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「NHKの受信料裁判は実質NHKの敗北」「権力側が嫌がる情報は出さないのが明らか」新旧OBがNHKの現状をメッタ斬り!(2018/02/23)

2月23日のニューズオプエドは、元NHK政治部記者の川崎泰資さんと「NHKから国民を守る」党の立花孝志さんをお迎えし、昨年12月に最高裁判決が出たNHK受信料裁判について伺います。アンカーは山口一臣さんです。


【アシスタント 川島ノリコ】
立花さんには昨年12月の判決が出た直後にもゲストに来ていただきましたよね。

【立花孝志氏】
はい、僕にとっては美味しい話で、お陰で12月のYoutubeの再生回数は日頃の4倍になりまして、200万を越えました。とにかく凄い反響でしたね。多くの人が相当関心を持たれて、テレビでは出てこない真実を求めて、ネットに来てるのかなと思いました。

【山口一臣アンカー】
そもそも判決の意義というのはどういうものなんでしょうか?

【立花氏】
大手メディアでは「NHKが勝った」という報道でした。たしかに「お金を払え」という判決が出たという意味ではそうなんですが、中身については完全にNHKが負けていると。簡単に言うと「NHKが契約してください、と言った時点で契約が成立するんだ」というのがNHKがずっと言っていたことなんですが、これを最高裁は「駄目です」と。「契約してもらうためには、そのための裁判を地裁で起こしなさい」ということになりました。その間に被告がテレビを処分したら、その裁判は終わりなんですよ。NHKにとっては今後の契約が非常にやりづらくなったということで、私達NHKから国民を守る党では、その真実を発信しているという状況です。

【アシスタント 川島】
川崎さんはこの判決についてはどう思われますか?

【川崎泰資氏】
これは(NHKの)名目勝利、実質敗北ですね。一件ごとにちゃんと契約しないと認められないということですから、(契約はしないと)頑張る人が出てくると、NHKは一件ずつ訴訟を起こさなければならないのです。そうするとものすごい数になるので、全部訴訟を起こすとはとても思えないんです。結局とりっぱぐれになるケースが多いでしょう。

さらに私が言いたいのは、そのことよりこの最高裁の判決はだらしないということ。NHKは本来公共放送として、国民の知る権利に応えるものだということを言ってるんですが、実際にNHKがそれに応えていると思っている人がどれだけいるか?放送法の中身とか、ジャーナリズムには何ら言及していない判決なんですよ。そんなひどい判決なのに、メディアもそのことをほとんど取り上げない。こっちのほうが大問題だと私は思っています。

【山口アンカー】
最高裁の公共放送に対する判断が殆ど出てない、ということですね。

【川崎氏】
全く出てない。イギリスのBBCは国営放送だけど、公共放送なんです。BBCは「公共放送とは、こういうものだ」ということをはっきり打ち出して、「受信料を支払っている人は、BBCの共同経営者だ」というスタンスで、言い分を聞く、そのための番組も作る。少なくともNHKみたいに受信料を払わない人を敵対視することはないんです。罰金は課されますけどね。「公共放送とは何か」をきちっと打ち出して、受信料を払ってくれる人たちは我々の仲間だ、株主のような扱いなんですね。…こういうことが(先の判決には)全然出てない。メディアも取り上げない。これは不思議ですよ、私は。

〜中略〜

【川崎氏】
「災害の時にNHKがないと国民の生命・財産を守れない」という話も実質もう違ってるんです。例えば熊本地震の時、川内原発がある鹿児島県の震度は放送してないんです。酷いんだ…「パニックが起こるから」とそんなことをやってる。インチキが多いってことなんですよ。

【立花氏】
そもそもだって3.11の時、今立憲民主党の枝野さんが官房長官で「メルトダウンはしてません」と言ってたんでしょ?それを4ヶ月間NHKも一緒になって流してた。…「テレビっていうのは権力側が出して欲しくない情報は出さない」って言うことが、その時点で立証されてるんですよ。裁判官だって今時「NHKがなければ国民の生命・財産を守れない」なんて、おかしいと思ってますよ。法務大臣だってそんなことはないと思ってるけども、「わかっていても嘘をつかないと組織が守れない」から、嘘とわかっていてもそれに便乗する能力のある人が出世する。嘘をつけない正義感や責任感がある人は組織からはじき出される。…そういう人たちがネットで真実を発信していることに、多くの国民がやっと気づき始めたのかな、と…それがまさにこのオプエドという番組ですよね。


NHKの新旧OBのお二人が、NHKが抱える腐敗の構造をズバリと指摘してくれましたね。そしてそれは現在の様々な公的機関が、多かれ少なかれ共通して抱える問題だとも言えそうです。

さらに特集の前に中継で出演した笹野大輔ニューヨーク支局長からは、このNHKの問題に関して番組配信終了後に次のような情報が寄せられました。

【笹野大輔ニューヨーク支局長】
ニューヨークでは立花さんが理想としておられるNHKの有料放送がされています。
つまりお金を払っていない人は見られません。月々25ドルです。

川崎さん、立花さんのお二人には、まだまだ他にもNHK関連のお話を伺っていますので、是非番組サイトで本編をご視聴ください。

2月23日放送分は、26日の16時まで無料会員登録(ブロンズプラン)でご視聴いただけます。それ以降、および番組開始から60分を過ぎる部分のご視聴には、シルバープラン以上の有料会員登録が必要です。


【お知らせ】

みんなで作る報道番組「上杉隆のザ・リテラシー」、次回は3月3日土曜の配信です。ゲストは合同会社アイキュベータ 代表社員の松田雄馬さん。先日オプエドにもご出演いただきAIに関する様々な興味深いお話を伺いましたが、さらにディープな話題が聞けそうですね。どうぞお楽しみに!

「ザ・リテラシー」の番組制作は、クラウドファンディングによって行われています。番組後半はクラウドファンディング支援者向けの限定配信となりますので、下記サイトからぜひ御協力をお願い致します。


市民主催で献血イベント!?日本ではちょっと見られない催しをニューヨーク支局長 笹野大輔氏がレポート(2018/02/23)

2月23日のニューズオプエドは、笹野大輔ニューヨーク支局長のレポートがありました。今回は献血イベントのお話です。

ニューヨーク・クイーンズ地区にあるバイクディーラーで行われた献血イベント。

お店の一角を借りて献血。様々な移民の方たちが関わっています。

主宰者のローレーン・セキュラーさん(ユダヤ系)は「18年前に友達に輸血が必要になり、バイク仲間に声をかけてこのイベントが始まり、毎年開くようになりました」と語ります。年一回だけど、本当はもっと開きたいんだとか。

アメリカでは一回の献血量は475ml。

栄養士の宮下麻子さんにお聞きしました。「献血の前の日はタンパク質と野菜中心に三食しっかり食べて欲しい。ただし、お肉はなるべく脂肪が少ないものを。理由が脂肪が多いとせっかく献血しても使えないことがあるから。鉄分は血液を作るために必要なので、赤身の肉を食べるといい」…のだそうです。

栄養氏の宮下さんがなんでも答えてくれるので、次回は日本ではほとんどタブーな「食品添加物」について取り上げるとのことです。お楽しみに!…ここに書いた内容はダイジェストなので、番組サイトで是非本編をご視聴ください。

2月23日放送分は、26日の16時まで無料会員登録(ブロンズプラン)でご視聴いただけます。それ以降、および番組開始から60分を過ぎる部分のご視聴には、シルバープラン以上の有料会員登録が必要です。


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憲法改正の国民投票をやると、広告を大量に流せる与党側が断然有利!?国民投票法の改正問題について本間龍氏に訊く(2018/02/22)

2月22日のニューズオプエド特集のテーマは「国民投票」。安倍政権が憲法改正に意欲的であることによって、その是非を問う国民投票の実施が現実味を帯びてきていますが、現状では広告に対する規制が何もないために、資金が豊富でいくらでも広告を打てる与党サイドが著しく有利で、公正ではないとも言われています。その「国民投票法の改正問題」について、著述家の本間龍さんをゲストにお迎えしてお話をお聞きしました。解説委員は薬師寺克行さん、アンカーは蟹瀬誠一さんです。


【アシスタント 佐藤由季】
本間さんはかねてから国民投票法のメディア規制の必要性を問題にしてきましたが、現在の状況はどうなっているのでしょうか?

【本間龍氏】
今まで何回かここでもお話したんですけど、国民投票にはメディア規制がほぼ全くない。このままでいけば改憲派が資金にものを言わせてテレビCMとか、あらゆる広告を打ちまくるであろうというのが僕の予想なんです。最近その危機感がようやく野党にも広がってきて、あっちこっちで説明してくれと、講演とか説明会…そういう周知活動をやっています。

どうにかして「テレビCMを公平な形にできないか」という活動をやっているんですが、今まで何回か国会…参議院議員会館とかで集まって、法制局とかを呼んで、実際に法律によって規制できないかとか、そういったことをいろいろやってます。ここ2ヶ月…1月〜2月でほぼ見えてきているのが、民放連に対して自主規制の要望を出そうという話。

〜中略〜

【本間氏】
それで民放連に出す自主規制の案が以下の2つ。

【本間氏】
このA案、B案以外に民進党の桜井充議員から出たC案というのがあります。

【本間氏】
今はこういう2つのCMが流れることになってるんですよ。一つは国民投票自体のCMで、これは国費で例えば「3月1日に国民投票をやるんで、賛成・反対の人達も皆さん投票に来てください」と。まあこれは選管がやるようなものです。このCMは投票日の2週間前からは放送禁止っていうことになっているんです。

で、僕らが問題にしてるのは下の意見表明CMで、これはもう個人または団体・企業が勝手にCMをうてるんで、もう賛成・反対を自由に表明して流すことが出来る。今のままだとこうなるんですけど、これをくっつけちゃえばいいんじゃないの?…というのが、次のC案です。

【本間氏】
国民投票のCMに+意見表明CMをくっつけてしまって、国民投票広報放送って言う…これは仮の名前ですけども、こういう言い方にして、もう予算も全部国が面倒をみると。例えば50億だったら50億ずつ放送局に配分する。でこの国民投票の広報放送って時間枠の中だけでCMを放映できるようにする。それ以外のCMは禁止にするんです。ですからそれ以外のお金がメディアには渡らないようにする。…というような、まぁこういうことで一応できないかなと、今考えられています。

【アシスタント 佐藤】
薬師寺先生はこのA,B,C案、そしてテレビCM規制についてどの様に考えておられますか?

【薬師寺克行解説委員】

  • 一つは規制はテレビだけで、他の媒体はあまり注目されていないのか?
  • もう一つは、C案は「他のCMは禁止する」ということですが、それは妥当なんでしょうか?
  • そして「政府広報と一緒にした場合、投票日の2週間前から放送禁止」ということで、2週間全く何も流れない事になりますが、それでいいのか?

…と言った疑問が次々と浮かんできますが…どうなんでしょうね?


このあとも「国民投票法改正を要望する超党派議連」を設立すべく動いていることなど、様々な課題が議論されました。問題は山積みで一筋縄ではとても行かない感じですね。ここにご紹介したのは内容のほんの一部ですので、是非番組サイトで全編をご視聴ください。

2月22日放送分は、23日の16時まで無料会員登録(ブロンズプラン)でご視聴いただけます。それ以降、および番組開始から60分を過ぎる部分のご視聴には、シルバープラン以上の有料会員登録が必要です。


【お知らせ】

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国有地払い下げ (森友) 問題の黒塗りが外れた文書と、黒塗りの文書は字の大きさが違う!?深まる疑惑を川内博史議員に訊く(2018/02/21)

2月21日のニューズ・オプエドは、衆議院議員の川内博史さんをお迎えして、大阪の国有地払い下げ問題(森友学園問題)についてお話を伺いました。解説委員は玉川大学准教授の平林壮郎さんです。


【アシスタント 義山望】
今月16日、確定申告初日に国税庁前で佐川長官に対する抗議デモが行われましたが、国有地払下げ問題について改めて国会の現状はどうなっているでしょうか?

【川内博史議員】
この森友学園に対する豊中市の国有地の売却については、財政法9条違反、不当な値下げが行われていたと言う事は、すでに確定をしています。それを隠蔽するために様々な書類を廃棄し、国会で「ありません、ありません」と答弁しました。しかし新たな文書が昨年から今年にかけて出てきて、「あったじゃないか」と言うことになっているんです。

福田康夫元総理が森友学園の問題に関して、「政治や行政がこのようなことをしていたら国家が崩壊する」と言うことを懸念されていらっしゃいます。これは自民党議員の先生方にも「これでいいのか?」と問われる問題。佐川さんや安倍昭恵夫人、籠池夫妻ももう一度証人として喚問しなければならないと思います。

なぜこんなことになってしまったのか?…財務省って日本で一番優秀な人たちが仕事をする役所ですよね。その役所でこんないい加減なことが起きていることをですね、「まあ、別にいいんじゃないの?」と、それでいいんですか?安倍さんは「そのうちみんな忘れるから」と思ってるかもしれないですが、このままこれを放置したら、それこそ国が崩壊しますよ。だって「好きにやっていいんだもん」ってことになりますから。で、「都合が悪くなったら捨てちゃえばいいんだ」と言うことになるわけで、それは大変良くない。

国会では野党が揃って先程の「働き方改革」に絡むデータの偽造なのか、捏造なのか、単なるミスなのか?…そこは別にしてですね、この働き方改革法案を国会に提出してはならないと言う事と、それから森友問題に関する証人を喚問すべきであると。この二点を野党で一致させて、今衆議院の予算委員会で、最終的な山場にさしかかる所ですね。

〜中略〜

【乃木涼介アンカー】
政府・官僚・国を調査し、しっかり監視する役目が野党であるわけですからね。

【川内議員】
そうなんです。オプエドで世にデビューした森友学園の設置趣意書ですけども、この黒塗りが外れて公開されたわけですね。

籠池さんはここ(タイトルの黒塗り部分)に「安倍晋三記念小学校」と書いてあると言ったわけですけども、実際黒塗りが外れて出てきたのは「開成小学校」だったんですね。だけど実は、黒塗りが外れた設置趣意書と、この黒塗りの設置趣意書は字の大きさが違うんですよ。今日理財局長に聞いたらですね、「もともとのやつを110%拡大コピーしたのがこれ(黒塗りが外れた設置趣意書)です」って言うんですよ。「なんでそんな疑われるようなことをするんですか?」って言ったら、「それは35年前から続いている財務省の伝統でございます」って…ますますワケワカランみたいな(笑)。…本当に、いろんなことに気づけば気づくほど、おかしなことがいっぱいあるんですよ。

【乃木アンカー】
平林さんいかがですか?

【平林壮郎解説委員】
何か都合がわるいことを隠してると思わざるをえないような話ですよね。一つ嘘をつくとまた嘘をつかなきゃならなくなって、それが今一つずつ出てきているわけですね。さきほどの川内さんが地元の人に「もっと政策の議論を」と言われたって言う話ですが、これはもう政策以前の「日本が法治の国なのか、人治の国なのか」という、まさに日本の国の根幹に関わる話なんですよ。ですからこれはなおざりには出来ない。簡単なことで、関係者に国会に来てもらって、証言してもらう…佐川さん、安倍昭恵さん…この証言がないからいつまでもダラダラ続くことになるんですよ。


「モリカケ問題はもう詰んでいる」とよく言われます。今回のお話を聞いてもまさにそのとおりだと思いますが、それでも官僚も政治家も誰一人責任を問われることはないし、佐川氏や昭恵夫人の証人喚問が行われることもない。それだけの権限を昨年の総選挙で安倍政権に与えてしまったのは、他ならぬ私達国民なのだということは自覚しなければいけないでしょう。この他にも籠池夫妻が長期勾留されていることについてなど、国有地払い下げ問題に関する様々なことをお聞きしていますので、是非番組サイトで本編を御覧ください。

また、番組後半では川内議員が所属する立憲民主党について、野党第一党として今後どのように与党に挑み、政権交代を目指していくのかなどをお聞きしています。そちらの方も番組サイトでご視聴ください。

2月21日放送分は、22日の16時まで無料会員登録(ブロンズプラン)でご視聴いただけます。それ以降、および番組開始から60分を過ぎる部分のご視聴には、シルバープラン以上の有料会員登録が必要です。


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国の岩盤規制が阻んでいる、Uberなどのライドシェア・サービスが日本で普及するにはどうしたらいいのか?(2018/02/20)

2月20日のニューズオプエド後半の特集は、ニューモデルマガジンX編集長の神領貢さんにライドシェアについてお話を伺いました。解説委員は東洋大学教授の薬師寺克行さん、アンカーは手塚マキさんです。


【アシスタント 佐藤由季】
こちらのニューモデルマガジンX3月号にNOBORDERのニューヨーク支局長 笹野大輔さんが、Uberについて記事を書いています。

Uberなどのタクシーに代わる配車サービス(ライドシェア)は、海外ではだいぶ主流になってきているそうですね。

【神領貢氏】
アメリカ、ヨーロッパの一部、中国などのアジアで、都市部を中心に普及してきてますね。ライドシェアは自家用車で個人が不特定の人を載せてお金をいただく。スマホアプリでクルマを呼び、決済する…というとても便利なシステムです。

【手塚マキアンカー】
僕は海外旅行によく行くんですけど、景色が変わりましたね。空港につくとまずUber。行先もスマホで設定でき、交渉の必要もなく、勝手に連れて行ってくれる。お金を払う手間もない。Uberがあるかないかで海外旅行の行き先が変わるぐらい世界が違いますね。

【神領氏】
日本では国がライドシェアを堰き止めてます。理由はまず一つは、安全性が担保できるのか?…乗ってて不安になることはないかは、手塚さんどうですか?

【手塚アンカー】
今まで一回もないですね。流しのタクシーに乗るほうが不安です。そっちのほうがぼったくられるし。Uberは相手の顔も見えるし、評価も出てるし…。僕自身も乗り手として評価されるんです。僕の星が何個って。僕も選ばれるかどうか、評価されるんです。それでお互いマッチングしてから乗るから…ほんとにいいんですね。どうして日本にないかが理解できないぐらい。毎日イライラしてます(笑)。

【神領氏】
今日も国交省と話をしたんですが、「安心安全の確保を言うんだけど、じゃあUberやリフトには何が足らないの?」と聞くと、ちゃんと答えられないんですよ。手塚さんの話はまさにそれで「お互いに顔が見えて評価されて、十分に信頼関係あるじゃないか」と。

〜中略〜

【アシスタント 佐藤】
薬師寺先生はどのようにお考えですか?

【薬師寺克行解説委員】
Uberを使ったことはないけど、新しいビジネスに最も抵抗があるのが日本ですよね。今ある産業のための基準とか資格を国が作って、誰でも参入できないようにするので、既存の企業は安心してビジネスが出来る。そこで得た収入を政治献金として自民党に渡す。自民党はそれで議席を得る。役所は天下り先が確保される…こういうことですね。これでどんどん国が衰退しているわけです。

〜中略〜

【アシスタント 佐藤】
今朝神領さんが石井国交大臣に質問したんですね。こちらです。

【神領氏】
官僚言葉で「極めて慎重な対応」ってことは、やらないってことですからね(笑)。これは私達が言わなきゃダメですね。その結果「サービスがなってない」とか、「遠回りされた」などの不利益もたまにはあるかもしれないけど…。

【手塚アンカー】
でもUberは遠回りになっても料金は一緒なんですよ。行き先を決めた時点で料金は決まっているので。どんなに混んでいようが、どんなに遠回りされてようが三千円は三千円。だから揉め事がないんです。しかも安い。タクシーの半分ぐらいです。


…先日の笹野さんのニューヨークレポートにもありましたが、Uberなどのライドシェア・サービスは本当に利用者にとってメリットが多い、画期的なシステムのようですね。そしていつものように日本では政・官・業の癒着がその普及を阻んでいると…。それを変えていくには、私達国民が声を上げていく以外になさそうです。ここに書いた内容は番組のごく一部ですので、さらに詳しい内容は是非番組サイトで本編をご視聴ください。

そしてこのあとの有料時間帯の「薬師寺教授の注目ニュース」は「preenptive / preventive」がテーマ。北朝鮮に対してアメリカが攻撃をするとすれば、それは国際法上合法な「先制攻撃」なのか、違法な「予防戦争」なのか…どちらとみなすかについて解説されました。

そちらの方も詳しい内容は是非番組サイトで本編をご視聴ください。

2月20日放送分は、2月21日の16時まで無料会員登録(ブロンズプラン)でご視聴いただけます。それ以降、および番組開始から60分を過ぎる部分のご視聴には、シルバープラン以上の有料会員登録が必要です。


※関連記事
Uberは事前に料金が分かって、すぐ迎えに来て、料金はタクシーの約半額!笹野大輔ニューヨーク支局長のレポート(2018/02/09)


【お知らせ】

 

財務省が自賠責保険から借金した6100億円はウヤムヤにされる危険性も!?ニューモデルマガジンX編集長 神領貢氏に訊く(2018/02/20)

2月20日のニューズオプエド前半の特集は、ゲストにニューモデルマガジンX編集長の神領貢さんに来ていただき、自賠責保険の借金返済問題について先月に引き続きお伺いしました。

先月の自賠責保険審議会で自賠責の料率は、神領さんの予測通りに据え置きになりました。国会では麻生財務大臣が「自賠責の保険料から借りた6100億あまりの借金は、この後も積立金が枯渇しないように完済する方向で進めている」と答弁しました。(財務省が自賠責保険から借金した経緯は、下記の過去記事を参照してください。)

しかし6100億以上の借金のうち、次年度返ってくると決まったのはわずか23億円。1年間の利子分程度でしかありません。これでは元金は減らないので、いつになったら完済するかは全くめどが立っていないのが現状です。


【神領貢氏】
昨日(2月19日)財務省に取材をしました。案の定「どう返していくかは現状では白紙」とのことでした。お借りしたお金はちゃんと返さなきゃいけない、という自覚はあるんですよ。自覚だけね(笑)。でも何年でどう返すかは全く決まっていない。毎年毎年予算繰りの中でいくらか捻出すると言ってますが、どうなるかは予断を許さない状況です。


このあと神領さんは「ダラダラ時間をかけて返済しているうちに、ウヤムヤにされてしまうかもしれない」と疑問を投げかけています。なぜその危険性があるかは、番組サイトより本編をぜひご視聴ください。

2月20日放送分は、21日の16時まで無料会員登録(ブロンズプラン)でご視聴いただけます。それ以降、および番組開始から60分を過ぎる部分のご視聴には、シルバープラン以上の有料会員登録が必要です。


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メジャーリーグと日本のプロ野球は何が違う?野球をもっと面白くするには?…プロ野球交渉代理人、団野村氏に訊く(2018/02/19)

2月19日(月)のニューズ・オプエドは、NOBORDERスポーツ編集長・主筆の玉木正之さんによるスポーツ特集です。ゲストにKDNスポーツジャパン 代表取締役社長の団野村さんをお迎えし、プロ野球についての様々なお話を伺いました。ここでは野茂英雄投手がメジャーリーグに渡って脚光を浴びた時の裏話をピックアップします。


【玉木正之編集長】
サッカーのJリーグが1993年にできて、プロ野球はどうしようかという時に、野茂投手がアメリカメジャーリーグに渡りました。その時に団さんがお世話した…?

【団野村氏】
もともと野茂さんはアメリカに行きたいと言う希望が強かったので、どうやって行ったらいいかという道を見つけました。

【玉木編集長】
その時に野茂投手は「任意引退(自分の意志で引退すること)」だったんですよね?

【野村氏】
そうです。

【玉木編集長】
任意引退だと、球団がその選手に対する保有権を持つことになり、球団の了解がないと他のチームには入れないんです。それがアメリカのチームにも適用されるかでしたよね?一番の問題は。あれは事前にわかっていたんですか?

【野村氏】
94年に野茂さんに頼まれていろいろ調べたので、事前にわかっていました。任意引退はアメリカでは自由契約選手である、と。元西武のデストラーデ選手が任意引退で、その後メジャーで復帰した前例もありましたので…。ただそれは調べないとわかりませんでした。

【玉木編集長】
それは私も今はじめて知りました。…とにかく当時日本では、選手の代理人をすることも認められてなかった。本当はおかしな話ですよね?プロ野球の問題と言うよりは、基本的人権の問題ですよね。

【野村氏】
弁護士に言わせると弁護士法だって言うんですよ。でも我々は法定代理人ではなく、選手の代理をしているだけですから。

【玉木編集長】
そういうことがOKになって野茂投手がメジャーに行けることになった。その時は団さんも嬉しかったですか?

【野村氏】
そうですね。一番大変だったのはどう任意引退に持っていくか。「引退したい」と言っても球団は承認してくれませんから。そこさえクリアすればメジャーに行けることは100%間違いなかったんです。

【玉木編集長】
確か複数年契約を要求して、球団がそれを認めずに「じゃあ引退する!」ということになったんでしたよね?

【野村氏】
当時複数年契約というのはなかったんです。怪我をしたので、だったら保証してもらおうと。FAまで6年残っていたので、6年間保証してくれと。そしたら球団が怒って「ふざけるな!これでサインしないならもう引退させるぞ」と言ったので「飛んで火に入る夏の虫」だったのです。


このあともまだ野茂投手関連の興味深い話が続きます。後半は是非番組サイトで本編をごらんください。

その他は以下のような話題をお聞きしています。

  • 日本のプロ野球は、野茂投手の当時と比べて変わりましたか?また、どのように変わっていくべきでしょうか?
  • MLBは何度かのストライキや労使紛争を経て改革が進んだようですが、何がどのように変わったのでしょうか?
  • 日本のプロ野球がMLBに加わるのでは?という噂が出たこともありましたが、MLBに対して、日本のプロ野球はどのように対処すればいいでしょうか? (韓国、台湾、中国、オーストラリアと日本のプロ野球の将来的な関係?)
  • 日本の新人選手が最初から「メジャーを目指したい」というのは、日本のプロ野球にとっては恥ずかしいことなのでは?
  • 大谷選手は、メジャーでも「二刀流」を貫けるでしょうか?
  • 日本の球団で選手の扱いがまともなのはどこでしょうか?
  • ダルビッシュ投手のカブスとの契約金は高い?安い?
  • オリンピックに野球の復活はある?そもそも野球はオリンピックに向いてますか?
  • MLBがこれからまた発展することはあるでしょうか?

選手でも監督でも球団関係者でもジャーナリストでもない、「プロ野球界の交渉代理人」という立場ならではのお話は、大変興味深いものがありましたね。団さんから見ると、日本のプロ野球界はまだまだ球団の力が強すぎて、選手の意志がなかなか通らない、そこが変われば日本の野球はもっと面白くなるのに…ということのようですね。これらのお話は是非番組サイトからご視聴ください。

2月19日放送分は、2月20日の16時まで無料会員登録(ブロンズプラン)でご視聴いただけます。それ以降、および番組開始から60分を過ぎる部分のご視聴には、シルバープラン以上の有料会員登録が必要です。


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オランダでは病気じゃなくても安楽死を合法的に選択できる。支持政党なし代表の佐野秀光氏が安楽死制度の必要性を語る(2018/02/16)

2月16日のニューズオプエド、後半の特集は、支持政党なし代表の佐野秀光さんに安楽死制度についてお話を伺いました。


【アシスタント 川島ノリコ】
佐野さんは安楽死制度が必要と感じてらっしゃるんですね?

【佐野秀光氏】
私は昔から「なんで日本で安楽死制度が議論されないのか?」と思っていました。私もそうですが、とにかく「なんでも一生懸命頑張る、病気になっても最後の最後まで頑張る」ということを美徳として育ってます。でももし、なにか辛い病気になった時とか、何かの時には「安楽死制度」というものもあるんだ、という選択肢があれば…選択肢があるだけいいと思うんですよ。必要ない人は使わなければいいんですから。でも「そういう選択肢もある」ということが心の安心感につながると思うんですよね。

【乃木涼介アンカー】
安楽死と言っても「どこからが安楽死か?」など、定義の問題があると思いますが、佐野さんの考える安楽死とは?

【佐野氏】
安楽死には「積極的安楽死」と「消極的安楽死」があります。病気でもう治療法がない、という方はもちろんなんですけども、そうでなくても今自殺者が年間2万〜3万人いる中で、「安楽死」という選択肢もあるんだということであれば、自殺に待ったがかけられる可能性もあると思うんですよ。今、人生100年時代と言われてて、国の方も「一億総活躍時代」と言ってますけれども、そのためには安楽死という制度があれば、自分のやりたいことがやれるわけですよ。自分が何歳まで生きるかわからないということであれば、「お金はできるだけ貯金して…」ということで、そのお金を使わずにパタッと死んじゃうこともありますよね。でも安楽死という制度があれば、お金を使い切ってから死ぬ、ということも出来るわけです。「自分の人生の最後は自分で決められる」ということ自体が、まさに「一億総活躍」出来るということなんじゃないかと思うんですよ。もちろん、1億人いれば1億の価値観がありますから、この制度があればみんなが喜ぶというわけではありませんが、誰もが思っているのは「自分は最後はどうなっちゃうんだろう?」という不安ですね。その思いは「安楽死という制度があるんだ」というだけで、安心感につながる…私はそれを思ってるんですよね。

【佐野氏】
オランダはすでに安楽死を認めてる国ですが、オランダでは数日前に「18歳以上の人は『臓器提供はしたくない』という意思表示をあらかじめしない限り、亡くなった場合は全員臓器提供をする」ということが決まったんですよ。私は「臓器提供の意思表示をした場合に安楽死を認める」という風にしたらどうかなと思ったんです。もちろん、65歳以上の方とかはそうじゃなくても認めていいと思うんですが、若い方でも「臓器提供の意思表示をすれば安楽死も認められる」わけです。今、臓器提供を待ってる方は2万人ぐらいいて、自殺者と同じぐらいいるんですね。であれば、「生きたい」という人の思いを大事にするのも人間の尊厳として大事ですけれども、「死にたい」と思う人の尊厳も大事だと思うんです。であれば、臓器提供を条件に安楽死を認めたらどうかな、と昔から私は思ってるんですね。

生きたいと思っている人と、死にたいと思っている人…マッチングではないですけれども、臓器提供を条件にそれを認めたらどうか。…オランダは安楽死の先進国で、病気じゃなくても安楽死が選択できるんですね。そのオランダでは、今回「18歳以上の人は『臓器提供はしたくない』という意思表示をあらかじめしない限り、亡くなった場合は全員臓器提供をする」ということになったんですね。


これはある種衝撃的というか、佐野さんからの驚きの提言ですね。もちろん賛否両論あると思いますが、オランダではすでにそのような安楽死制度が既にあるということなので、決して非現実的なことではないようです。生きるとは、死ぬとはどういうことなのか…あらためて考えさせられますね。番組ではこのあとも佐野さんから引き続きお話を伺っています。もう一人のゲストの元衆議院議員の小林興起さん、そしてMCの二人からも、佐野さんの提言に全面的に賛同というわけではないですが、一定の理解を示す反応だったのが印象的でした。続きは是非番組サイトから本編をご視聴ください。

2月16日放送分は、2月19日の16時まで無料会員登録(ブロンズプラン)でご視聴いただけます。それ以降、および番組開始から60分を過ぎる部分のご視聴には、シルバープラン以上の有料会員登録が必要です。


参考:「つらいから死なせてほしい」(NHKオンライン)

オランダで容認されている安楽死は、不治の病による耐え難い痛みとそれに伴う精神的苦痛を理由におこなわれてきた。そのオランダで、純粋に精神的な苦痛だけを理由にした安楽死が、裁判で認められた。

1994年6月に安楽死した50歳になるソーシャルワーカーの女性は、医学的には、肉体的にも精神的にも異常はなく、まったく健康な状態だった。(本文より引用)


【お知らせ】

明治維新を成し遂げた誇り高い、勇気ある日本人はどこへ!?小林興起氏が米国に媚びるばかりの現在の日本政治に「喝!」(2018/02/16)

2月16日のニューズ・オプエドは、元衆議院議員の小林興起さんをゲストにお迎えし、「明治維新150年」というテーマでお話を伺いました。


【アシスタント 川島ノリコ】
今年で150年の節目を迎えた明治維新。小林さんはこちらについて思うことがあるそうですが…。

【小林興起氏】
明治維新がなかったら世界はどうなっていたか?欧米列強に植民地にされてきたアジアを救うきっかけになったのが明治維新。日本が立ち上がって「日本のあとに続け」ということで流れが出来た。大東亜戦争、太平洋戦争で日本が負けたのは残念だったけど、アジアの独立は達成されていくわけですよ。今、明治維新について学ぶのが大事だと思います。

そこまでやった日本人が、今どうなのか?太平洋戦争で1回負けたぐらいで、70年たってもアメリカに対して独立の意思がない。私は自民党の政治家でしたが、なぜ自民党を追放されたかというと、アメリカに要求された郵政民営化に対して「アメリカに日本のカネを簡単に渡すのはおかしい」と反対しただけ。どっちが正しいかどうかは別として、それに反対しただけで「お前は党を出て行け。アメリカが気に食わないんだから」と、小泉政権に追放され、「おかしい」という声がマスコミからも上がらない。国民からも上がらない。

その後どうなったかというと、今北朝鮮なんて小さな国がアメリカ怖さでミサイルを発射したからと言って、Jアラートが鳴って恐れおののいて、小学生たちが防空頭巾をかぶってうつ伏せになってるなんて…マンガというか、情けないですよ。北朝鮮が大国日本を攻撃するわけないでしょ。「アメリカがいじめるのがけしからん」と言ってるだけなんですよ。それをアメリカと一緒になって、怯えてみせたりね。

オリンピックでも、せっかく朝鮮半島で仲良くやろうとしてるのに、「いや、あんなものは見せかけだ」と反対してみせたりね。…なんかもう、日本人の誇りも何もないというか、あまりにも情けないですね。かつてあれだけ勇気があった、アジアの代表だった日本人が、アジアの中で一番勇気のない政治をやって、怯えて暮らしている。私は明治の頃に生まれていたら、国家のため、国民のために働く大政治家になれたんじゃないかと思うんですけどね。

〜中略〜

【小林氏】
オプエドはこうやっていろいろな意見を取り上げてくれるので、私も出れるんですが、一般のテレビ・新聞はどれを見てもおんなじ事しか書いてないですよ。誰かが少数で全テレビ局、新聞社をコントロールして…それでアメリカに貢ぐって言うことでしょ。今の金融緩和だってアメリカのためにやってる。アメリカの方は少し金融を引き締めしだしたから、アメリカの投機筋はもっとカネが欲しい。「じゃあ日本から持ってこようじゃないか」って、金融緩和をやめたアメリカに「じゃんじゃんお金を使いなさい」と、投機筋を助けているようなもので…。とにかくアメリカの金融資本に、めちゃくちゃに日本が貢いでるわけですよ。で、国民はちっとも豊かにならない。(アメリカの)大金持ちはますます大金持ちになるばかりで…。


小林興起さんのお話を聞くと「本来の保守政治家とはこういう人だよな」といつも思います。「親米保守」という妙な言葉がありますが、なんだか今はアメリカべったりで、アメリカの言いなりになるのが「保守」であるかのように意味がすり替わってしまったようなところがありますね。

ここに書いた内容はごく一部で、まだまだ他にもたくさんのお話を伺っています。そちらの方は是非番組サイトで、全編をご視聴ください。

2月16日放送分は、2月19日の16時まで無料会員登録(ブロンズプラン)でご視聴いただけます。それ以降、および番組開始から60分を過ぎる部分のご視聴には、シルバープラン以上の有料会員登録が必要です。


【お知らせ】

フィクションなのに実話のような圧倒的なリアリティ…それが小説家 島田雅彦作品の魅力!その秘密は?(2018/02/15)

2月15日のニューズ・オプエドのゲストは、小説家の島田雅彦さん、フォーラム4代表の古賀茂明さんをお迎えし、島田さんの小説「虚人の星」について、そして古賀さんには新コーナー「古賀茂明の承服しかねます」でお話を伺いました。


【アシスタント 佐藤由季】
7つの人格を持つ主人公が登場するということですが、多重人格の主人公というアイディアは、どのようにして生まれたのですか?

【島田雅彦氏】
幼いころに「レインボーマン」というテレビ番組がありまして、インドで修行してきて超人になって、悪と戦うんですが、70年代の世相に合ったシナリオになってて、曜日ごとに7種類の姿に变化するヒーロー物でした。そのイメージから多重人格のスパイを…。主人公が中国のスパイなんですが、アメリカが相手ではスパイは成立しないので、中国ならあり得るかな、と。

【上杉隆アンカー】
この作品が面白かったのは、私の政治家の秘書として5年、ジャーナリストとして20年経験があっても、「あ、これは違う。こんなことはありえない」という部分がないんです。それが一箇所でもあると陳腐化するんだけど、島田さんの作品は「これ、どこで見てきたんだろう?」と思うぐらい描写がすごい。矛盾とか違和感が全然ないんです。…これはどこで取材したんですか?

【島田氏】
取材って言っても…まあ、上杉さんや古賀さんの書いたものを参考にさせていただいたり、元外交官の佐藤優さんのものも。それから今はネットでかなり情報が拾えますね。新聞・テレビなんて見てる場合じゃないというか…。よく陰謀説とかガセとか言われるものの中に、意外と真実がある気がするんですよ。内心では「やべえ、ホントのこと書かれちゃった」と思ってるから陰謀説とかガセネタと決めつけるのに違いない、と(笑)。そうやって大新聞とかテレビ局にはネタにさせないことによって、全てを葬るんですよ。

ジャーナリストでも、本当に政権を崩壊させるほどのネタを持っていても、それをまともに出すと干される場合、「フィクションを装って出す」というやり方がありますよね。読者もそれがわかっていて読むと。ここまで報道が規制されると、最後はそういったやり方しかないのかもしれませんね。

【アシスタント 佐藤】
視聴者の皆さんからも「どんな小説か知りたい」というコメントが来ているので、簡単にご説明しますね。

7つの人格を持つ主人公は中国のスパイとして外務省入りし、後に日本の首相の側近に抜擢されます。その首相ももう一つの別人格に悩んでおり、好戦的なもう一人の自分に重要な決定を委ねていくようになります。この小説は、今の日本の政治状況と密接にリンクしながらストーリーが展開しているということなんですね。

【上杉アンカー】
そこに家族、親子の問題とかが絡んでくるんですよ。

【島田氏】
小説って政治のこと、ビジネスのことを書いても、必ずファミリーのことが出てくるものなんですよ。今の政権で言えば、安倍首相のやりたいことのむこうには岸信介…お爺さんがいるわけですよね。この朝鮮戦争が再発するかという時、ファミリー・ロマンス的な関わり方が絶対あると思うんですよ。1950年の朝鮮戦争のときは、日本は軍事特需で敗戦後の不況から脱出できた。そしてアメリカの方針が変わって、日本を再軍備させ、日本にアジアの反共防波堤の役割を担わせると…。そして日米安保に舵が切られていきました。その時に戦犯だった岸信介が政界復帰して、アメリカの軍産複合体とかCIAと関わって、日本の政策をアメリカよりに誘導していくキーパーソンになっていく…。安倍首相が朝鮮問題でこれほどタカ派的に絡んでくるのは、これはもう、お爺さんのお墨付きがあるみたいな…ファミリー的な一貫性はあるんですね。


島田さんの作品は、フィクションでありながら「これは本当のことなんじゃないか?」と思わせるほどの圧倒的なリアリティ、ストーリー性に魅力があるんですね。このあともまだまだたくさんのお話を伺ってますので、是非番組サイトで全編をご視聴ください。

また、有料時間帯の古賀茂明さんの新コーナー「古賀茂明の承服しかねます」では、「実質賃金が安倍政権で4%減。だけどなぜかスルーするメディア」というテーマでお話を伺いました。モリ、カケ、スパ、詩織さん問題と同様に、記者クラブメディアの安倍政権に対する忖度で、国民には本当のことが知らされない…というわけですね。こちらの方も番組サイトでご視聴ください。

2月15日放送分は、2月16日の16時まで無料会員登録(ブロンズプラン)でご視聴いただけます。それ以降、および番組開始から60分を過ぎる部分のご視聴には、シルバープラン以上の有料会員登録が必要です。


【お知らせ】