日別アーカイブ: 2018年6月14日

「日本側が米朝会談で橋渡しをした事実は全くない」「キム・ジョンウン氏は翌日の昼までシンガポールに滞在していた」…他では報じられていない米朝会談の裏情報を上杉隆が報告(2018/06/13)

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読むオプエド Vol.097

「日本側が米朝会談で橋渡しをした事実は全く
ない」「キム・ジョンウン氏は翌日の昼までシ
ンガポールに滞在していた」…他では報じられ
ていない米朝会談の裏情報を上杉隆が報告

2018/06/13

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米朝首脳会談の取材でシンガポールに飛んだ上杉プロデューサーが、会談の総括を宿泊先のマリーナベイサンズよりリポートしました。ゲストはジャーナリストの藤本順一氏と写真家の初沢亜利氏です。

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【上杉隆プロデューサー】
今シンガポールの象徴的なIR、マリーナベイサンズの屋上にいます。プールがあるんですが、中継の直前に雷が鳴って「上がれ」と言われたんで、今誰も入ってません。

昨日の米朝会談、NOBORDER NEWS TOKYOの取材班が、トランプ大統領の記者会見で拉致問題を唯一質問できました。長年の取材の成果です。

今回の首脳会談で何が大きいかと言うと、やはり非核化、そして平和交渉が始まるということは、半世紀以上に渡って変わらなかった東アジア、西太平洋のプレゼンス・形が変わる可能性があるということ。

そうなれば拉致についても当然ながら情報が入ってくるわけです。そこでまた変化の可能性が出てくる。ということで、第一歩としては非常に良かったんじゃないかと思います。

【藤本順一氏】
相当嫉妬の目で大手メディアはNOBORDERを見てるようだけども、久々に格好いいところを見せてもらって、感動しております。

それで、キム・ジョンウンは肉眼で捉えた?

【上杉プロデューサー】
取材班4人なんですが、乾ディレクターが確かカメラでおさえてますね。あとは車列とか、出入りをするホテルとかをおさえてますが、どちらかと言うとホワイトハウスのバッジで入ったので…。

【藤本氏】
北朝鮮側の情報があまりないんだよね。アメリカの情報で判断するしかないんだけども、少しは北朝鮮側の反応・情報というのもありますか?

【上杉プロデューサー】
まず残念な情報なんですが、日本側は今回の米朝会談でプレーヤーではなかったことが確定的になりました。日本の報道では「日本が米朝の橋渡しをした」というような報道もありましたが、ホワイトハウスの関係者にもそのことを聞き回ったところ、笑われるか、逆に「日本が介在したのなら、どの部分がそうなのか教えてくれないか」と真剣に言われました。…そういうことです。

今回の拉致問題にしろ、非核化の問題、朝鮮戦争の終結にしても、日本は北朝鮮との話が何一つできてなかったということが、驚きとともに判明したということです。これは安倍政権6年経ちますが、言ってたことと全く違うので、非常に残念ですね。

【藤本氏】
僕が知らないだけかもしれないけど、なぜキム・ジョンウンはさっさと帰っちゃったの?

【上杉プロデューサー】
実はキム・ジョンウンさんは、今日(13日)の正午までシンガポールにいました。終わったあとホテルに戻って、寝ていたんです。

面白いのは、トランプ大統領側の情報ですが、記者会見の冒頭にプロモーションビデオみたいなのが流れましたよね、朝鮮語と英語で。これをキム・ジョンウンと二人で一緒に見たと。要するに、検閲じゃないですけど、ビデオチェックをしていた。

つまり、お互いの認識のもと作ったビデオということは、仮にも米朝が今後一緒にやっていくという方針と、今回はプレーヤーとしての北朝鮮のうまさ…いろんな外交の手法がありますけど、最初から記者会見をセットしたというのは、キム・ジョンウンにとってはそこが出番で、あとは余計なことは言わない、ということで表に出なかった。トランプ大統領に花を持たせたということじゃないかなと思います。

【藤本氏】
そもそも、なぜシンガポールだったのか?


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