時まで無料会員登録(ブロンズプラン)でご視聴いただけます。それ以降、および番組開始から60分を過ぎる部分のご視聴には、シルバープラン以上の有料会員登録が必要です。


【お知らせ】

メジャーリーグと日本のプロ野球は何が違う?野球をもっと面白くするには?…プロ野球交渉代理人、団野村氏に訊く(2018/02/19)

2月19日(月)のニューズ・オプエドは、NOBORDERスポーツ編集長・主筆の玉木正之さんによるスポーツ特集です。ゲストにKDNスポーツジャパン 代表取締役社長の団野村さんをお迎えし、プロ野球についての様々なお話を伺いました。ここでは野茂英雄投手がメジャーリーグに渡って脚光を浴びた時の裏話をピックアップします。


【玉木正之編集長】
サッカーのJリーグが1993年にできて、プロ野球はどうしようかという時に、野茂投手がアメリカメジャーリーグに渡りました。その時に団さんがお世話した…?

【団野村氏】
もともと野茂さんはアメリカに行きたいと言う希望が強かったので、どうやって行ったらいいかという道を見つけました。

【玉木編集長】
その時に野茂投手は「任意引退(自分の意志で引退すること)」だったんですよね?

【野村氏】
そうです。

【玉木編集長】
任意引退だと、球団がその選手に対する保有権を持つことになり、球団の了解がないと他のチームには入れないんです。それがアメリカのチームにも適用されるかでしたよね?一番の問題は。あれは事前にわかっていたんですか?

【野村氏】
94年に野茂さんに頼まれていろいろ調べたので、事前にわかっていました。任意引退はアメリカでは自由契約選手である、と。元西武のデストラーデ選手が任意引退で、その後メジャーで復帰した前例もありましたので…。ただそれは調べないとわかりませんでした。

【玉木編集長】
それは私も今はじめて知りました。…とにかく当時日本では、選手の代理人をすることも認められてなかった。本当はおかしな話ですよね?プロ野球の問題と言うよりは、基本的人権の問題ですよね。

【野村氏】
弁護士に言わせると弁護士法だって言うんですよ。でも我々は法定代理人ではなく、選手の代理をしているだけですから。

【玉木編集長】
そういうことがOKになって野茂投手がメジャーに行けることになった。その時は団さんも嬉しかったですか?

【野村氏】
そうですね。一番大変だったのはどう任意引退に持っていくか。「引退したい」と言っても球団は承認してくれませんから。そこさえクリアすればメジャーに行けることは100%間違いなかったんです。

【玉木編集長】
確か複数年契約を要求して、球団がそれを認めずに「じゃあ引退する!」ということになったんでしたよね?

【野村氏】
当時複数年契約というのはなかったんです。怪我をしたので、だったら保証してもらおうと。FAまで6年残っていたので、6年間保証してくれと。そしたら球団が怒って「ふざけるな!これでサインしないならもう引退させるぞ」と言ったので「飛んで火に入る夏の虫」だったのです。


このあともまだ野茂投手関連の興味深い話が続きます。後半は是非番組サイトで本編をごらんください。

その他は以下のような話題をお聞きしています。

  • 日本のプロ野球は、野茂投手の当時と比べて変わりましたか?また、どのように変わっていくべきでしょうか?
  • MLBは何度かのストライキや労使紛争を経て改革が進んだようですが、何がどのように変わったのでしょうか?
  • 日本のプロ野球がMLBに加わるのでは?という噂が出たこともありましたが、MLBに対して、日本のプロ野球はどのように対処すればいいでしょうか? (韓国、台湾、中国、オーストラリアと日本のプロ野球の将来的な関係?)
  • 日本の新人選手が最初から「メジャーを目指したい」というのは、日本のプロ野球にとっては恥ずかしいことなのでは?
  • 大谷選手は、メジャーでも「二刀流」を貫けるでしょうか?
  • 日本の球団で選手の扱いがまともなのはどこでしょうか?
  • ダルビッシュ投手のカブスとの契約金は高い?安い?
  • オリンピックに野球の復活はある?そもそも野球はオリンピックに向いてますか?
  • MLBがこれからまた発展することはあるでしょうか?

選手でも監督でも球団関係者でもジャーナリストでもない、「プロ野球界の交渉代理人」という立場ならではのお話は、大変興味深いものがありましたね。団さんから見ると、日本のプロ野球界はまだまだ球団の力が強すぎて、選手の意志がなかなか通らない、そこが変われば日本の野球はもっと面白くなるのに…ということのようですね。これらのお話は是非番組サイトからご視聴ください。

2月19日放送分は、2月20日の16時まで無料会員登録(ブロンズプラン)でご視聴いただけます。それ以降、および番組開始から60分を過ぎる部分のご視聴には、シルバープラン以上の有料会員登録が必要です。


【お知らせ】

【特別公開】 上杉隆の「ニッポンの問題点」『 希望の党結党前夜の密談と排除の論理(上)  』

今回は月刊 マスコミ市民(【特集】改憲、三選 安倍政権に見える綻び 民
進党解党の真相 2018年1月号)にて掲載された上杉のインタビュー記事をご
紹介します。
インタビュアーはマスコミ市民編集委員会の川崎泰資氏です。

川崎 朝日新聞に3日連続で載った「検証・民進分裂」という検証記事は、い
わば裏話だともいえますが、今日はその裏話の裏を聞かせていただきたいと思
います。

上杉 昨年の都知事選挙後から小池さんの周辺に私の姿があると言われていま
した。それは当然で、私自身、都知事選にも立候補しましたし、都政の取材を
18年間もしてきて都庁番の記者の誰よりも都政については熟知していると自負
していることもあり、築地市場の移転問題やオリンピックの会場問題に関して、
小池都政の勝手な助言者としてお手伝いしてきた経緯があったからです。ただ
し、選挙がらみのことは一切なく、あくまでも東京が良くなるためにとボラン
ティアで協力してきたのです。もちろん今の今に至るまで小池さんや東京都か
ら一円ももらったことはありません。また中に入るつもりもありませんでした
ので、ポストもいらないという立場でやってきたのです。

一方、私は国政についてはもっと長く、約25年間も携わってきました。まず、
故・鳩山邦夫議員の秘書の立場で、94年の12月10日の新進党結党に携わりまし
た。その時の結党準備広報委員会の事実上のトップは小沢一郎代表幹事、事務
のトップが鳩山邦夫委員長、その下にいたのが小池百合子広報企画委員長代理
でした。事務スタッフには鳩山邦夫事務所の私上杉隆や細川護熙事務所の松野
頼久秘書(のちの官房副長官)といった面々でした。ですから、その時から小
池さんとは知り合いです。

その後、1996年の旧民主党結党の半年前の春、鳩山由紀夫、鳩山邦夫、船田
元、菅直人、簗瀬進、高見裕一、海江田万里という7人の国会議員と後に事務
局長になる芳賀大輔さん、私を含めたメンバーが軽井沢で秘密会を開いたのが
始まりです。その後、会合を重ねていろんな人に呼び掛けていって秋に民主党
ができたのです。私からすると、枝野さんや前原さんは呼びかけた若い新メン
バーなのです。98年に新しくできた民主党のときは、やはり半年間くらい前か
ら国会図書館で会議を続けましたが、そのときに事務を担ったのも私でした。
最近では、細川護熙さんと小泉さんが組んだ都知事選で最初に選対を作ったの
が私と木内孝胤さんです。そうした新党結成の長い経験もあってか、小池さん
サイドから「ちょっといろいろ教えてよ」と声をかけられたのがはじまりです
ね。私は「野党連合でやるのだったらいいですね」と言って応じた記憶があり
ます。

私は、今から10年前の2007年に『官邸崩壊』を書きました。当時、安倍さん
という政治家は権力をもったらきっと驕るだろうと思っていましたが、まさに
10年後の現在その通りになりました。その私に対して、安倍さんは10年以上も
HPの中で上杉隆を叩き続けています。そこまでされても安倍さんに恨みを感じ
ません。ただ、謙虚さを失った権力は独裁を引き寄せ、国を破るという古今東
西の歴史から、安倍政権を倒すためには、右も左も関係なく野党の共闘が必要
だと考え、新党をつくる能力をもっている人は野党側にはいないので、協力す
ることにしたのです。

9月26日の夜、銀座である人と会って食事をしていたら、小池さんから「い
ま前原さんと会えるかしら」という電話がかかってきました。それまで小池さ
んは前原さんと会うことを留保して避けていたのですが、そろそろ会わなけれ
ばならないという判断をしたのでしょう。すぐに前原さんに電話すると、「も
ちろんぜひ会いたい」ということでしたので、私が帝国ホテルに密会場所を取
ってセッティングをしたのです。その際、すぐに前原さんから電話がかかって
きて、「小沢さんと連合の神津会長と一緒にいる。2人をお連れすることもで
きる」と連絡がありました。もとより私は小沢さんが一緒にいれば安倍おろし
にとっては有効だと思っていたので力強いと思い、小池さんに「お2人がいる
のですが、どうですか」と伝えました。しかし小池さんは、「小沢さんは次に。
前原さんと2人でいいわ」というので、そのままそのことを前原さんに伝えま
した。すると、またすぐ小池さんから電話がかかってきて、「やっぱり連合の
会長だけは呼んで」と言うのです。出過ぎた真似だと思いましたが、私は、
「前会長ならまだしも、現会長だと話が漏れる可能性がある」と言って反対し
たのですが、小池さんは前原さんに気を遣ったのでしょう、「連合の会長を」
と言うのです。それで前原さんに「連合の会長もご一緒にと、小池さんが言っ
ています」と伝えたら、前原さんは「小池さんがそうおっしゃるならばそれで
行きましょう」と言って、神津さんも同席することになったのです。その後、
小池さんから電話がかかってきて、「あなたも来てくれない」と言われて、4
人で会うことになりました。

川崎 そうして4人で会うことになったときに、そこで前原さんから「解党す
るから一緒にやりたい」という申し出があったのですね。

上杉 はい。話の中身に関して、朝日新聞に書いてあることは本当にごく一部
ですが大筋で合っています。まず、前原さんから「民進党を解党します」とい
う提案がありました。そのとき、私も小池さんも驚いた記憶があります。そし
て、「衆議院議員は全員離党させます」「代表の私も離党します」「党籍をは
ずして希望者は全員希望の党に公認申請を出します」ということを言いました。
小池さんとしては、相手からそう言ってきているのですから聞く以外術はあり
ませんが、「それはいいのですけれど、まとめて来られたら困ります」と返し
ていました。すると、前原さんは「議員個人個人の判断ですから、小池さんの
ところに行きたくないという人もいるでしょう。ただ希望者は公認申請をさせ
ます。民進党という政党から立候補する人はいません」と断言しました。さら
に前原さんは、「この後まず代表選挙を戦ったばかりの枝野代表代行に話しま
す。その後に役員会を開きます。役員会を開いた後、常任幹事会を開きます。
常任幹事会を開いて通ったら両院議員総会を開きます。もしどこかでダメとな
ったらこの案はダメかもしれません。しかし皆がOKとなった時に小池さんにダ
メだと言われては困るので最初に言いに来ました」という話でした。

「憲法観などで合わなくて、行かない人も何人かいると思います」という前
原さんの話に対して、小池さんは「全部来るんじゃないの」と疑っていました。
小池さんは改憲ですし、前原さんも改憲です。「改憲グループは行くけれど、
護憲は無理でしょう」と前原さんが言うと、小池さんは「護憲左派は来てもら
っては困る」と言ったと記憶してます。前原さんは「まさか護憲派は行かない
でしょう」と、そういうやり取りでした。

さらに前原さんは、「うちは政党助成金と政務調査費で150億円近くあるで
しょう。これは一緒に頑張ってきた民進党の仲間のためにまず使いたいので、
この選挙で使わせてもらいます。希望の党に行く人もいるし、無所属で出る人
もいるし、あるいは別の政党に行く人もいるかもしれませんが、今の民進党所
属の人に優先的に渡したい。ただ全部を使うわけではないので、それを小池さ
んの方で使ってください」と提案したら、小池さんはその場で「一円もいりま
せん」と言って断ったのです。前原さんは、「私のお金ではないけれど、うち
で150億円も使いませんから。もう選挙ですから」と言ったのですが、小池さ
んは頑として受け付けませんでした。

あとは党職員の問題で、前原さんは「彼らを路頭に迷わせるわけにはいかな
いので、党職員は何とか全員雇ってください」と言ったら、小池さんは「私は
その人たちに会ったことがないので、それは事務方が判断するんじゃないの」
と言いました。話はこの3つだけです。

翌日は「希望の党」の結党の日で他党との交渉中でしたから、小池さんから
は、「この話はまだ言ってもらっては困ります」と固く念押しがありました。
前原さんも「これから枝野さんに言って、そのあと全員一致しないと、民進党
は独裁じゃないからできません。きちんと手続きを経て、そして最後に改めて
お願いすると思いますから、2日か3日時間をください。それまではお互い完全
に秘密を守りましょう」と返しました。

最後に初めて神津さんが口を開いて、「私は今日小池都知事にお会いできて
光栄です」「この場に立ち会えてうれしいです」と言うのを聞き、私は「この
人はいったい何をしに来たのだろう」と思いました。そして、「うちも組織が
あるので早めに言わなくてはいけないので」と言ったので、私が「今、お2人
の話を聞いていたでしょ。秘書も通していない。こういうことは漏らしちゃ絶
対ダメですよ」と言いました。

会談が終わって数時間後、すでに他党や記者たちから連絡が入ってきたので
す。小池さんからは「どうなっているの」「誰が漏らしたの」と来たので、前
原さんに電話をしたら「私は漏らしていません」と言うので、今度は神津さん
に「どうなっているのですか」と聞くと、「私は何もしゃべっていな」「あの
ホテルは実は共産党が紛れ込んでいるのですよ」と言うのです。ここで私は察
しました。今回の帝国ホテルのアレンジをしたのは私です。それにあたって、
相当の上の方まで確認をとり、帝国ホテルの中でも信用できるスタッフを集め
てもらい、導線確保までして場所を作ってもらったのです。仮にそうだとした
ら帝国ホテルの信用に関わります。神津会長が嘘をついたのです。「組織内の
対応がありますから、それは下の方には報告させてもらいました」とのちに認
めましたが「後の祭り」でした。

小池さんは「信じられない」と言いましたが、前原さんも同じように思って
いたことでしょう。少なくとも神津会長が72時間黙っていてくれれば、まった
く状況は変わっていました。4人で会った日が9月26日の火曜日の夜なので、水、
木、金まで漏れなければ、土日は役所も休みで新党の届出は出せなかったので、
つまり、この世の中に立憲民主党はなかったということになります。神津会長
がしゃべっていなければ、希望の党を中心とした野党連合ができていたはずで
す。場合によっては公明党も仲間に入っていたかもしれません。社民党や共産
党には小沢さん経由で選挙協力についての非公式の協力のお願いをしていまし
た。自民党以外の全勢力を固められる可能性があったのです。

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オランダでは病気じゃなくても安楽死を合法的に選択できる。支持政党なし代表の佐野秀光氏が安楽死制度の必要性を語る(2018/02/16)

2月16日のニューズオプエド、後半の特集は、支持政党なし代表の佐野秀光さんに安楽死制度についてお話を伺いました。


【アシスタント 川島ノリコ】
佐野さんは安楽死制度が必要と感じてらっしゃるんですね?

【佐野秀光氏】
私は昔から「なんで日本で安楽死制度が議論されないのか?」と思っていました。私もそうですが、とにかく「なんでも一生懸命頑張る、病気になっても最後の最後まで頑張る」ということを美徳として育ってます。でももし、なにか辛い病気になった時とか、何かの時には「安楽死制度」というものもあるんだ、という選択肢があれば…選択肢があるだけいいと思うんですよ。必要ない人は使わなければいいんですから。でも「そういう選択肢もある」ということが心の安心感につながると思うんですよね。

【乃木涼介アンカー】
安楽死と言っても「どこからが安楽死か?」など、定義の問題があると思いますが、佐野さんの考える安楽死とは?

【佐野氏】
安楽死には「積極的安楽死」と「消極的安楽死」があります。病気でもう治療法がない、という方はもちろんなんですけども、そうでなくても今自殺者が年間2万〜3万人いる中で、「安楽死」という選択肢もあるんだということであれば、自殺に待ったがかけられる可能性もあると思うんですよ。今、人生100年時代と言われてて、国の方も「一億総活躍時代」と言ってますけれども、そのためには安楽死という制度があれば、自分のやりたいことがやれるわけですよ。自分が何歳まで生きるかわからないということであれば、「お金はできるだけ貯金して…」ということで、そのお金を使わずにパタッと死んじゃうこともありますよね。でも安楽死という制度があれば、お金を使い切ってから死ぬ、ということも出来るわけです。「自分の人生の最後は自分で決められる」ということ自体が、まさに「一億総活躍」出来るということなんじゃないかと思うんですよ。もちろん、1億人いれば1億の価値観がありますから、この制度があればみんなが喜ぶというわけではありませんが、誰もが思っているのは「自分は最後はどうなっちゃうんだろう?」という不安ですね。その思いは「安楽死という制度があるんだ」というだけで、安心感につながる…私はそれを思ってるんですよね。

【佐野氏】
オランダはすでに安楽死を認めてる国ですが、オランダでは数日前に「18歳以上の人は『臓器提供はしたくない』という意思表示をあらかじめしない限り、亡くなった場合は全員臓器提供をする」ということが決まったんですよ。私は「臓器提供の意思表示をした場合に安楽死を認める」という風にしたらどうかなと思ったんです。もちろん、65歳以上の方とかはそうじゃなくても認めていいと思うんですが、若い方でも「臓器提供の意思表示をすれば安楽死も認められる」わけです。今、臓器提供を待ってる方は2万人ぐらいいて、自殺者と同じぐらいいるんですね。であれば、「生きたい」という人の思いを大事にするのも人間の尊厳として大事ですけれども、「死にたい」と思う人の尊厳も大事だと思うんです。であれば、臓器提供を条件に安楽死を認めたらどうかな、と昔から私は思ってるんですね。

生きたいと思っている人と、死にたいと思っている人…マッチングではないですけれども、臓器提供を条件にそれを認めたらどうか。…オランダは安楽死の先進国で、病気じゃなくても安楽死が選択できるんですね。そのオランダでは、今回「18歳以上の人は『臓器提供はしたくない』という意思表示をあらかじめしない限り、亡くなった場合は全員臓器提供をする」ということになったんですね。


これはある種衝撃的というか、佐野さんからの驚きの提言ですね。もちろん賛否両論あると思いますが、オランダではすでにそのような安楽死制度が既にあるということなので、決して非現実的なことではないようです。生きるとは、死ぬとはどういうことなのか…あらためて考えさせられますね。番組ではこのあとも佐野さんから引き続きお話を伺っています。もう一人のゲストの元衆議院議員の小林興起さん、そしてMCの二人からも、佐野さんの提言に全面的に賛同というわけではないですが、一定の理解を示す反応だったのが印象的でした。続きは是非番組サイトから本編をご視聴ください。

2月16日放送分は、2月19日の16時まで無料会員登録(ブロンズプラン)でご視聴いただけます。それ以降、および番組開始から60分を過ぎる部分のご視聴には、シルバープラン以上の有料会員登録が必要です。


参考:「つらいから死なせてほしい」(NHKオンライン)

オランダで容認されている安楽死は、不治の病による耐え難い痛みとそれに伴う精神的苦痛を理由におこなわれてきた。そのオランダで、純粋に精神的な苦痛だけを理由にした安楽死が、裁判で認められた。

1994年6月に安楽死した50歳になるソーシャルワーカーの女性は、医学的には、肉体的にも精神的にも異常はなく、まったく健康な状態だった。(本文より引用)


【お知らせ】

明治維新を成し遂げた誇り高い、勇気ある日本人はどこへ!?小林興起氏が米国に媚びるばかりの現在の日本政治に「喝!」(2018/02/16)

2月16日のニューズ・オプエドは、元衆議院議員の小林興起さんをゲストにお迎えし、「明治維新150年」というテーマでお話を伺いました。


【アシスタント 川島ノリコ】
今年で150年の節目を迎えた明治維新。小林さんはこちらについて思うことがあるそうですが…。

【小林興起氏】
明治維新がなかったら世界はどうなっていたか?欧米列強に植民地にされてきたアジアを救うきっかけになったのが明治維新。日本が立ち上がって「日本のあとに続け」ということで流れが出来た。大東亜戦争、太平洋戦争で日本が負けたのは残念だったけど、アジアの独立は達成されていくわけですよ。今、明治維新について学ぶのが大事だと思います。

そこまでやった日本人が、今どうなのか?太平洋戦争で1回負けたぐらいで、70年たってもアメリカに対して独立の意思がない。私は自民党の政治家でしたが、なぜ自民党を追放されたかというと、アメリカに要求された郵政民営化に対して「アメリカに日本のカネを簡単に渡すのはおかしい」と反対しただけ。どっちが正しいかどうかは別として、それに反対しただけで「お前は党を出て行け。アメリカが気に食わないんだから」と、小泉政権に追放され、「おかしい」という声がマスコミからも上がらない。国民からも上がらない。

その後どうなったかというと、今北朝鮮なんて小さな国がアメリカ怖さでミサイルを発射したからと言って、Jアラートが鳴って恐れおののいて、小学生たちが防空頭巾をかぶってうつ伏せになってるなんて…マンガというか、情けないですよ。北朝鮮が大国日本を攻撃するわけないでしょ。「アメリカがいじめるのがけしからん」と言ってるだけなんですよ。それをアメリカと一緒になって、怯えてみせたりね。

オリンピックでも、せっかく朝鮮半島で仲良くやろうとしてるのに、「いや、あんなものは見せかけだ」と反対してみせたりね。…なんかもう、日本人の誇りも何もないというか、あまりにも情けないですね。かつてあれだけ勇気があった、アジアの代表だった日本人が、アジアの中で一番勇気のない政治をやって、怯えて暮らしている。私は明治の頃に生まれていたら、国家のため、国民のために働く大政治家になれたんじゃないかと思うんですけどね。

〜中略〜

【小林氏】
オプエドはこうやっていろいろな意見を取り上げてくれるので、私も出れるんですが、一般のテレビ・新聞はどれを見てもおんなじ事しか書いてないですよ。誰かが少数で全テレビ局、新聞社をコントロールして…それでアメリカに貢ぐって言うことでしょ。今の金融緩和だってアメリカのためにやってる。アメリカの方は少し金融を引き締めしだしたから、アメリカの投機筋はもっとカネが欲しい。「じゃあ日本から持ってこようじゃないか」って、金融緩和をやめたアメリカに「じゃんじゃんお金を使いなさい」と、投機筋を助けているようなもので…。とにかくアメリカの金融資本に、めちゃくちゃに日本が貢いでるわけですよ。で、国民はちっとも豊かにならない。(アメリカの)大金持ちはますます大金持ちになるばかりで…。


小林興起さんのお話を聞くと「本来の保守政治家とはこういう人だよな」といつも思います。「親米保守」という妙な言葉がありますが、なんだか今はアメリカべったりで、アメリカの言いなりになるのが「保守」であるかのように意味がすり替わってしまったようなところがありますね。

ここに書いた内容はごく一部で、まだまだ他にもたくさんのお話を伺っています。そちらの方は是非番組サイトで、全編をご視聴ください。

2月16日放送分は、2月19日の16時まで無料会員登録(ブロンズプラン)でご視聴いただけます。それ以降、および番組開始から60分を過ぎる部分のご視聴には、シルバープラン以上の有料会員登録が必要です。


【お知らせ】

フィクションなのに実話のような圧倒的なリアリティ…それが小説家 島田雅彦作品の魅力!その秘密は?(2018/02/15)

2月15日のニューズ・オプエドのゲストは、小説家の島田雅彦さん、フォーラム4代表の古賀茂明さんをお迎えし、島田さんの小説「虚人の星」について、そして古賀さんには新コーナー「古賀茂明の承服しかねます」でお話を伺いました。


【アシスタント 佐藤由季】
7つの人格を持つ主人公が登場するということですが、多重人格の主人公というアイディアは、どのようにして生まれたのですか?

【島田雅彦氏】
幼いころに「レインボーマン」というテレビ番組がありまして、インドで修行してきて超人になって、悪と戦うんですが、70年代の世相に合ったシナリオになってて、曜日ごとに7種類の姿に变化するヒーロー物でした。そのイメージから多重人格のスパイを…。主人公が中国のスパイなんですが、アメリカが相手ではスパイは成立しないので、中国ならあり得るかな、と。

【上杉隆アンカー】
この作品が面白かったのは、私の政治家の秘書として5年、ジャーナリストとして20年経験があっても、「あ、これは違う。こんなことはありえない」という部分がないんです。それが一箇所でもあると陳腐化するんだけど、島田さんの作品は「これ、どこで見てきたんだろう?」と思うぐらい描写がすごい。矛盾とか違和感が全然ないんです。…これはどこで取材したんですか?

【島田氏】
取材って言っても…まあ、上杉さんや古賀さんの書いたものを参考にさせていただいたり、元外交官の佐藤優さんのものも。それから今はネットでかなり情報が拾えますね。新聞・テレビなんて見てる場合じゃないというか…。よく陰謀説とかガセとか言われるものの中に、意外と真実がある気がするんですよ。内心では「やべえ、ホントのこと書かれちゃった」と思ってるから陰謀説とかガセネタと決めつけるのに違いない、と(笑)。そうやって大新聞とかテレビ局にはネタにさせないことによって、全てを葬るんですよ。

ジャーナリストでも、本当に政権を崩壊させるほどのネタを持っていても、それをまともに出すと干される場合、「フィクションを装って出す」というやり方がありますよね。読者もそれがわかっていて読むと。ここまで報道が規制されると、最後はそういったやり方しかないのかもしれませんね。

【アシスタント 佐藤】
視聴者の皆さんからも「どんな小説か知りたい」というコメントが来ているので、簡単にご説明しますね。

7つの人格を持つ主人公は中国のスパイとして外務省入りし、後に日本の首相の側近に抜擢されます。その首相ももう一つの別人格に悩んでおり、好戦的なもう一人の自分に重要な決定を委ねていくようになります。この小説は、今の日本の政治状況と密接にリンクしながらストーリーが展開しているということなんですね。

【上杉アンカー】
そこに家族、親子の問題とかが絡んでくるんですよ。

【島田氏】
小説って政治のこと、ビジネスのことを書いても、必ずファミリーのことが出てくるものなんですよ。今の政権で言えば、安倍首相のやりたいことのむこうには岸信介…お爺さんがいるわけですよね。この朝鮮戦争が再発するかという時、ファミリー・ロマンス的な関わり方が絶対あると思うんですよ。1950年の朝鮮戦争のときは、日本は軍事特需で敗戦後の不況から脱出できた。そしてアメリカの方針が変わって、日本を再軍備させ、日本にアジアの反共防波堤の役割を担わせると…。そして日米安保に舵が切られていきました。その時に戦犯だった岸信介が政界復帰して、アメリカの軍産複合体とかCIAと関わって、日本の政策をアメリカよりに誘導していくキーパーソンになっていく…。安倍首相が朝鮮問題でこれほどタカ派的に絡んでくるのは、これはもう、お爺さんのお墨付きがあるみたいな…ファミリー的な一貫性はあるんですね。


島田さんの作品は、フィクションでありながら「これは本当のことなんじゃないか?」と思わせるほどの圧倒的なリアリティ、ストーリー性に魅力があるんですね。このあともまだまだたくさんのお話を伺ってますので、是非番組サイトで全編をご視聴ください。

また、有料時間帯の古賀茂明さんの新コーナー「古賀茂明の承服しかねます」では、「実質賃金が安倍政権で4%減。だけどなぜかスルーするメディア」というテーマでお話を伺いました。モリ、カケ、スパ、詩織さん問題と同様に、記者クラブメディアの安倍政権に対する忖度で、国民には本当のことが知らされない…というわけですね。こちらの方も番組サイトでご視聴ください。

2月15日放送分は、2月16日の16時まで無料会員登録(ブロンズプラン)でご視聴いただけます。それ以降、および番組開始から60分を過ぎる部分のご視聴には、シルバープラン以上の有料会員登録が必要です。


【お知らせ】

マッチポンプで戦争を煽る「金融ハイエナと戦争屋」が、テロリストに資金提供している!原口一博議員が驚きの発言!(2018/02/14)

2月14日のニューズ・オプエドは、衆議院議員の原口一博さんをゲストにお招きして、2月7日の衆議院予算委員会で「軍産複合体」「ディープステート」について言及されたことについてお話を伺う予定でしたが、国会が長引き、レギュラー時間内にはご出演いただけませんでした。しかし、急遽特別編として配信終了後に到着した原口議員にお話を伺い、Youtubeの動画でお届けできることになりました。下記サイトより、2月15日22:45分まで公開配信いたしますので、どうぞご覧ください。

ここではその内容のごく一部をご紹介します。


【アシスタント 義山望】
そもそもディープステートというのはどういうものなんでしょうか?

【原口一博議員】
そうですね、ステートの中のステート…軍産複合体が国家の衣を借りて、まさに「戦争屋」、右手で火をおこして、左手で鎮める…そういったことをやってきたことが開示文書によって明らかになってきたわけです。「金融ハイエナと結びついた戦争屋」と言ってもいいでしょう。世界を貪り尽くしていって、テロリストにお金を回していって、戦争を勃発させたり…そういうことをやっている人たちです。

〜中略〜

【乃木涼介アンカー】
今その軍産複合体のことを日本で取り上げたのは、それが大きくなりつつあると…?

【原口議員】
アメリカは今政府閉鎖をしかけてる…その時に日本は「イージス・アショアを買いましょう、何を買いましょう」と、戦争屋の手先が出店を開いているわけです。それがメディアも何も支配していて、やりたい放題やってきたんです。

〜中略〜

【乃木アンカー】
総務大臣をやられた経験から、今のメディアをどうご覧になりますか?

【原口議員】
「夜明け前が一番暗い」と。…一言で言うと。

【アシスタント 義山】
夜が明けるんですかね?

【原口議員】
明けますよ。もう、このビジネスモデルはやってらんない。…もう僕らも見ないですよ。横並びの記者クラブメディアは見る価値がない。むしろこの上杉さんの番組とか、選択的に情報を取りに行く時代になってるから。僕が見てるのはRT(ロシア・トゥデイ)とか、アルジャジーラとか。そういうのを見てると、日本のメディアが平板に見えてくる。


…いかがでしょうか。軍産複合体、ディープステートについて、国会を含む公の場でここまで踏み込んだ発言をした国会議員は他にいないと思います。ここに書いた内容はほんの一部で、この他にも原口議員は「中央銀行(日本では日銀)が株や国債を大量に買うことで、金融ハイエナに利益をもたらしている」等、驚きの発言をしていますので、是非Youtubeの番組特別編を御覧ください。

また、レギュラー時間帯の配信では、上杉隆と大貫康雄さんがダブル解説委員で、原口議員とはまた違う切り口でこの問題を解説しています。そちらの方は是非番組サイトから本編を御覧ください。

2月14日放送分は、2月15日の16時まで無料会員登録(ブロンズプラン)でご視聴いただけます。それ以降、および番組開始から60分を過ぎる部分のご視聴には、シルバープラン以上の有料会員登録が必要です。(特別編は15日の22:45分まで無料公開です。)

「右から左まで、様々な意見が違う人と議論してもらう」それが日本政策学校。金野索一学長が考える人材育成とは?(2018/02/13)

2月13日のニューズオプエドは、ゲストに一般財団法人日本政策学校・学長の金野索一さん、そして、解説委員に平林壮郎さんをお迎えし、「世界を変える人材育成」というテーマでお話を伺いました。


【アシスタント 義山望】
金野さんは、そもそも何故人材育成について考え始めたのでしょうか。

【金野索一氏】
震災があった時に「日本は凄い。こんな災害が起きても団結して復興に向かってる。そんなに犯罪も起こらない」と海外から評価されました。だけど政治だけは機能不全を晒したな、と。人材は素晴らしい人が日本にはたくさんいるが、偏在しているのではないか?その偏在している人材を政治やパブリックセクターにシフトしていく…そのためのプラットフォームとして2011年に日本政策学校を作らせていただきました。

日本は、右の人は右だけ、左の人は左だけで固まりたがる。でも本来は改憲派の人は護憲派の人と議論することで、お互いの政策がブラッシュアップして行くのが民主主義。なので、共産党から自民党まで、様々な講師に来てもらい、自分と意見が違う人と議論してもらう場にするというのが日本に必要なことで、日本政策学校の特徴になっていると思います。

〜中略〜

…また金野さんはNPO法人エドテックグローバルとして、海外で無償でハイテク技術などを教える学校もやっています。


【金野氏】
人間にとっての一番の課題は「人間同士が殺し合うこと」だと思います。それ以上悪いことはないでしょう。世界中、誰でも戦争はない方がいいし、飢餓で人が死ぬことはないほうがいいと思ってる。それでもそれがなくなった例がない。その一つの理由は、戦争や飢餓がすぐになくならなくても困らない先進国の人間が世界を動かしてるから。もちろんないほうがいいとは思っているんだけど、一生かけて死ぬ気でそれをやろうとまではしない。じゃあ死ぬ気でやろうとする、戦争や飢餓がなくならないと困る人達はどこにいるんですかというと、まさに我々が学校をやっている、24年前に100万人の虐殺があったアフリカのルワンダ。それとシリア難民がたくさん逃げてきているヨルダン。それから90年代に内戦があったボスニア・ヘルツェゴビナ。…これ、三つとも理工系大学生に対して最先端のAIであるとか、ブロックチェーン技術などを、世の中を良くするために使ってもらおうと、無償で教える学校をやってます。

ただそういった技術を教える以上に大切なことは、例えばここに書いてるピースフルマインド

これは「相手を絶対に否定しない」マインドセットをいかにして醸成するかということです。優秀なリーダーでもすぐ相手のことを否定たり、喧嘩っ早いタイプの人がいますが、そうではなくて、いかに全く違う人たちを尊重したり、コミュニケーションを取るか…まあ、なかなかそう簡単ではなく、答えは一つじゃないんですが。


エドテックグローバルは無償のため、下記の通りクラウドファンディングも募集しています。

※下記リンクから寄付サイトに飛べます。

金野学長が考える人材育成は、「情報、教育の偏在、格差をなくしていくことで、日本を、世界をより良くしていく」という理念が基本のようですね。ここに書いたのは内容のごく一部で、まだまだたくさんの話を伺っています。是非番組サイトで本編をご視聴ください。

2月13日放送分は、2月14日の16時まで無料会員登録(ブロンズプラン)でご視聴いただけます。それ以降、および番組開始から60分を過ぎる部分のご視聴には、シルバープラン以上の有料会員登録が必要です。

「モリ・カケ・スパ問題はもうこれ以上の追及は無理」吉田照美氏の問いに答えて、上杉隆が絶望的な解説を…(2018/02/09)

2月9日のニューズ・オプエドは、ゲストにフリーアナウンサーの吉田照美さんをお迎えし、月に一度の人気企画「ニューズ油絵」と、照美さんが上杉隆になんでも聞きたいことを聞きまくる「吉田照美のソコキケナイトコ?」をお届けしました。

…今月の照美さんの油絵はこちら!


【吉田照美氏】
タイトルは「刑事コロンボ〜スーパーコンピュータ ペジーの闇」。つい最近スパコンのペジー社の斎藤さんが逮捕されましたが、その後芋づる式に政治家の方とか捕まるのかな、と思ったけどあまり動きがないし、報道もあまりされてない。ワイドショーも相撲の話ばっかり。このスパコンの事件はすごく興味があるし、国民のお金がすごく流れ込んでるわけでしょ?なんでこれを報じてくれないのか?…という思いもあるんですけど、日本の検察とか警察にはあまり期待できないんで、このペジーの闇も、刑事コロンボに解いていただきたいと。そんな気持ちを込めて描かせて頂きました。


…そして、「ソコキケナイトコ?」のコーナーは…

【吉田氏】
モリカケ問題の今後どうなるでしょう?だいたいもう、詰んでると思うんですけど。これはメディアの責任が大きいのかなあ?

【上杉隆】
大きいですね。昔だったらさすがにここまで来たら、記者クラブと言えども行くんですけど、今は行かないんですよ。

【吉田氏】
なんでなの?

【上杉】
知らないんでしょうね。それが当たり前だと思っちゃってるんじゃないですか?世界のジャーナリズムからは全く置いて行かれてるし。そういう既得権益の中にどっぷり浸かっちゃってる若い記者たちが、デスクとかになってる。そうすると、「余計なことをやらない」んじゃなくて「余計なことを知らない」んですよ、ジャーナリズムを。最近来なくなったのは「知らないんだな」と。そういう意味で、期待は出来ない。…「詰んでる」と言うのは、たしかに詰んでるんですよ。

【吉田氏】
佐川長官は証人喚問に出てくる?上杉さんの読みは?

【上杉】
多分、消費税の増税の時、通常の人事として彼を下ろすと思いますよ。

【吉田氏】
じゃあ証人喚問には出てこない?

【上杉】
出さないんじゃないですかね。出たっておそらく「記憶にございません」とか、「確認できません」とか言い続けて終わるでしょ。森友事件…国有地払い下げ問題は、「払下げ」ということは、払い下げた側がいるわけですよ。それが払い下げられた方(籠池夫妻)だけ捕まって、大阪拘置所に…。

【吉田氏】
あれもいつまで勾留続けるつもりなんですか?

【上杉】
多分安倍政権が終わるまでなんじゃないですか?(笑)

【吉田氏】
嘘でしょ?そんなこと出来るの?…あれもちょっとずつだけど、みんなに知られてきましたよね?さすがに。

【上杉】
ええ…でも一般のテレビとか見てる人たちは、貴乃花のほうが大事ですからね。洗脳装置ですから。

〜中略〜

【吉田氏】
本来、安倍さんが言ってることと、籠池さんの言ってることには全く食い違いがあるわけでしょ?もし安倍さんサイドが正しいなら、籠池さんは偽証罪。両方の言い分を聞いて…という形に持っていかなければ、いつまで経ったって終わんないでしょ?

【上杉】
ここは簡単なんですよ。与党からすると勝ちは参考人招致ぐらいまで。野党からすると証人喚問が勝ち。(与党にとって)勝ちの参考人招致までも行かないと思いますよ、僕は。森友、加計、ペジー斎藤さん…野党の党首クラスが全部関わってるんですよ。自分たちのほころびが出ちゃうんですよ。3年半の民主党政権時代の内閣官房の。そうすると(追及を)やったふりはするけど、最後までは追い込まない。…だからもう、無理ですね。

【吉田氏】
絶望的ですね…。

【上杉】
だから去年の10月の選挙の時に「政権交代は情報公開だ」と言ったんですよ。役人は権力側につくから、政権交代すれば(前政権の不祥事の資料を)「出せ」と言えば、出させることが出来る。前の政権の人間が逮捕されるまで追い込むことも出来る。…でもそれはできなかったんで。今度の野党は「あそこは自民党とくっついてる!」と言ってる方が自民党とくっついてますから。これは残念ながら。…そういう意味でも、これはちょっと難しいなということで、私は照美さんの絵の個展でも行こうかな、と。

【吉田氏】
何よそれ(笑)。活路は見いだせないの?どんなことやっても突き崩せない流れなの?

【上杉】
無理ですねえ。ジャーナリズムが機能するか?…ダメですよね?政権の中で何かが起きて、安倍さんの支持率が急落するか?…これもない。メディアが支えちゃってるから。そうすると、もう手がないんですよ。

【吉田氏】
自民党がずっと安倍さんを担ぎ続けるのかっていう問題は、上杉さんはどう見てますか?

【上杉】
昔は「反主流派」って言って、こうなると派閥抗争が始まってたんですよ。田中角栄のロッキード問題を追求したのは、三木武夫さんだった。要するに自民党内の反主流派。自民党内で政権交代が起こったんだけど、今の自民党はヘタレ集団ですから。安倍さんの、官邸の方を向いてるだけです。

【吉田氏】
石破さんもダメなの?

【上杉】
無理ですねえ。石破さんはチャンスを逃しました。…それより怖いのは野田聖子とか河野太郎。化ける可能性があるから。要するに、何をやるかわからない。小池百合子さんを見ればわかりますけど、都知事選出るまでは全く人気なかったんですよ。でもメディアが何か一つポーンときっかけを与えちゃうと…落ちる時も速いけど、上がる時も速いんですよ。

【吉田氏】
でも今の河野太郎さん見てると化けそうもないけどねえ。

【上杉】
それが突然来るんですよ。例えば小泉さん。小泉さんは最初から人気があったようにみんな思ってるけど…

【吉田氏】
いや、それは思ってないですよ。目立たなかったですもんね。

【上杉】
しかも派閥の長ですから。その小泉さんが、森おろしで山崎拓さんと加藤紘一さんが動いた時に、YKKの仲間で後押ししながら、パッと裏返って「お前らダメだ」と。で、ひっくり返って総裁選に出たんです。

【吉田氏】
じゃあ上杉さんは野田聖子さんと河野太郎さんは、どっちが化けると思うんですか?


…というわけで、ここから先は有料時間帯となります。まだまだ驚きの情報がでてきますので、是非会員登録の上、番組サイトよりご視聴ください。

2月9日放送分は、2月13日の16時まで無料会員登録(ブロンズプラン)でご視聴いただけます。それ以降、および番組開始から60分を過ぎる部分のご視聴には、シルバープラン以上の有料会員登録が必要です。