日別アーカイブ: 2018年5月10日

「日本人は今、世界からどう見られている?」スタンダップ・コメディの先駆者として世界中で活躍するぜんじろう氏が語る、日本と海外のお笑いの違いとは?(2018/05/09)

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読むオプエド Vol.072

「日本人は今、世界からどう見られている?」
スタンダップ・コメディの先駆者として世界中
で活躍するぜんじろう氏が語る、日本と海外の
お笑いの違いとは?

2018/05/09

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特集は日本人としてのスタンダップ・コメディの先駆者、ぜんじろうさんに日本と世界のお笑いの違いについて、様々なお話を伺いました。レギュラー陣は乃木涼介アンカー、義山望アシスタント、大貫康雄解説委員、そして上杉隆エグゼクティブ・プロデューサーです。

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【義山望アシスタント】
ぜんじろうさんがやっているスタンダップ・コメディとはどういうものか、映像がありますので、まずこちらを御覧ください。

※中国人、韓国人、日本人の特徴を捉えてパロディ化したネタの映像
https://youtu.be/OI92A3MNphA?t=8m14s

【義山望アシスタント】
面白いですねえ(笑)。

【上杉隆エグゼクティブ・プロデューサー】
これは、例えば黒人が黒人を茶化すネタならOKなんですが、もし白人が黒人を揶揄するとしたら差別になるのでアウト。アジア人のぜんじろうさんがアジア人を笑うネタをやっているのいで、これはセーフなんです。

【ぜんじろう氏】
あと、日本人コメディアンが「これは使わなあかん!」という「皮肉の笑い」が海外に行ってわかったんです。例えば日本の笑いでハゲをネタにする場合はダイレクトに「ハゲ!ハゲ!」って言うじゃないですか。海外の場合は逆で、例えば「経済的な頭してますね。さすがですね、整髪料がいらない。僕もなりたいです。素晴らしいな~」って。

京都に「いけず」って言う言葉があるんですけども、上の立場から下の立場に言うのが「いけず」です。「皮肉」は下の立場から上の立場に言う、もしくは横の立場から言うんです。

だから僕は政治家の方がトランプ大統領なんかに言ってほしいのは、まず原爆のこと言えますね。「私達が平和なのは、原爆を落としてくれたおかげです。ありがとう!原爆を落としてくれて」…こういうと、悪口も伝わるじゃないですか。他にも「ありがとう!武器を売りに来てくれて。商売うまいね、あなたは」とか。…これやると世界では「素晴らしい」ってなるんです。できるだけ皮肉で、逆のことを言っていく。

さっきの中国人、韓国人、日本人のネタもね、「お前ら、一緒のように見てるやろ?ぜんぜん違うから」って、ちょっと似通ってるじゃないですか。あのネタの一番最後に実は「中国人と韓国人と日本人は、実はあまり仲が良くない。でも俺たちアジア人が結託して、白人たちを全員で嫌おうぜ!」って言うのがあって、みんな「イェー!」ってなるんですよ。でその一番「イェー!」って言うのが白人やったりするんですよ。…これがちょっと悔しいところ。

【上杉隆EP】
日本人だったら怒っちゃいますよね。「けしからん!」って。

【ぜんじろう氏】
…か、もしくは全然わかってないかですね。「今、何言ったんですか?」って(笑)。


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ぜんじろうさん、最高に面白かったですね。スタンダップ・コメディというと、日本人では最近ウーマンラッシュアワーの村本さんがチャレンジするために語学留学をしたことが話題になりましたが、ぜんじろうさんはその分野で遥かに以前から先駆者として活躍されていたんですね。「スタンダップ・コメディが日本で流行ってきたら、本当に日本は良い社会になる」というお話には希望を感じます。これからも応援したいですね。