国の岩盤規制が阻んでいる、Uberなどのライドシェア・サービスが日本で普及するにはどうしたらいいのか?(2018/02/20)

2月20日のニューズオプエド後半の特集は、ニューモデルマガジンX編集長の神領貢さんにライドシェアについてお話を伺いました。解説委員は東洋大学教授の薬師寺克行さん、アンカーは手塚マキさんです。


【アシスタント 佐藤由季】
こちらのニューモデルマガジンX3月号にNOBORDERのニューヨーク支局長 笹野大輔さんが、Uberについて記事を書いています。

Uberなどのタクシーに代わる配車サービス(ライドシェア)は、海外ではだいぶ主流になってきているそうですね。

【神領貢氏】
アメリカ、ヨーロッパの一部、中国などのアジアで、都市部を中心に普及してきてますね。ライドシェアは自家用車で個人が不特定の人を載せてお金をいただく。スマホアプリでクルマを呼び、決済する…というとても便利なシステムです。

【手塚マキアンカー】
僕は海外旅行によく行くんですけど、景色が変わりましたね。空港につくとまずUber。行先もスマホで設定でき、交渉の必要もなく、勝手に連れて行ってくれる。お金を払う手間もない。Uberがあるかないかで海外旅行の行き先が変わるぐらい世界が違いますね。

【神領氏】
日本では国がライドシェアを堰き止めてます。理由はまず一つは、安全性が担保できるのか?…乗ってて不安になることはないかは、手塚さんどうですか?

【手塚アンカー】
今まで一回もないですね。流しのタクシーに乗るほうが不安です。そっちのほうがぼったくられるし。Uberは相手の顔も見えるし、評価も出てるし…。僕自身も乗り手として評価されるんです。僕の星が何個って。僕も選ばれるかどうか、評価されるんです。それでお互いマッチングしてから乗るから…ほんとにいいんですね。どうして日本にないかが理解できないぐらい。毎日イライラしてます(笑)。

【神領氏】
今日も国交省と話をしたんですが、「安心安全の確保を言うんだけど、じゃあUberやリフトには何が足らないの?」と聞くと、ちゃんと答えられないんですよ。手塚さんの話はまさにそれで「お互いに顔が見えて評価されて、十分に信頼関係あるじゃないか」と。

〜中略〜

【アシスタント 佐藤】
薬師寺先生はどのようにお考えですか?

【薬師寺克行解説委員】
Uberを使ったことはないけど、新しいビジネスに最も抵抗があるのが日本ですよね。今ある産業のための基準とか資格を国が作って、誰でも参入できないようにするので、既存の企業は安心してビジネスが出来る。そこで得た収入を政治献金として自民党に渡す。自民党はそれで議席を得る。役所は天下り先が確保される…こういうことですね。これでどんどん国が衰退しているわけです。

〜中略〜

【アシスタント 佐藤】
今朝神領さんが石井国交大臣に質問したんですね。こちらです。

【神領氏】
官僚言葉で「極めて慎重な対応」ってことは、やらないってことですからね(笑)。これは私達が言わなきゃダメですね。その結果「サービスがなってない」とか、「遠回りされた」などの不利益もたまにはあるかもしれないけど…。

【手塚アンカー】
でもUberは遠回りになっても料金は一緒なんですよ。行き先を決めた時点で料金は決まっているので。どんなに混んでいようが、どんなに遠回りされてようが三千円は三千円。だから揉め事がないんです。しかも安い。タクシーの半分ぐらいです。


…先日の笹野さんのニューヨークレポートにもありましたが、Uberなどのライドシェア・サービスは本当に利用者にとってメリットが多い、画期的なシステムのようですね。そしていつものように日本では政・官・業の癒着がその普及を阻んでいると…。それを変えていくには、私達国民が声を上げていく以外になさそうです。ここに書いた内容は番組のごく一部ですので、さらに詳しい内容は是非番組サイトで本編をご視聴ください。

そしてこのあとの有料時間帯の「薬師寺教授の注目ニュース」は「preenptive / preventive」がテーマ。北朝鮮に対してアメリカが攻撃をするとすれば、それは国際法上合法な「先制攻撃」なのか、違法な「予防戦争」なのか…どちらとみなすかについて解説されました。

そちらの方も詳しい内容は是非番組サイトで本編をご視聴ください。

2月20日放送分は、2月21日の16時まで無料会員登録(ブロンズプラン)でご視聴いただけます。それ以降、および番組開始から60分を過ぎる部分のご視聴には、シルバープラン以上の有料会員登録が必要です。


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