作成者別アーカイブ: admin

「完全に軍隊を廃止した国」コスタリカ。政情不安な中米に位置する小国でありながら、なぜそれが可能なのか?映画「コスタリカの奇跡」の監督インタビューを受け、上杉隆が考察する(2018/05/03)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

読むオプエド Vol.068

「完全に軍隊を廃止した国」コスタリカ。政情
不安な中米に位置する小国でありながら、なぜ
それが可能なのか?映画「コスタリカの奇跡」
の監督インタビューを受け、上杉隆が考察する

2018/05/03

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ゴールデンウィークの特別編第一弾。映画「コスタリカの奇跡」の特集として、マシュー・エディー監督とマイケル・ドレリング監督が先日来日された時のインタビューを中心にお届けします。出演は上杉隆と義山望です。

———————————-

【義山アシスタント】
映画「コスタリカの奇跡」の特集です。まずは映画の紹介の映像をご覧ください。

『コスタリカの奇跡 ~積極的平和国家のつくり方~』予告編

【義山アシスタント】
「コスタリカの奇跡」は1948年に軍隊を廃止して、その軍事予算を社会福祉に当てて、国民の幸福を最大化する道を選んだコスタリカの歩みを紹介したドキュメンタリー映画なんですね。

【上杉隆】
特に社会福祉、医療、教育も含めて、芸術・文化もその後出てくるんですが…軍隊を解除するというのは、簡単なようでメチャクチャ難しいんですよ。それをやり遂げたのが最初の大統領、クーデターで政権を奪ったフィゲーレスという大統領なんですね。クーデターだから武力闘争で政権を取るんですが、その後武力解除するということは、逆にやられる可能性もあるわけですよ。それを戦後ずっと続けてこれたのはどういうことか?

それが日本とコスタリカにのみある平和憲法。でも日本は平和憲法と言いながら事実上軍隊(自衛隊)がありますが、コスタリカは本当に放棄してしまった。この違いが何故生まれたのかということをじっくり見せてくれるのがこの映画です。

で、この映画を作ったのはアメリカの監督なんですね。

【義山アシスタント】
はい、二人の監督で、マシュー・エディー監督とマイケル・ドレリング監督が先日来日された時に、このアヴァッタ・スタジオに来ていただいてお話を聞きましたので、そちらをVTRでご覧ください。

———————————-

【上杉隆】
「コスタリカの奇跡」…日本ではジャーナリズム界や政治関係者の間で静かなブームになっているのですが、まずはなぜこの映画を作ったのかをお聞かせください。

【マシュー・エディー監督】
数年前博士課程で研究をしている時にコスタリカが軍の撤廃をしたと聞き、とても驚きました。アメリカでは全く知られていない、ラテンアメリカの秘密として捉え、アメリカでは「前代未聞のことだ」と感銘を受け、このことを是非アメリカの人にも知って欲しいと思い、映画を作ったのがきっかけです。

特にアメリカとコスタリカの間では国の安全保障や軍の役割について見方が様々な面で違うので、そこに非常に興味を持ちました。

【マイケル・ドレリング監督】
世界では今、年間2兆ドルものお金が軍資金として使われています。政界各国でそれだけのお金が軍予算につぎ込まれているわけですが、その割に私たちは全く安全な生活を送っているとは言えないのではないか。

クーデターやテロ、各戦争の脅威など、日々様々なニュースが流れていますが、これだけのお金をつぎ込んでいるのにまだ我々は安全を感じることが出来ない。国同士で軍の対立や紛争を起こすことで国同士の信用関係もどんどんなくなっていきます。

我々は社会学者としてこのコスタリカのケースに非常に興味を持ち、それは非常に重要な事だと感じました。戦争とはまた別の道を選んだ、軍曹日を捨てた国。これは非常に興味深いことだと感じました。

60年前アメリカのアイゼンハワー大統領が、軍産複合体は我々の民主主義を脅かすと発言しましたが、60年後アメリカは年間1兆ドルもの国家予算を軍施設に当てています。

そのような背景から、我々はコスタリカがどのようにして世界に手本を見せることが出来るのか、ということに興味を持ってこの映画を作りました。

———————————-

【上杉】
コスタリカの軍撤廃が意外と知られてない…監督自身も知らなかったんですよね。日本人も憲法9条にノーベル平和賞を受賞させようという運動で「日本とコスタリカにノーベル平和賞を」ということをかろうじて知っているぐらいですが、「軍が全くなくなった」ということまではあまり伝わってなかったんですね。「え?それが本当に実現できたの?」という驚きがありますね。

撤廃した時はもちろん、その後も今度は「他の国から攻められるかもしれない」という恐怖感があります。さらに国内のクーデターの危険もあります。インタビューの中で監督も軍産複合体のことを言ってますが、軍事と産業界が一緒になると非常に強いんですね。この国内からの圧力をどう切り抜けたのか?…これが映画の前半ですね。

後半は、アメリカとの関係で、周辺のゲリラをアメリカが支援して戦争になっていくわけですね…内戦状態に。その時にコスタリカだけが中立を宣言して、アメリカとの距離を思いっきり取るんですよ。日本のように地理的な距離があって、アメリカと同盟を結んでいる国でも難しいのに、中米のいつでも戦争が起こりうるところでそれが実現できたと。特にレーガン政権時、冷戦でアメリカが軍事予算を上げて覇権主義に行ってる最中ですからね。それを切り抜けたっていうのが非常に驚きです。まさに映画の題名通り「コスタリカの奇跡」なんですよね。

〜中略〜

【義山アシスタント】
それでは次はコスタリカと日本の違いについてお話を聞きましたので、御覧ください。


当ブログでの掲載はここまでです。続きはメルマガ「読むオプエド」をご購読ください。初月無料です。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「日本の改憲・護憲論議は簡単に2元論で言うだけ」というのは本当にそのとおりですね。実際に「軍隊を持たない国」を維持し続けているコスタリカに学ぶべきです。「コスタリカの奇跡」は日本人全員が見るべき映画のようですね。

長崎での「高校生1万人核兵器廃絶署名活動」で、過去最多の21万4300筆が集まる!前田真里 長崎平和支局長のリポート(2018/05/03)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

読むオプエド Vol.067

長崎での「高校生1万人核兵器廃絶署名活動」
で、過去最多の21万4300筆が集まる!
前田真里 長崎平和支局長のリポート

2018/05/03

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

オプエドでフィールドキャスターとして活躍してきた前田真里が、この春から故郷長崎に戻り、「長崎平和支局長」に就任しました。今回はその第一回目のリポートです。

———————————-

【前田真里支局長】
今日は全国で一番西の駅である、長崎駅前の広場に来ています。なぜこの場所から中継しているかというと、こちらではいつも日曜日の昼の1時から3時まで、県内の50人の高校生が1万人の核廃絶署名活動をしているんですね。

2001年から署名活動が長崎で始まったんですが、現在では全国15都市以上に活動が広がって、昨年は過去最多の21万4300筆の署名が集まりました。これまでの合計は160万筆です。

海外ではネット上の署名集めが主流ですが、直接対面で呼びかけての署名運動はすごいことだなと感じました。

【上杉隆】
報道では海外でも広島に注目が集まりがちで、長崎は意図的なのかなと思うほど避けられてるような気もするのですが、そのあたりは長崎市民の皆さんはどう思っているのでしょうか?

【前田支局長】
そうですね、オバマ大統領の訪問も広島だったりして、もっと注目してほしいという思いもあるんですけども、高校生たちは人一倍思いも強くて、日曜昼1時~3時というとかなりジリジリと照り返しも強く、暑くなるんですけども、その中でずっと声を枯らして呼びかけている姿に胸を打たれました。


当ブログでの掲載はここまでです。続きはメルマガ「読むオプエド」をご購読ください。初月無料です。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

核兵器廃絶を願う長崎の高校生の活動は、現在では全国に拡がり、まさに「継続は力なり」ですね。北朝鮮が核兵器の放棄に大きくかじを切ろうとしている2018年は、核兵器廃絶運動にとってターニングポイントとなるかもしれません。

「外国人から見て素晴らしいと思う日本の文化に、日本人はあまり気づいていない」と語るロシア人演出家レオニード・アニシモフ氏が、日本とヨーロッパ文化の融合に挑む!(2018/05/02)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

読むオプエド Vol.066

「外国人から見て素晴らしいと思う日本の文化
に、日本人はあまり気づいていない」と語るロ
シア人演出家レオニード・アニシモフ氏が、日
本とヨーロッパ文化の融合に挑む!

2018/05/02

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ゲストは東京ノーヴィ・レパートリーシアター芸術監督・演出家のレオニード・アニシモフさん。自身の演出家としての活動や、今取り組んでいるチェーホフの作品などについてお話を伺いました。もう一人のゲストはジャーナリストの藤本順一さん、レギュラー陣は上杉隆アンカーと、佐藤由季アシスタントです。

———————————-

【佐藤由季アシスタント】
レオニードさんが演出家や芸術監督として活動を始めたきっかけは何ですか?

【レオニード・アニシモフ氏】
実は私の兄のおかげなんです。演劇アカデミーの教授をやっています。私の息子も演出家であり俳優、家族みんなが演劇一家です。ロシアでは演出家や俳優は敬意を払われる職業です。演劇芸術を国が保護していますので、生活も保証されています。

【佐藤アシスタント】
「スタニスラフスキー・システム」と言うのはどういうものなんでしょうか?

【アニシモフ氏】
スタニスラフスキー・システムを簡単に説明するのは非常に難しいのですが…このシステムは世阿弥のシステムと一緒だと思っています。このシステムは人間の色々な意識のレベルでの創造活動を研究するシステムです。もちろん俳優の技術的な訓練もありますが、それ以外に人の意識をどう変えるかという、意識改革のシステムでもあります。意識がどんどん発達していく、いろんな能力が身についてくるというものです。

※以下、スタニスラフスキー・システムの簡単な訓練の例を出した説明がしばらく続く

【藤本順一氏】
チェーホフの桜の園とかもそうなんだけど、難しくて読むだけでめんどくさいんですよ。だけど押しつけがないというか、誰を主役にしても良くて、自分が関心あるところに自己投影して、そこから場面展開していけるような、そんな感じのイメージが有るんだけども…。だから桜の園なのかな、チェーホフを選んでるのかな…というところにつながっていくんですけど。

【アニシモフ氏】
戯曲というのは演ずる俳優のために書かれていて、お客さんのためには書かれていません。後々料理され尽くすための「材料」なんですね。だから文学の中でも独特のジャンルになります。その意味で演劇芸術というのは、芸術の中でも難しい分野ですね。

【藤本氏】
僕も高校時代演劇部だったんですよ。でも役者としては無理だったので、道具係に転身しました(笑)。

【上杉アンカー】
チェーホフは芥川龍之介の時代に大ブームになって、みんながチェーホフを目指してたんだけど、彼は純文学で、劇作家ではないわけですよね。

…今月ですか?チェーホフの戯曲(桜の園)で公演を行うのは…。

【アニシモフ氏】
はい、5月26日に公演をします。私の長い間の希望だったんですが、能楽堂でやるんです。世阿弥とスタニスラフスキーを融合させたものになります。そのためには自分たちで色々やらなければいけないので…。


当ブログでの掲載はここまでです。続きはメルマガ「読むオプエド」をご購読ください。初月無料です。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「外国人の私だからこそ、日本人の気がつかない日本文化の良いところが見えるんです」というアニシモフ氏の独特の視点は面白いですね。日本人としてはちょっと悔しい気もしますが…。

反捕鯨映画「ザ・コーヴ」のアンサームービー「ビハインド・ザ・コーヴ」の八木景子監督に製作の裏話、捕鯨問題に関するあれこれを訊く(2018/05/01)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

読むオプエド Vol.065

反捕鯨映画「ザ・コーヴ」のアンサームービー
「ビハインド・ザ・コーヴ」の八木景子監督に
製作の裏話、捕鯨問題に関するあれこれを訊く

2018/05/01

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

和歌山県太地町で行われている追い込みイルカ漁を批判した映画「ザ・コーヴ」の反証ドキュメンタリー映画「ビハインド・ザ・コーヴ」の監督、八木景子さんをゲストにお迎えし、映画と捕鯨問題についてお話を伺いました。レギュラー陣は乃木涼介アンカー、義山望アシスタント、上杉隆解説委員です。

———————————-

【義山望アシスタント】
八木さんに、2015年9月に上映されたビハインド・ザ・コーヴ、捕鯨問題についてお話を伺います。まずはビハインド・ザ・コーヴの予告編の映像がありますので、御覧ください。

映画『ビハインド・ザ・コーヴ~捕鯨問題の謎に迫る~』予告編

【乃木涼介アンカー】
はい、今日はマイケル・ムーアさんにお越しいただきました(笑)。

【義山アシスタント】
「女・マイケル・ムーア」と書かれてましたけど(笑)…日本の捕鯨を厳しく批判した映画「ザ・コーヴ」のアンサームービー、反論映画ということですけども、この「ビハインド・ザ・コーヴ」を制作しようと思ったきっかけは何だったんでしょうか?

【八木景子氏】
コーヴという映画は見てなかったし、元々イルカを食べる習慣もなかったのですが、私は単に2014年に国際裁判で「調査捕鯨が商業捕鯨の隠れ蓑ではないか?」ということで日本がオーストラリアに訴えられて敗訴したという報道を見て、どういうことなのかと疑問を持ったんです。見てみたら、捕りすぎて裁判にもって行かれたというよりも、規定よりも捕獲量が少ないことで「これで本当に科学調査しているのか?」と訴えられて負けてしまったんですね。関係者に話しを聞けば聞くほど、理不尽なことが重なって…その延長線で映画ができちゃったということなんですよ、簡単に言うと。

【義山アシスタント】
たった一人で取材して、カメラを回されてということで、苦労されたんじゃないですか?

【八木氏】
太地町にコーヴのあとにメディアの方が押し寄せてきて、アレルギー状態になってたんですよ。でも私は「映画ができるまでの辛抱」と思って、信じてもらえる日を待っていたんですけど…その理解してもらえるまでが一番苦労したところじゃないでしょうか。本当なら一番喜んでもらえるはずの人たちにそうは思ってもらえないというところが、一番つらいですよね。

【乃木アンカー】
先程のビデオに「ライトウイングだ」と、向こうの報道で…。

【八木氏】
ニューヨークの映画評で「ライトウィング・マイケル・ムーア」って書かれて…(笑)。アメリカ人のマイケル・ムーアがホワイトハウスを批判するとライトウイングにはならなくて、私が批判するとライトウイングになるんだなと思って、面白く読ませてもらいましたけど…(笑)。

【上杉隆解説委員】
ホワイトハウス批判すると「ライトウイング」になります?

【八木氏】
要するに私の映画が日本政府側だということで…「捕鯨賛成=日本政府側」という風に取られるみたいですね。


当ブログでの掲載はここまでです。続きはメルマガ「読むオプエド」をご購読ください。初月無料です。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「ザ・コーヴ」と「ビハインド・ザ・コーヴ」両方共見てみたくなりましたね。ドキュメンタリー映像だからなんでもありのままを客観的に伝えているなんてことはなく、製作者の意図次第でどうにでも洗脳映像が作れてしまうところが映像作品の怖いところです。こうした社会問題で全く逆の立場から同じテーマを扱った作品があるというのは、とてもいい機会なのではないかと思いました。

2017年総選挙、希望の党失速の原因となった「排除リスト」は全くの偽物だった!乾真規ディレクターのインタビューに答え、舞台裏を知る上杉隆が詳細を語る!《前編》

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

読むオプエド 番外編

2017年総選挙、希望の党失速の原因となった
「排除リスト」は全くの偽物だった!乾真規
ディレクターのインタビューに答え、舞台裏
を知る上杉隆が詳細を語る!《前編》

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

大変お待たせしましたが、ニューズ・オプエドの番組本編でも報じられていない、当メルマガ「読むオプエド」の独自コンテンツ「乾ディレクター、上杉隆に迫る!」シリーズをお届けします。

今回は3回に分けての配信で、本日が《前編》、5月7日(月)に《中編》、5月14日(月)に《後編》をお届けする予定です。

———————————-

【乾ディレクター】
民進党が解党して希望の党に合流した時に、上杉さんが色々と仲介役をやっていたということなんですが、そのことについて僕が疑問に思ったことを質問させていただきたいと思います。最初から核心の部分なんですけど、「排除リスト」というのが昨年の選挙でのポイントだったと思うんですが、上杉さんは「菅元総理が外される予定だった」ということをおっしゃってますが…。

【上杉隆】
菅さん以前に、まずそもそも「排除リスト」というものはなかった。だから誰が排除されるのかと言うのは未だにわからないし、出所不明の2ちゃんねるのコメントレベルのものが独り歩きしてしまったということが最初の原因だよね。いつも口を酸っぱくして言ってる「クレジット・ソースを載せろ」と言うのは、こういうこと。こういう誤報が広がり、結果として社会全体が振り回されてしまい、先進国ではありえないことが起こった。

排除リストは日刊ゲンダイが最初に報じるんだけど、他のところもこれに触れると、嘘でも日本の場合はチェックする機能がないから、あたかも本当のように「これは小池さんが作ったんだ」ということになってしまう。だけど、これについては全否定。未だに誰が作ったかわからないんだからね。「おそらくそうだろうという人間」に国全体が騙された。メディアも、政治も、行政も…。

【乾ディレクター】
官邸というのはわかってるんですか?

【上杉】
官邸が流したのはね。

【乾ディレクター】
(ニセ排除リストを)官邸が作ったかどうかはわからないと?

【上杉】
うん。…何度も言うように、クレジット・ソースがないものを取り上げる時点で間違いですよ、ということ。

【乾ディレクター】
小池さんが「三権の長の経験者はご遠慮いただきたい」と、菅さんを外すためにあえて言ったということなんですが…。

【上杉】
これも事実関係が違う。小池さんは言ってないでしょ?言ったのは細野(豪志)氏。彼がぶら下がりで言ったんだよ。

【乾ディレクター】
すみません、細野さんですね。…で、(昨年)10月31日のオプエドに横田一さんが出演された時に、上杉さんは「排除されたのは〇〇〇〇さんと〇〇〇〇〇さんの二人だけだ」ということをおっしゃってるんですが、これはどういうことなのかをお聞きしたいんですが。


当ブログでの掲載はここまでです。続きはメルマガ「読むオプエド」をご購読ください。初月無料です。


※上杉隆が2017年総選挙の舞台裏を語った記事

2017年総選挙「あなたが勝負かけるのなら、僕もかける」上杉は小池百合子に決断を迫った!乾真規ディレクターのインタビューに答え、舞台裏を知る上杉隆が詳細を語る!《中編》

2017年総選挙で、一時首相官邸は敗北を覚悟し、白旗を上げて政権交代を確信していた!乾真規ディレクターのインタビューに答え、舞台裏を知る上杉隆が詳細を語る!《後編》

※当ブログでは「乾ディレクター」と表記していますが、配信済みのメルマガでは「乾記者」と表記しています。これはメルマガ配信後に肩書表記の方針が変わったためで、以後は「乾ディレクター」で統一します。ご了承ください。

終始友好ムードで終了した南北首脳会談…しかし外交は表に出ない水面下の交渉が8割。国際ジャーナリスト蟹瀬誠一氏が首脳会談を深読みする(2018/04/27)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

読むオプエド Vol.064

終始友好ムードで終了した南北首脳会談…
しかし外交は表に出ない水面下の交渉が8割。
国際ジャーナリスト蟹瀬誠一氏が首脳会談を
深読みする

2018/04/27

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ゲストに国際ジャーナリストの蟹瀬誠一さんをお迎えし、南北首脳会談についてお話を伺います。レギュラー陣は乃木涼介アンカー、川島ノリコアシスタント、上杉隆解説委員です。

———————————-

【蟹瀬誠一氏】
今回の首脳会談は、その前に行われた中国と北朝鮮との首脳会談と比べたら、「金正恩のお披露目の場」ですね。米朝首脳会談の環境整備というのも確かだろうと思うし、もう一回目の会談でかなり文言は固まってるんじゃないかという気はしますね。

僕が不思議に思ったのは、南北、米朝の首脳会談の流れがあまりにもスムーズにつながっていること。これは何か見えない力が働いているに違いない…なんだろうと考えると、3月末の中朝の首脳会談ですが、金正恩と習近平というのは、メチャクチャ仲が悪いんですよ。「こんなやつとは絶対会わない」と思っていたところが、急遽あの通り会うことになった。

中国にしてみれば交渉の主導権を復活したいというのがあるだろうし、金正恩にしてみると、トランプは何をやってくるかわからないので、中国を後ろ盾にしていれば今度の南北、米朝の会談もわりと強気で出られると言うような読みはあったと思う。

ポイントはなんでそれだけ怒っていた習近平が金正恩に会うことになったのか?…相当ゴージャスなお土産を持たせて、国賓待遇だったでしょ?この意味は一つしかない。金正恩は核放棄を約束したということ…と僕は推測します。確実な情報ではないけどね。

中国が今後後ろ盾になって、中国式の改革開放政策を進めていく、ということではないか…がっちりタッグを組んで。

【乃木涼介アンカー】
ということは、中国がアメリカと連絡を取って「中国が核政策を止めさせた」みたいな…?

【蟹瀬氏】
それが事実でしょう、多分。どのぐらいアメリカとつながっていたかは、これからの米朝首脳会談を見ていけばわかると思いますが。文在寅大統領は完全に北寄りですよ。おそらく「北・中国派」に韓国もつく。アメリカとの距離は微妙になるかな。

最近になって明らかになったんだけど、1987年に「連邦国家構想」というのがあった。北と南は共存しながら連邦国家として、一つの国でやっていこうというもの。


当ブログでの掲載はここまでです。続きはメルマガ「読むオプエド」をご購読ください。初月無料です。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「外交は水面下の交渉が8割」という蟹瀬さんのお話、本当にそのとおりですね。友好ムード全開の南北首脳会談でしたが、過去の経緯や周辺国の思惑を考えると、そんな単純なものじゃないことがよくわかります。でも、隣国の日本人としては、なんとしてもこのまま平和裏に事が進んで欲しいですね。安倍政権には「頼むから余計なことはしないでくれ」と言いたいです。

イビザ島の伝説的DJ、ジョン・サ・トリンサ氏のドキュメンタリー映画を制作中の映画監督リリー・リナエ氏にインタビュー。「イビザは誰が来ても楽しめる島。日本にも知らせたい」(2018/04/27)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

読むオプエド Vol.063

イビザ島の伝説的DJ、ジョン・サ・トリンサ氏
のドキュメンタリー映画を制作中の映画監督
リリー・リナエ氏にインタビュー。「イビザは
誰が来ても楽しめる島。日本にも知らせたい」

2018/04/27

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

笹野大輔ニューヨーク支局長のレポート、今回はルーズベルト島の桜と、ドキュメンタリー映画「JON SA TRINXA」の紹介です。

———————————-

ニューヨーク、ルーズベルト島では桜並木が見頃。ルーズベルト島は第二次大戦中の大統領フランクリン・ルーズベルトな名前が由来の島です。ルーズベルト大統領は元ニューヨーク州知事でもあります。

ニューヨークの桜は在留邦人や高峰譲吉博士が当時の尾崎行雄東京市長(後に総理大臣)に植樹を働きかけ、日露講和条約の仲介の謝意として実現しました。

でも、ニューヨークでは公共の場所でお酒を飲むことは禁止。花見で酔っ払っている人はどこにもいません。飲酒は室内もしくは店内に限られます。

———————————-

話変わって、ドキュメンタリー映画「JON SA TRINXA」監督のリリー・リナエさんに、映画のクラウドファンディング・ローンチ・パーティでお話を聞きました。

映画はイビザ島でDJをしているJON SA TRINXA氏を中心としたドキュメンタリー。JON SA TRINXA氏はスペインでもレジェンドの一人と言われています。


当ブログでの掲載はここまでです。続きはメルマガ「読むオプエド」をご購読ください。初月無料です。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

…笹野支局長の話によると、ニューヨークでは電車の中で飲みさしのワインボトルを素手で持っていると捕まるそうです。公共マナーに関しても、今や日本は遅れていると言えるのかもしれませんね。

談話分析による言語コミュニケーションの研究成果を応用し、ロボットと共存する未来社会の「ロボットリテラシー」を提唱する慶応大学SFC研究所の白井宏美氏に話を訊く(2018/04/26)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

読むオプエド Vol.062

談話分析による言語コミュニケーションの研究
成果を応用し、ロボットと共存する未来社会の
「ロボットリテラシー」を提唱する慶応大学
SFC研究所の白井宏美氏に話を訊く

2018/04/26

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今回は言語学が専門で「談話分析」の研究をされている慶應義塾大学のSFC研究所上席所員の白井宏美さんをゲストにお迎えして、お話を伺いました。

———————————-

【佐藤由季アシスタント】
白井さんは慶應義塾大学のSFC研究所上席所員をされていらっしゃいますが、白井さんが取り組んでいる「談話分析」とは一体どういうものなのでしょうか?

【白井宏美氏】
大きなくくりは言語学なんですけども、テキストとか会話を分析するものなんです。例えば「暑いですね」と私が言うと、文の意味だけ見ると「暑い」ということしかないですが、会話の中で出ると状況・場面が関わってくるんですよ。

私が会話の中で「暑くないですか?」というと、形としては疑問文ですが…実はさっき本番前に実際に「暑くないですか?」と言ったんですが、そうするとスタッフの方が「空調を強めましょうか?」と言ってくださったんです。そうすると、私の言葉は質問ではなく要請、お願いだったということになります、内容としては。形は質問なんですけどね。そこで人間関係とか、コミュニケーションが関わってくるんですね。

私が「暑くないですか?」と言ってスタッフさんが「そうですね」と返すだけだったら「我慢しようかな」となりますけど、「空調を強めましょうか?」と意図を察して言ってくださると…これ「忖度」なんですけど、忖度って元々悪い意味じゃないですからね。こういう配慮はコミュニケーション、人間関係において大事なことで、含意を読み取って行動に出るということがわかってくるんです。

私の初期の研究で、初対面の人に来てもらって話をしてもらい、データを取ってました。そういうことをすると人がどういう風に会話するか、関係を作って行くかというのがわかってきます。それから「日独比較」をして、異文化コミュニケーションに役立てようとか、そういう研究もやっています。…ちょっと幅が広いんですが。

また、談話分析は会話だけではなくて、新聞記事とか、書き言葉も対象にしています。それからチャットのコミュニケーションを分析したりとか。

【佐藤アシスタント】
そして2016年から「芸人Pepperプロジェクト」という企画に取り組んでいるそうですが、これはどういうものですか?

【白井氏】
このプロジェクトに至る前は、「すべらない話の面白さは何か」とか、明石家さんまさんがどうやって面白くゲストの話を引き出していくのかとか、芸人さんのキャラの作り方とか、そういうお笑い番組の分析をやって、研究発表したりしてたんですね。

こういった芸人さんたちの分析をした成果を、どんなふうに発信したらいいのかということを模索していたところに、ロボットのペッパーと漫才をしている吉本の芸人さん「ペッパーズ」の動画を見たんですね。これを見てピンときたんです。これで研究成果を出したり、学生たちが表現したりできるんじゃないかな、と思ったんです。


当ブログでの掲載はここまでです。続きはメルマガ「読むオプエド」をご購読ください。初月無料です。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

言語学が専門の先生が、こんな風にロボットを応用した研究をされているとは、目からウロコでしたね。相手がロボットとは言え、人間とコミュニケーションをとっていく以上は、「談話分析」のようなノウハウ、研究成果がものを言うんですね。白井さんの今後のご活躍が楽しみです。

安保条約、地位協定、そして日米合同委員会…日本は米国の属国として仕組まれている!? 憲法学者 小林節氏がそのカラクリ、そして安倍政権の憲法改正の欺瞞性を喝破する!(2018/04/25)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

読むオプエド Vol.061

安保条約、地位協定、そして日米合同委員会
…日本は米国の属国として仕組まれている!?
憲法学者 小林節氏がそのカラクリ、そして
安倍政権の憲法改正の欺瞞性を喝破する!

2018/04/25

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ゲストに憲法学者 小林節(こばやし・せつ)さんをお迎えし、「憲法と日米関係」というテーマでお話をお聞きしました。レギュラー陣は乃木涼介アンカー、義山望アシスタント、大貫康雄解説委員でお送りします。

———————————-

【義山望アシスタント】
小林さん、大貫さんに、憲法と日米関係についてお伺いします。安倍総理は以前から改憲を訴えており、特に憲法9条に3項を加える案を提案していますね。改憲を訴えていることで、憲法に関心を持つ人も多くなったと思います。この安倍総理改憲案について、小林さんはどう考えていますか?

【小林節氏】
言ってることが支離滅裂なんですね。「9条の1項と2項は変わりません、平和主義も変わりません、専守防衛も変わりません。ただ、災害救助などに頑張っている自衛隊が違憲と言われるかわいそうな状態をなくすために、憲法の中に『自衛隊』を入れれば、違憲論争は消せる」…と言ってるわけですよね。

ところがこないだみたいにモリカケ問題が再炎上した時に、細田さん一任でぽっと出てきたのが、新しい9条の3項を作って「必要な自衛措置が取れる」と。これだと「トランプさんに他でいじめられますから、じゃあ中東に付き合います」ということが出来てしまう。同じ法典で新しい条文と古い条文がぶつかったら、新しい方が優先されますから。9条の2項で「必要最小限の自衛隊しか認めない」となっていたものが、新3項で「必要ならなんでも出来ます」ということになったら「最小限」は消えちゃうじゃないですか。

何のための平和主義か?「気に入らないやつはアメリカと一緒に成敗するんだ」というのは、軍国主義ですよ。専守防衛でもない。「必要があれば地球の裏側でも行く」んですから。

「自衛隊」っていう言葉が入っても、「これって必要ですか?」って言うことが残る。例えばグアム島あたりでアメリカが戦争する時バックアップで助けるということであれば、近いからあり得るかもしれない。でも、中東まで言って一緒に戦争するということになると、「あんたは必要と思うかもしれないけど、私は思わない」という違憲論争が起きると思うんですよね。だから、安倍さんの言ってることは何の説得力もない。

【大貫康雄解説委員】
日本だけでなく、どこの国もそうなんですが、一つ小さな穴を開けると、どんどん拡大していくんですよ。自民党の有力者の古賀さんんも言ってましたけど、「絶対にこれは変えちゃいけない」と。当たり前のことなんですよ。そうでないと小林さんがおっしゃったように、どんどん崩れていくんですよ。元々そうする意図があるんですから。そういうことを含めて、いよいよオスプレイが横田基地にまで配備されます。そうやってなし崩し的に来るわけでしょ?この憲法の問題の骨格を、今日は小林先生に語ってもらいたいですね。

【義山望アシスタント】
こちらにのフリップに「憲法が条文通り政策や法制度に生かされていない」というところを3つまとめました。

まず一つ目、「なぜ米軍人・兵士らの犯罪」は日本の裁判所でさばけないのか?さばいても何故罪が軽くされるのか?」

これは「裁判権放棄の密約、米軍人・兵士の身柄引き渡しの密約」ということなんですが、これはどういうことなんでしょうか?


当ブログでの掲載はここまでです。続きはメルマガ「読むオプエド」をご購読ください。初月無料です。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

憲法の話から始まり、「なぜ日本がアメリカの属国のような立場に置かれているのか?」を解き明かす、大変興味深いお話でした。以前オプエドで、鳩山政権の時外務官僚がニセの「極秘文書」を捏造して、当時の鳩山首相の普天間基地の「最低でも県外移転」の公約を潰したというスクープを、鳩山元首相自身が明かしたことがありましたが、そんな風に日本の中には、日本人でありながら、日本よりもアメリカの国益のために働いている「獅子身中の虫」とも言える官僚や政治家が巣食っている、という現実があるようです。

これを徹底的に国家の中枢から追い出さないと、日本はいつまでもアメリカの属国のような立場から脱出できないのではないでしょうか?

80%が「東京五輪のボランティアに参加したい」と言っていた大学生が、本間氏の講義を聞いたあとは0%に…著述家 本間龍氏が五輪ボランティアの容赦ない実態を暴露!(2018/04/24)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

読むオプエド Vol.060

80%が「東京五輪のボランティアに参加した
い」と言っていた大学生が、本間氏の講義を
聞いたあとは0%に…著述家 本間龍氏が五輪
ボランティアの容赦ない実態を暴露!

2018/04/24

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ゲストは著述家本間龍(ほんま・りゅう)さん。東京オリンピックのタダボランティア問題についてお聞きします。レギュラー陣は手塚マキアンカー、義山望アシスタント、上杉隆解説委員です。

———————————-

【義山望アシスタント】
ここから本間さんに、タダボランティアついてお伺いします。先週、ある大学の法学部1年生に東京五輪ボランティアついて講義したそうですね?どのような内容だったんでしょうか?

【本間龍氏】
毎年呼んでいただいて90分一コマ講義をやってたんですが、今年は五輪ボランティアの話をまとめてみました。講義の1週間前にアンケートを取ったんですが…

・東京五輪に興味がある     21人 100%
・五輪ボランティアに参加したい 16人 80%

僕が想像していたよりもボランティア希望者の割合が高かった(80%)ですね。

このアンケートを取ったあとに五輪ボランティアの内情を説明して、その後に皆さんがどう思ったかをもう一回聞いてみようという流れだったんです。

講義の内容は、まずボランティアの活動分野ですが、一番多く人手が必要なのが、「案内」というやつ。会場内外で観光客に「並んでください」とかっていう、あれですよ。あとチケットのもぎりとか、セキュリティチェックとか。これに大体2万5千人ぐらい必要だと言うんです。これがまず大変なんですよ。真夏の酷暑の中、ほぼ外で活動するわけですから。でも、学生たちはこれに回されるとは思ってないんですよね。

応募条件は1日8時間程度で、10日以上できる人。オリパラ両方を希望する場合は20日以上。これは相当時間に余裕があって、お金もある人じゃないと参加できないですよね。…こんな内容を講義で説明しました。

その次に「組織委員会は凄く金を集めていて、高給取りである」ということを説明しました。推定ですが、協賛金の合計は4170億円ほどになります。だからお金はあるんです。

では、なぜオリンピックの運営は無償ボランティアでやるのか?招致委員会が提出した立候補ファイルでのスポンサー見込み金額は920億円。それが4000億円以上集まってるんだから、ウハウハでチケットはただで配ってもいいぐらいお金は集まってるんです。しかし、電通、JOCの利益の独占をほとんどのメディアが報じません。自分たちのサイフについては一切公表しない。

———————————-

当ブログでの掲載はここまでです。続きはメルマガ「読むオプエド」をご購読ください。初月無料です。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

いやあ、相変わらず本間さんの話はわかりやすくて明快ですね。東京五輪のタダボラの実態は一向に改善の見込みがないようです。少しでもオリンピックの実態が正確に多くの人に伝わってほしいものだと思います。