ボランティアは交通費も宿泊費も自前!さらに小学生まで動員!…東京オリンピックの問題点を本間龍氏が追及(2018/02/06)

2月6日のニューズオプエドのゲストは 、著述家 本間龍さん。オリンピックの無料ボランティア問題についてじっくりお話を伺いました。


【アシスタント 義山望】
9日開幕が迫った平昌オリンピックで、ボランティア 辞退が相次いでいるそうですが…。

【本間龍氏】
そうなんですよ。

【本間氏】
ボランティアの環境が劣悪だということで、集めた1万8千人のボランティア中、すでに2000人が逃げちゃった。1割以上。とにかく宿舎が遠い。しかもこの極寒の中、温水が出ない。今開会式のリハをやってるんですが、そこでもまたボランティアが100人ボイコット。すごいですよね。それでも組織委員会は「特に問題ない」と言っているそうです(笑)。

【上杉隆アンカー】
だったら最初からその分募集しなきゃいいじゃん。…でもこれ、冗談のようですけど、気候は逆でも、2年後に東京で起こることを予見してますよね。酷暑で働かされてお金ももらえない。泊まるところも遠い…。

【本間氏】
まず間違いなく、東京オリンピックの合わせ鏡のようになってると思うんですよね。東京も今ホテルをバンバン建ててますけど、そのホテルに泊まれるのは観光客とか、お金のある人達、ボランティアの宿舎は遠いところにはじき出されると思います。…累計でボランティアは11万人ですからね。

【上杉アンカー】
すごいですよね。で、お金(宿泊費)は自分で払うんですよね。オリンピック期間中は、どのイベントもそうですけど、高くなるんですよ。

【本間氏】
全国から募集してますからね。そうすると、東京中心部に近いところに泊まろうとすると、えらい高くなってしまうわけです。それでも、「交通費、宿泊費は自前でね」って言うことですからね。

〜中略〜

東京オリンピックのスポンサーに名を連ねるマスコミ各社

【上杉アンカー】
そもそも、メディアがオリンピックのスポンサーになっていることがおかしいんですよ。海外でも同じケースはあるんですが、その場合は取材しちゃいけないんです。フェアじゃないから。取材パスでなく、関係者パスになるんです。取材したかったら、スポンサーを降りなくちゃいけない。…でも(東京オリンピックは)事実上全社(スポンサーに)入ってるから。みんな報道じゃなくて「応援」になっちゃうんです。更にお金出してるから、どんな不祥事が起ころうと出せなくなるんです。

【本間氏】
だからこの(平昌オリンピックの不祥事の)産経みたいな記事が出るかなあ、って。東京でもしこういうことが起こった場合に。現場では事件が起こって大騒ぎになってるのに、それをどこも報道しない、ということになるんじゃないかと…。

【上杉アンカー】
まあ、出ないでしょうね。

〜中略〜

【本間氏】
それでですね、この(オリンピック組織委員会が出してる「東京2020大会に向けたボランティア戦略について」の)中身なんですが、「多用な参加者の活動促進」という項目で、アが「障がい者」、イが「児童・生徒」ってありますよね。すごいですよ、小学生も中学生も高校生も大学生も、根こそぎボランティアに参加させようとしてますよ。さらに障がい者まで。これすごいでしょ。

【上杉アンカー】
これは日本では100年ぶりの「学徒動員」じゃないですか?

【本間氏】
だけどウで「働く世代・子育て世代」ってありますよね?ここまで来たら「シニア世代」があっても良さそうなんですけど、それはない。いらないんです。なんでかというと、酷暑で死んじゃうから。集める気がないんでしょう。

【上杉アンカー】
児童の就労は世界的に禁止されてるんですよ。「就労じゃなく、ボランティアだから」と言っても、学校が「行け」と言ったら、事実上行かなくちゃいけないんですから。


この他にもたくさんの問題が話題が登り、東京オリンピックの問題点が浮き彫りとなりました。ここに取り上げたのはほんの一部ですので、是非番組サイトで全編をご覧ください。

2月6日放送分は、2月7日の16時まで無料会員登録(ブロンズプラン)でご視聴いただけます。それ以降、および番組開始から60分を過ぎる部分のご視聴には、シルバープラン以上の有料会員登録が必要です。