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安倍政権のやってきた政策は何一つ評価できない!…自民党の中で唯一安倍政権を正面から批判する村上誠一郎議員に、安倍政権の現状とこれからを訊く(2018/05/10)

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読むオプエド Vol.074

安倍政権のやってきた政策は何一つ評価できな
い!…自民党の中で唯一安倍政権を正面から批
判する村上誠一郎議員に、安倍政権の現状とこ
れからを訊く

2018/05/10

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今回の特集は自民党の村上誠一郎衆議院議員をゲストにお招きし、安倍政権の現状についてお話を伺いました。レギュラー陣は乃木涼介アンカー、義山望アシスタント、薬師寺克行解説委員、上杉隆エグゼクティブ・プロデューサーです。

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【義山望アシスタント】
村上さん、薬師寺さんに、安倍政権についてお伺いします。2012年12月26日に発足してから現在まで続いている安倍政権、かなりの長期政権ですが、この安倍政権について、村上さんはどう評価していますか?

【村上誠一郎議員】
正直に申しまして、私はほとんど実績がないんじゃないかと思ってるんですね。政策でいいますと、アベノミクスはまず異次元の金融緩和、次に機動的な財政出動、そして成長戦略という「3本の矢」ですね。

まず異次元の金融緩和からいいますと、アメリカのFRBはGDPの25%まで国債を買ってますが、日本は5回も2%あげると言いながら延期して、なんとGDPの81.3%まで日銀が抱え込んじゃったんですね。これを将来どういう風に処理するのか?

もう一つは当座預金がマイナス金利になりまして、副作用が出てるんですね。早く出口戦略を考えなきゃいけない。

2番めの財政は、2度も消費増税を延期しましたよね。そのために歳入欠陥構造がひどくなってて、私が心配しているのは、次の世代が生き残れるのかどうか。

そして肝である成長戦略は未だにない、と。特に問題は少子高齢化に対してアメリカは頭脳も労働力も移民で補ってるんですね。安倍さんは移民は嫌だと言ってますから、本当にどうするのか?

先程言いました外交は、日米関係はトランプさんはアメリカの赤字減らしが目的なので、TPPよりも二国間。それから朝鮮問題は残念ながら蚊帳の外になってる。ロシアとの領土問題も進展してない。

もっと重要なのは政治不信を招いてしまったこと。私は民主主義が危なくなってると思ってるんです。なぜかというと、まず特定秘密保護法を作ったため、マスコミが非常に萎縮してしまった。

それから森友とか加計とかの問題の原点は、私は公務員法の改定にあると見てるんですね。これによって中央官庁の670人を全部官邸に持っていったんですね。その人事を好き勝手やられると、官僚諸君は戦々恐々としてしまう。我々は選挙が終わればリセットできるけど、公務員の人たちはラインから外されたらカムバックできないんですね。

もう一つは前から申し上げてる集団的自衛権やかけつけ警護ですね。集団的自衛権は砂川判決が根拠にならないんですね。それから自衛隊の南スーダンやイラクの日報問題を含めて、かけつけ警護は戦闘状態じゃないところに送るという前提なのが、果たしてどうだったのか?大臣が日報の存在を知らなかったということは、それはもう完全にシビリアンコントロールが効いてないということですね。万が一大臣が知ってたらどうなるか?これはもっと大きな、重要な問題ですね。

それから共謀罪の問題ですね。今申し上げたモリカケ、南スーダン日報、働き方改革…これは全て安倍さんのお友達というか、将来後継にしようとしている人たちが引き起こしてしまった。それに対して任命責任や道義的責任は絶対あるんですよね。特に私が心配しているのは麻生さんが事務次官の問題を含め、「セクハラ罪という犯罪があるんですか?」とかね、逆なでするようんことを…。またちょっと許せないなと思ったのは「改ざんはどの職場でもありうるんだ」とも言いましたね。

私が決定的にショックを受けたのは、ゴミがないのに「4000台のトラックで運んだことにしてくれ」と、財務省側から森友側に言ったってことですね。天下の財務省が森友側に「口裏合わせしてくれ」ということは、言語道断どころか、我々の叔父や親父の時代には考えられなかったことですね。そういうことで政治が「信なくば立たず」どころか、信がなくなってしまっている…。

安倍さん自身が行政府の長でありながら、行政を壊してしまったんじゃないか?これに対する政治的・道義的責任はですね、麻生さんは財務省に関してはありますが、安倍さんは国全体のそういう問題に対して、自分のお友達や近くの人達が引き起こしたわけですから…本来森友や加計なんかは政治家はやらなくていいことなんですよね。それをやってしまったためにこんな大混乱になっているわけですから。それだけでも万死に値するんじゃないかなと、そのように思います。

【義山望アシスタント】
質問です。「一連の不祥事は前は一つでも出てきたら内閣を維持できない問題だと思います。それなのに自民党内から批判する声が上がってこない…なぜ自浄作用が働かないのでしょうか?」ということなんですが…。


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《ヴォイス・オブ・フクシマ》震災・原発事故の影響で失われつつある福島の伝統芸能について、民俗学者 懸田弘訓氏に訊く(2018/05/10)

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読むオプエド Vol.073

《ヴォイス・オブ・フクシマ》
震災・原発事故の影響で失われつつある福島の
伝統芸能について、民俗学者懸田弘訓氏に訊く

2018/05/10

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ヴォイス・オブ・フクシマの中継は、おなじみの久保田彩乃さんが民俗学者の懸田弘訓に、失われつつある福島の伝統芸能についてお話を伺いました。

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【久保田彩乃氏】
今日は二本松市にある民俗学者の懸田弘訓(かけた ひろのり)さんのお宅にお邪魔してお話を伺っていきます。

懸田さんは長年民俗学を専攻されていらっしゃいますが、震災後特に浜通り(沿岸地域)では、自身、津波、原発事故により本当に多くの伝統芸能が消えてしまったり、存続の危機にさらされている状態です。

福島県内の民俗芸能、伝統芸能というのは、現時点でどのぐらいの数あるんでしょう?

【懸田弘訓氏】
どんどん減ってましてね、震災直前は団体数で約800団体。芸能の数では千ぐらいと言っても良かったと思います。このうち浜通りにあったものが360ぐらいですが、津波と原発事故の放射能が原因で、いわきより北ではほぼ全部が避難したために、360のうち210がほぼ継続できない状態が続いております。

そのうち70団体は一旦は復活しました。ですが1回、2回でまたやめてしまったところもあります。原因は一つは住民がバラバラに避難していること。原発から3~5kmの浪江町の住民は、和歌山県と鳥取県以外の全部の都道府県、北海道から沖縄まで全国に避難しています。

芸能を維持するためには練習が必要ですが、そのために集まることが非常に困難な状態なのです。


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伝統芸能の消滅…震災・原発事故の容赦ない爪痕がここにも現れているんですね…。