日別アーカイブ: 2018年5月5日

奄美大島の特産「大島紬」が存亡の危機!最盛期は40万~60万反売れてたが、今は年間4千反程度…今こそ見直したい着物文化、大島紬の今を乾真規ディレクターがリポート(2018/05/04)

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読むオプエド Vol.069

奄美大島の特産「大島紬」が存亡の危機!最盛
期は40万~60万反売れてたが、今は年間4千反
程度…今こそ見直したい着物文化、大島紬の今
を乾真規ディレクターがリポート

2018/05/04

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今回の特集は、先日奄美大島に取材に行った乾真規ディレクターによる、島を代表する特産物「大島紬」に関するリポートです。レギュラー陣は上杉隆アンカーと川島ノリコアシスタントです。

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【乾真規ディレクター】
今日は大島紬についてリポートいたします。…大島紬は製作工程にとても価値・重みがあるんです。30~40の長い工程を半年から1年かけて作るのが大島紬で、1300年という長い歴史を持ってるんですね。

図案を元にした大島紬の柄を折込む締め機(しめばた)工程は、1日8時間やったとしても20cmぐらいしか出来ません。着物1枚分12m40cm織り込むには数ヶ月かかります。

大島紬の代表的な染め方は「泥染め」。シャリンバイと呼ばれる木のタンニンの成分と泥の鉄分を化学反応させることで、独特の渋い色を出します。シャリンバイを煮沸して抽出した液で、糸を20回程度も染み込ませるなど、泥染めの工程も非常に手間がかかります。こうしたものすごく緻密な作業を長い時間をかけて作るので、どんな柄かにもよりますが、高価なものになるわけです。

泥染めの工程を見せていただいたのは「金井工芸」というところなんですが、こちらに行っていただければ、見学することが出来ます。

~中略~

【乾ディレクター】
大島紬は何十万、百万を超えるものもあってかなり高価なんですが、このネクタイなんかは1万円ぐらいで、モノによって値段がかなり違うんです。その差は染色の工程の回数であったり、また柄が細ければ細かいほど値段が上がります。

【上杉隆アンカー】
大島紬は今回世界遺産には入らなかったんですけど、世界的にも有名なのは、先程の金井工芸さんに行くと、外国人の方とかいるんですよ。染め物の研修に来てるんです。超有名ブランドデザイナーさんが普通にいるんです。

【川島ノリコアシスタント】
「大島紬には後継者問題はないのでしょうか?」という質問が来てますが…。


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大島紬は日本の着物文化を代表するものだと思っていましたが、そんなに需要が落ち込んでいるとは知りませんでした。先日ご出演頂いた舞台演出家のレオニード・アニシモフさんもおっしゃってましたが、日本人が忘れつつある日本文化の良さを、是非外国の方に再評価していただきたいものです。