国有地払い下げ (森友) 問題の黒塗りが外れた文書と、黒塗りの文書は字の大きさが違う!?深まる疑惑を川内博史議員に訊く(2018/02/21)

2月21日のニューズ・オプエドは、衆議院議員の川内博史さんをお迎えして、大阪の国有地払い下げ問題(森友学園問題)についてお話を伺いました。解説委員は玉川大学准教授の平林壮郎さんです。


【アシスタント 義山望】
今月16日、確定申告初日に国税庁前で佐川長官に対する抗議デモが行われましたが、国有地払下げ問題について改めて国会の現状はどうなっているでしょうか?

【川内博史議員】
この森友学園に対する豊中市の国有地の売却については、財政法9条違反、不当な値下げが行われていたと言う事は、すでに確定をしています。それを隠蔽するために様々な書類を廃棄し、国会で「ありません、ありません」と答弁しました。しかし新たな文書が昨年から今年にかけて出てきて、「あったじゃないか」と言うことになっているんです。

福田康夫元総理が森友学園の問題に関して、「政治や行政がこのようなことをしていたら国家が崩壊する」と言うことを懸念されていらっしゃいます。これは自民党議員の先生方にも「これでいいのか?」と問われる問題。佐川さんや安倍昭恵夫人、籠池夫妻ももう一度証人として喚問しなければならないと思います。

なぜこんなことになってしまったのか?…財務省って日本で一番優秀な人たちが仕事をする役所ですよね。その役所でこんないい加減なことが起きていることをですね、「まあ、別にいいんじゃないの?」と、それでいいんですか?安倍さんは「そのうちみんな忘れるから」と思ってるかもしれないですが、このままこれを放置したら、それこそ国が崩壊しますよ。だって「好きにやっていいんだもん」ってことになりますから。で、「都合が悪くなったら捨てちゃえばいいんだ」と言うことになるわけで、それは大変良くない。

国会では野党が揃って先程の「働き方改革」に絡むデータの偽造なのか、捏造なのか、単なるミスなのか?…そこは別にしてですね、この働き方改革法案を国会に提出してはならないと言う事と、それから森友問題に関する証人を喚問すべきであると。この二点を野党で一致させて、今衆議院の予算委員会で、最終的な山場にさしかかる所ですね。

〜中略〜

【乃木涼介アンカー】
政府・官僚・国を調査し、しっかり監視する役目が野党であるわけですからね。

【川内議員】
そうなんです。オプエドで世にデビューした森友学園の設置趣意書ですけども、この黒塗りが外れて公開されたわけですね。

籠池さんはここ(タイトルの黒塗り部分)に「安倍晋三記念小学校」と書いてあると言ったわけですけども、実際黒塗りが外れて出てきたのは「開成小学校」だったんですね。だけど実は、黒塗りが外れた設置趣意書と、この黒塗りの設置趣意書は字の大きさが違うんですよ。今日理財局長に聞いたらですね、「もともとのやつを110%拡大コピーしたのがこれ(黒塗りが外れた設置趣意書)です」って言うんですよ。「なんでそんな疑われるようなことをするんですか?」って言ったら、「それは35年前から続いている財務省の伝統でございます」って…ますますワケワカランみたいな(笑)。…本当に、いろんなことに気づけば気づくほど、おかしなことがいっぱいあるんですよ。

【乃木アンカー】
平林さんいかがですか?

【平林壮郎解説委員】
何か都合がわるいことを隠してると思わざるをえないような話ですよね。一つ嘘をつくとまた嘘をつかなきゃならなくなって、それが今一つずつ出てきているわけですね。さきほどの川内さんが地元の人に「もっと政策の議論を」と言われたって言う話ですが、これはもう政策以前の「日本が法治の国なのか、人治の国なのか」という、まさに日本の国の根幹に関わる話なんですよ。ですからこれはなおざりには出来ない。簡単なことで、関係者に国会に来てもらって、証言してもらう…佐川さん、安倍昭恵さん…この証言がないからいつまでもダラダラ続くことになるんですよ。


「モリカケ問題はもう詰んでいる」とよく言われます。今回のお話を聞いてもまさにそのとおりだと思いますが、それでも官僚も政治家も誰一人責任を問われることはないし、佐川氏や昭恵夫人の証人喚問が行われることもない。それだけの権限を昨年の総選挙で安倍政権に与えてしまったのは、他ならぬ私達国民なのだということは自覚しなければいけないでしょう。この他にも籠池夫妻が長期勾留されていることについてなど、国有地払い下げ問題に関する様々なことをお聞きしていますので、是非番組サイトで本編を御覧ください。

また、番組後半では川内議員が所属する立憲民主党について、野党第一党として今後どのように与党に挑み、政権交代を目指していくのかなどをお聞きしています。そちらの方も番組サイトでご視聴ください。

2月21日放送分は、22日の16時まで無料会員登録(ブロンズプラン)でご視聴いただけます。それ以降、および番組開始から60分を過ぎる部分のご視聴には、シルバープラン以上の有料会員登録が必要です。


【お知らせ】

みんなで作る報道番組「上杉隆のザ・リテラシー」、次回は3月3日土曜の配信です。ゲストは合同会社アイキュベータ 代表社員の松田雄馬さん。先日オプエドにもご出演いただきAIに関する様々な興味深いお話を伺いましたが、さらにディープな話題が聞けそうですね。どうぞお楽しみに!

「ザ・リテラシー」の番組制作は、クラウドファンディングによって行われています。番組後半はクラウドファンディング支援者向けの限定配信となりますので、下記サイトからぜひ御協力をお願い致します。