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辺野古に活断層!?政府は安全というが科学的根拠なし。辺野古基地と名護市長選の現状を奥間政則氏、乾真規記者に訊く(2018/01/30)

1月30日のニューズオプエドは、ゲストに一級土木施工管理技士の奥間政則さんをお迎えし、沖縄の基地問題を取材し続けているNO BORDERの乾真規記者も同席して「辺野古の現状と名護市長選挙」についてお話を伺いました。


【奥間政則氏】
昨年10月25日に琉球新報が「辺野古海底に活断層か」と一面トップで報じました。

【奥間氏】
こちらの図をアップで見てもらいたいのですが…。

【奥間氏】
この赤い点線が地質学の加藤先生が記した「活断層があるのではないか」と考えられているラインです。このラインの近くをポセイドンという調査船が調査していた事がわかっています。国会議員も協力してくれて、そのデータを開示するように要求していますが、一切出ていません。この記事には沖縄防衛局のコメントとして「文献などによると北部で目立った活断層は確認されていない」と書かれています。

【乾真規記者】
去年の11月に糸数慶子参院議員がこの新聞記事を受けて、国会で追求したんですよ。返ってきたのは「辺野古沿岸域に活断層が存在するとは認識していない。安全性については問題ないと認識している」という「閣議決定がされた」ということでした。

【奥間氏】
ちゃんとしたデータを示した上で「問題ない」というのなら分かりますけれど、何も証拠を示さずに「閣議決定」でこういうことをやるんです。地質学者の加藤先生は「活断層の可能性を否定するなら、国は早急に調査資料を公表し、説明すべきだ」と話しています。活断層があるかどうかはそのデータを見ればわかるそうです。それを出してないのに、納得できるわけがないです。

〜中略〜


【乾記者】
名護市長選ですが、新聞などでは「名護市の市長選の争点は辺野古の基地問題」と報道されていましたが、僕はこれに違和感を感じました。どういうことかというと、現職の稲嶺進市長は「辺野古断固反対」ということなんですが、対立する自民・公明・維新推薦の渡具知武豊候補は、「辺野古推進」とは言わず、「辺野古の問題は国と裁判中なので、その結果を見守る」と言ってるんですよ。つまり「反対するか賛成するかは、裁判の結果によるので、分からない」と言ってるんです。

【乾記者】
そしてこれまでずっと「辺野古反対」だった公明党沖縄県連が、渡具知候補を推しているんですよ。前回の選挙は稲嶺さんも相手の候補も推さずに自主投票という形だったんですが、今回は渡具知さんを推している。(上の写真の)三浦議員に「自民党の推薦候補は辺野古基地を推進するのではないか?今までのあなた達の主張と違い、ダブルスタンダードになるのでは?」と聞いても「今回辺野古基地の問題は争点にしていない」と言うんですよ。渡具知候補の2〜3時間にわたる総決起集会でも、基地問題には一切触れませんでした。


…このあとは若新雄純アンカーから「沖縄の基地問題は、結局日本が国として米国とどう付き合うのかが問われる問題ではないか。『沖縄から米軍基地を排除して、日本の他の何処かで引き受けてもらおう』ということなのか、あるいは『日本中から米軍基地をなくして、日本が自前の軍隊を持って国を守ろう』ということなのか?…国としてどういう方向を目指すのかでまるで話が違ってくる」という問題提起がありました。そのことを踏まえ、更に掘り下げた議論が行われましたが、その部分は有料時間帯になりますので、是非番組サイトで続きをご視聴ください。前段の活断層の問題についても、番組本編ではこの問題がどういうプロセスで表面化して来たかが詳細に語られています。

1月30日放送分は、31日の16時まで無料会員登録(ブロンズプラン)でご視聴いただけます。それ以降、および番組開始から60分を過ぎる部分のご視聴には、シルバープラン以上の有料会員登録が必要です。


【お知らせ】

みんなで作る報道番組「上杉隆のザ・リテラシー」、来月は2月3日土曜の配信です。ゲストはIWJ代表の岩上安身さん。テーマは「ネットメディア」です!どうぞお楽しみに!

2月以降の「ザ・リテラシー」の配信は、現在すでに募集が始まっている第4期クラウドファンディングの対象となります。番組後半はクラウドファンディング支援者向けの限定配信となりますので、下記サイトからぜひ御協力をお願い致します。