《Voice of FUKUSHIMA》富岡町で震災後初めての成人式。嬉しさの反面、戸惑いも…(2018/01/11)

ヴォイス・オブ・フクシマ、2018年一回目は成人式の話題。いつもの通りラジオパーソナリティとして現地の声を届ける久保田彩乃さんのレポートです。


【久保田彩乃氏】
福島県の新成人は16,900人ほどで県人口の0.91%。やはり少子高齢化が進んでいる現状です。

富岡町では原発事故以来、70km離れた郡山市で成人式をやってきましたが、昨年4月に避難指示が解除されたので、約7年ぶりに富岡町現地での開催になりました。同じく浪江町も7年ぶりに地元で成人式を開催。富岡町は100人の新成人が集まりました。

【新成人の声】
・震災後、私達が初めて地元での成人式で、素直に嬉しい。懐かしい風景も見れた。
・嬉しく思うけど、情報はきちんと押さえておかなければ、という意識はある。

【久保田氏】
とても真面目な新成人でした。今年の新成人は震災当時中学1年生。友だちと会うのも、町に入るのも7年ぶり。「懐かしい」という声もあるが、中には「全く変わってしまって、記憶に残っている風景はもうない」という人も。

【親御さんの声】
・複雑です。
・うれしいですけど、人数が少ないのが寂しい。
・これからも故郷を忘れないで欲しい。

【久保田氏】
親御さんのほうが、子どもたちが富岡町に住むことについて少し悲観的な感じでした。課題と感じたのは、来年の新成人は震災当時小学六年生で、卒業した中学校の学区で成人式を行うのが一般的な現在、来年以降の新成人が富岡町で成人式を行うのはどうなのか、ということがあります。しかも7年も経過すると、新成人にとっては富岡町での思い出が徐々になくなりつつあります

【蟹瀬誠一アンカー】
「避難先に7年」と言葉ではサラッと言えるけど、これは異常なことで、世界的にも特異なケースですよね。

【久保田氏】
子どもたちにとっての7年はものすごく大きいですよね。


ここに書いた内容はダイジェストです。全編は是非番組サイトで御視聴ください。

1月11日放送分は、12日の16時まで無料会員登録(ブロンズプラン)でご視聴いただけます。それ以降、および番組開始から60分を過ぎる部分のご視聴には、シルバープラン以上の有料会員登録が必要です。


【お知らせ】

みんなで作る報道番組「上杉隆のザ・リテラシー」、来月は2月3日土曜の配信です。ゲストはIWJ代表の岩上安身さん。どうぞお楽しみに!

2月以降の「ザ・リテラシー」の配信は、現在すでに募集が始まっている第4期クラウドファンディングの対象となります。番組後半はクラウドファンディング支援者向けの限定配信となりますので、下記サイトからぜひ御協力をお願い致します。

  • 上杉隆の「ザ・リテラシー」(第4期)


  • 2018年よりニューズ・オプエドでは新しく「解説委員制度」がスタートしました。解説委員に就任したのはレギュラー陣の中から大貫康雄さん、薬師寺克行さん、平林壮郎さん、そして上杉隆です。新しくなったニューズ・オプエドをどうぞお楽しみに!