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「右から左まで、様々な意見が違う人と議論してもらう」それが日本政策学校。金野索一学長が考える人材育成とは?(2018/02/13)

2月13日のニューズオプエドは、ゲストに一般財団法人日本政策学校・学長の金野索一さん、そして、解説委員に平林壮郎さんをお迎えし、「世界を変える人材育成」というテーマでお話を伺いました。


【アシスタント 義山望】
金野さんは、そもそも何故人材育成について考え始めたのでしょうか。

【金野索一氏】
震災があった時に「日本は凄い。こんな災害が起きても団結して復興に向かってる。そんなに犯罪も起こらない」と海外から評価されました。だけど政治だけは機能不全を晒したな、と。人材は素晴らしい人が日本にはたくさんいるが、偏在しているのではないか?その偏在している人材を政治やパブリックセクターにシフトしていく…そのためのプラットフォームとして2011年に日本政策学校を作らせていただきました。

日本は、右の人は右だけ、左の人は左だけで固まりたがる。でも本来は改憲派の人は護憲派の人と議論することで、お互いの政策がブラッシュアップして行くのが民主主義。なので、共産党から自民党まで、様々な講師に来てもらい、自分と意見が違う人と議論してもらう場にするというのが日本に必要なことで、日本政策学校の特徴になっていると思います。

〜中略〜

…また金野さんはNPO法人エドテックグローバルとして、海外で無償でハイテク技術などを教える学校もやっています。


【金野氏】
人間にとっての一番の課題は「人間同士が殺し合うこと」だと思います。それ以上悪いことはないでしょう。世界中、誰でも戦争はない方がいいし、飢餓で人が死ぬことはないほうがいいと思ってる。それでもそれがなくなった例がない。その一つの理由は、戦争や飢餓がすぐになくならなくても困らない先進国の人間が世界を動かしてるから。もちろんないほうがいいとは思っているんだけど、一生かけて死ぬ気でそれをやろうとまではしない。じゃあ死ぬ気でやろうとする、戦争や飢餓がなくならないと困る人達はどこにいるんですかというと、まさに我々が学校をやっている、24年前に100万人の虐殺があったアフリカのルワンダ。それとシリア難民がたくさん逃げてきているヨルダン。それから90年代に内戦があったボスニア・ヘルツェゴビナ。…これ、三つとも理工系大学生に対して最先端のAIであるとか、ブロックチェーン技術などを、世の中を良くするために使ってもらおうと、無償で教える学校をやってます。

ただそういった技術を教える以上に大切なことは、例えばここに書いてるピースフルマインド

これは「相手を絶対に否定しない」マインドセットをいかにして醸成するかということです。優秀なリーダーでもすぐ相手のことを否定たり、喧嘩っ早いタイプの人がいますが、そうではなくて、いかに全く違う人たちを尊重したり、コミュニケーションを取るか…まあ、なかなかそう簡単ではなく、答えは一つじゃないんですが。


エドテックグローバルは無償のため、下記の通りクラウドファンディングも募集しています。

※下記リンクから寄付サイトに飛べます。

金野学長が考える人材育成は、「情報、教育の偏在、格差をなくしていくことで、日本を、世界をより良くしていく」という理念が基本のようですね。ここに書いたのは内容のごく一部で、まだまだたくさんの話を伺っています。是非番組サイトで本編をご視聴ください。

2月13日放送分は、2月14日の16時まで無料会員登録(ブロンズプラン)でご視聴いただけます。それ以降、および番組開始から60分を過ぎる部分のご視聴には、シルバープラン以上の有料会員登録が必要です。